ヤマイモ(むかご)の育て方

ヤマイモ(むかご)の育て方

ヤマイモ自体は地中に伸びて育っていく作物になります。地上に出ている部分は、蔓が枝分かれして伸びていき、たくさんの葉を付けます。その枝分かれする部分に出来るのが、むかごです。上記であげたようにこのむかごは大変栄養万点です。日本人に不足しがちな鉄分やカリウム、マグネシウムなどたっぷり含まれています。

育てる環境について

酸性の土壌を大変嫌うので、植えつける10日前くらいに苦土石灰を土に混ぜておくと良いでしょう。日当たりは良い場所を好むので出来るだけ日が当たる場所で栽培する必要があります。生育に適した温度は17~27℃、連作障害があるので一度植えたら3~4年は空けるようにしましょう。むかごは成熟すると地表に落ちてしまいます。

落ちてしまう前に収穫すればおいしい成熟した旬のものを食べる事ができます。むかごから育てた場合、ヤマイモ収穫は3年後と時間がかかりますが、一度なると毎年収穫することが出来るので、是非収穫を楽しみにしてみましょう。また適度な水分を保つ必要があります。また冷涼な環境を好むので、出来るだけ風通しの良い場所で育てるようにしましょう。

また日当たりを好みますが暑くなりすぎると困るので、日が早めに沈む場所で育てる方が良いでしょう。また、水分を必要としますが、出来るだけ水はけの良い場所で育てるようにしましょう。なかなか育てる環境にぴったりの場所を見つけるのが難しいかもしれませんが、出来るだけこの環境に近付けるようにしてみましょう。

環境の配慮が難しい作物ですが、収穫する楽しみがあります。しっかり育て是非成長を楽しんでみましょう。家族みんなで栽培しても良いでしょう。収穫まで少し時間がかかってしまいますが、またそれも楽しみです。是非庭先などで栽培を楽しんでみましょう。また、田んぼなどの土壌では成長しない場合があるので注意しましょう。

種付けや水やり、肥料について

植え付けは平均地温が10℃以上となる4月中旬に行うと良いでしょう。芽が5cm程度伸びたものを定植していきます。こまめにかん水し、適度に土の水分を保つようにしていきましょう。また、肥料をあげる場合は化学肥料・化学農薬に弱いので極力使用しないようにしましょう。また、周りの臭気を吸収する性質があるので、匂いを吸着してしまいます。

その為、畜糞を使用するのは出来るだけやめましょう。プランターや庭先でも栽培することが出来ます。プランターであれば30cm以上もある少し深めのものを用意して行きましょう。植えつける2週間くらい前に苦土石灰100g/mlを入れて耕やしておくと良いでしょう。また、7月中~下旬頃に追肥すると良いでしょう。

水をあげる場合は土の表面が乾いてきたらあげるようにしましょう。あまり乾燥してしまうと生育に影響が出てしまうので、こまめにチェックするようにしましょう。秋に葉っぱが黄色く色づいてきた頃、ついつい収穫したくなってしまいますがこの時期はまだ収穫時期ではありません。まだ、成長期の段階です。

晩秋に蔓が完全に枯れた後からが、収穫時期になり食べ頃になります。指で触った時にポロっと落ちるかどうか確認してみましょう。土の状態に気をつける事で、比較的簡単に育てる事が出来ます。庭でも土壌の環境さえ良ければしっかり育てる事が出来ます。また、蔓が結構伸びてしまうので支柱などで支える必要があります。

増やし方や害虫について

ヤマイモから育てる場合は4月頃に植えると良いでしょう。収穫したむかごから育てる場合は収穫してすぐに土に埋めておくと良いでしょう。むかごから増やす場合は、ヤマイモ自体を収穫できるようになるまでは数年かかってしまいますが、むかごは毎年収穫することができます。

そのまま放置しておいても、自然にむかごが地表に落ちて芽を出していきます。すぐに植えない場合は、収穫したむかごは乾燥しないように新聞紙などに包んで密閉することが出来る容器に入れて、冷蔵庫などの涼しい場所で乾燥と発芽を抑えるように保管しておきましょう。それを植え付ける際は、2週間前くらい室温にしておきそれを使用します。

害虫は”キイロスズメ”がいます。この虫の幼虫はヤマイモの葉を好んで食べるので、油断してると葉を食いつくされてしまい茎だけになってしまうので注意しましょう。比較的蛾が付いてついてしまう事が多いので、見つけ次第退治するようにしましょう。他に、ハダニやアブラムシ、ヤマノイモハムシなどが発生しやすいので注意しましょう。

また、定期的に葉の状態をチェックして虫がついていないか確認をしましょう。特に雨上がりなどに出やすくなっているのでその際はチェックしましょう。せっかく上手く栽培をする事が出来たのに、害虫にやられてしまってはもったいないですよね。そうなってしまわないようにしっかり駆除する必要があります。成長すればたくさん収穫が出来るので、育て方を覚え是非家庭で楽しみましょう。

ヤマイモ(むかご)の歴史

スーパーなどで良く見かけるヤマイモ。とてもおいしい食べ物ですよね。実はそのヤマイモから”むかご”が取れるのを知っていすか。原産国が日本のヤマイモは、日本の本州から九州までを生息地としているものになります。このむかごは、ヤマイモの葉の付け根にできる丸くてころころとした球芽です。いわゆるヤマイモの赤ちゃんになります。

ゆでて食べたり、ご飯に入れて一緒に炊くだけでもおいしく頂く事が出来ます。料理法も簡単で、クセがないので色々な料理に使用することが出来るので便利です。歴史は何とお米の歴史よりも古く、縄文時代から食べられていたと言われています。歴史書や小説などにも記述は大変多く、古くから食べられているものだと知る事が出来ます。

あの有名な”平家物語”にも、平忠盛と白河院が零余子(むかご)を手に持ちながら、祇園女御の生んだ子供について話している場面が書かれています。他の書籍にもたびたび登場する人気の食べ物です。この存在をあまり知らない人も多くいますが、実際食べてみると本当においしいです。

また、栄養も豊富に含まれているので是非頂きたい食べ物です。古くから人々に愛されてきたむかごは、たまにスーパーなどでも見かける事が出来ます。栄養価はヤマイモとほぼ一緒です。ホクホクとした食感がなんともいえず、おいしく頂く事が出来ます。是非スーパーなどで見かけたら手に取ってみてください。また自分で栽培する事も出来るのでお勧めです。

ヤマイモ(むかご)の特徴

ヤマイモ自体は地中に伸びて育っていく作物になります。地上に出ている部分は、蔓が枝分かれして伸びていき、たくさんの葉を付けます。その枝分かれする部分に出来るのが、むかごです。上記であげたようにこのむかごは大変栄養万点です。日本人に不足しがちな鉄分やカリウム、マグネシウムなどたっぷり含まれています。

また、皮を剥かなくても食べる事が出来ますごと食べることができます。このムカゴは、8月下旬頃になり始め、9月中旬に強い風が吹いてくると自然に落下してしまいます。大きさは5~10mm程度で、大変小さなものになります。1本の蔓から、100個くらい収穫することが出来るので是非食べてみましょう。

山などでも見かける事がありますが、この存在をしらない人も多く、結構見過ごしてしまいます。実はこのムカゴはヤマイモの種や実ではありません。実際ヤマイモの実は別にあります。地面に落ちると翌年の春に芽を出して、ヤマイモとして育ちます。他にもオニユリやノビルなどにも出来る事があります。

ヤマイモの種は風に飛ばされ色々な場所で芽を出す事が出来ますが、このムカゴは地面に落ちてそこで芽を伸ばしていきます。植物達は、子孫を残す為に色々な方法を取っているんですね。こうやって自然の中でどんどん繁殖をし、子孫を絶やさないように工夫しています。植物の生命力の強さをあらためて感じるものではないでしょうか。是非この特徴をしっかり覚えておきましょう。

pixta_nigera

ニゲラの育て方

地中海沿岸から西アジアが原産の一年草の植物です。ニゲラの仲間はおよそ15種類がこの場所を生息地としています。この中でもニ...

pixta_serinsemayoru

セリンセ・マヨールの育て方

セリンセ・マヨールは、セリンセの園芸品種です。セリンセはムラサキ科キバナルリソウ属の一年生です。「黄花瑠璃草」という和名...

pixta_sterunbergia

ステルンベルギアの育て方

ステルンベルギアの名前の由来は19世紀に活躍したオーストラリアの植物学者であるシュテルンベルク氏に因んだものです。他にも...

pixta_himeyuzuriha

ひめゆずりはの育て方

この植物は被子植物で真正双子葉類となります。その中でもコア真正双子葉類にも該当します。ユキノシタ目、ユズリハ科、ユズリハ...

pixta_shikuramen

シクラメンの育て方

シクラメンはもともと地中海沿岸地域の山地を生息地としている、サクラソウ科の原種であるシクラメンを基にして、品種改良を加え...

pixta_harushagiku

ハルジャギクの育て方

ハルジャギクは、キク科ハルジャギク属の一年草になります。学名は、CoreopsisTinctoriaと言います。そして、...

pixta_naganegi_01

長ねぎの育て方

長ねぎの他、一般的なねぎの原産地は中国西部あるいはシベリア南部のアルタイル地方を生息地にしていたのではないかといわれてい...

pixta_koyoba

コヨバ(エバーフレッシュ)の育て方

マメ科コヨバ属の植物である、コヨバ(エバーフレッシュ)は日本においては、原産地である南アメリカのボリビアから沖縄の生産者...

pixta_siso11

シソの栽培と育て方プラス収穫後の楽しみ

日本人の好むシソは香草であり、料理の添え物や天ぷら、薬味、漬物などに使用されています。大きく分けると青シソと赤シソの2種...

tropical flower pink adenium. Desert rose

アデニウムの育て方

アデニウム/学名・Adenium/キョウチクトウ科・アデニウム属です。アデニウムは、南アフリカや南西アフリカなど赤道付近...

スポンサーリンク

pixta_nokonggiku

ノコンギクの育て方

ノコンギクの歴史としまして、伝統的にはこの種には長らく「...

pixta_juzusango

ジュズサンゴの育て方

花期は夏から秋頃になります。果実が見煮るのは9月から11...

pixta_wadan

ワダンの育て方

この植物は花から見てもわかりますが、キク科アゼトウナ属で...

pixta_goya_02

ゴーヤーともよばれて...

ゴーヤーは東南アジア原産の、特有の苦味があるつる性の野菜...