ミントブッシュの育て方

ミントブッシュの育て方

シソ科の常緑低木の中でブッシュ状に茂る植物がミントブッシュであり、固有の原産・生息地となるのが豪州いわゆるオーストラリアです。名前の由来としてはプロステーケとアンテラからなり、葯に付属体が付くその姿見に由来している特徴を持っています。

育てる環境について

国内で盛んに栽培されている種類のミントブッシュは、暑さや寒さに対しての耐性が若干弱く、南の方では庭植えが可能となりますが、冬越しを行う場合には霜よけを必要とし、寒波の訪れる環境下では時と場合によって霜枯れしてしまいやすく、季節ごとに管理ができる場所変え可能な鉢植えで育てるのが適しています。

庭植えは根が丈夫になる3年目以降が適しており、直射日光は避けた日当たりの良い環境下で育てます。夏時期の日光や西日が当たる場所はなるべく避け、半日陰また暖かい場所で育てますが、冬の時期には寒風や霜などを防ぐために室内で観葉植物として育てるのが最適です。

原産地同様に乾燥には強いものの、ジメジメとした湿気を嫌うために水はけのよい場所や用土、風通しの良い環境下で栽培することで夏枯れを防ぐことができ、翌年の花付きを良くすることが可能です。そのため、適温となるのが10度から25度の環境下で栽培管理します。ミントブッシュへ当てる日射しの加減は季節によって異なるのが特徴で、

春と秋は日当たりを重視し、梅雨時期は長雨となるために過湿を嫌う植物ですから鉢ごと軒下へ移動させ、夏は半日陰で風通しを良くし、冬は室内管理です。年々、環境に柔軟に適応していくため、環境が合えば大きく成長し、管理に神経質になる必要のない放置栽培も可能にする魅力を持っていますし、グリーンカーテンやはい性のタイプはハンキングまたコンテナ栽培が向いており、様々な環境で楽しめます。

種付けや水やり、肥料について

流通しているミントブッシュは殆どが苗からの株分けされた物が出回っており、ハーブタネから育てるよりも育てやすい特徴を持っており、発芽した株をポットから取り出して鉢へと植え替えます。水はけの良い土壌を好むために用土としては、花の培養土に川砂を混ぜた用土をはじめ、ハーブ用となる土も1年目の栽培には適しています。

植え替え時期となるのが花咲きが一段落する5月以降が適期であり、花植物の多くは根をほぐしてから鉢へと植え付けますが、ミントブッシュの場合には株が弱ってしまう要因となるために根を崩さずにポットよりも一回り大きな鉢に植え替えを行います。管理として1週間程度は半日陰で管理し、その後日当たりの良い場所へ移動させます。

水やりも季節によって与え方が異なるのが特徴で、春から秋にかけては土の表面が乾いてから水を鉢底から流れ出る程度までたっぷり与え、冬時期は休眠期であり、生育も鈍くなるために水をあまり必要としないために5日に1回程度の控えた水やりで十分です。肥料での注意点として、

多の低木と異なり多肥を嫌うために用土に腐葉土を混ぜていれば元肥は十分であり、追肥は最盛期となる5月から7月、さらに10月からの秋時期に数倍に薄めた液体肥料を与えます。与える頻度としては、約1週間から2週間に1度の追肥で十分に育ちますが、水持ちが良い土として腐葉土などの有機質の肥料を冬時期に与えておくことで強健に育つ魅力があります。

増やし方や害虫について

ミントブッシュは常緑低木であり、増やして楽しむことも可能で、増やし方として一般的なのが挿し木です。適期となるのが花が咲き終わった6月から初夏の頃で、切り戻した枝を使うことで手軽に増やすことができます。6月頃だけではなく初秋にも挿し木を行うことが可能で、芽のついた枝を10cmから15cmの長さにナイフなどの刃物で切り取り、下葉を取り除き、切り口を清潔な水に浸けて給水させます。

その後、平鉢に赤玉土を水で湿らせ、箸や指を使い斜めに穴を開けてから給水させた枝を挿して半日陰で管理することによって約2週間から1ヶ月程度で発根します。ここでの注意点としては、土を乾燥させないように水やりを行う点です。発根した後は小さな鉢に仮植えし、2週間に1度の割合で薄めた液体肥料を与え、植え付けは秋口が適期で、

比較的簡単に挿し木で増やせるのもこの植物の特徴です。挿し木に使用する用土は培養土などの肥料入りではなく、鹿沼土小粒などの単用が向いており、新芽が出てくる頃に先端の摘心を行うことで株を大きくすることができます。上記に挙げた育て方で栽培することによって、病害虫に強い株へと育つのも特徴であり、その独特の香りから害虫に強い性質を持っていますが、

花が咲く春の時期には花の香りに誘われて害虫がつく場合があるものの、薬剤を土に散布しておく対策で十分にケアできるのも育てやすいと支持されている理由に挙げられています。花の咲き終わった後、枝を短く切り戻すことによって茂る葉っぱに付着しやすい害虫対策にも繋がり、枝数が増えることによって花数も自ずと増えるため、切り戻しから増やす場合には樹形を整える作業もポイントになります。

ミントブッシュの歴史

シソ科の常緑低木の中でブッシュ状に茂る植物がミントブッシュであり、固有の原産・生息地となるのが豪州いわゆるオーストラリアです。名前の由来としてはプロステーケとアンテラからなり、葯に付属体が付くその姿見に由来している特徴を持っています。シソ科であり、その名の通りに葉っぱにはミントのような爽やかな清涼感のある香りがあり、

歴史を紐解いていくと原産・生息地であるオーストラリアの固有種の中でも60種程度が現在も分布しており、国内に流通や普及しはじめる年代となるのが1990年以降のことです。60種ほどの品種がある中で、国内には紫色の花を咲かせるオファリフォリアやロツンディフォリアが鉢花として春先に流通しています。ミントブッシュはその葉っぱの香りから、

古来より様々な利用法で親しまれており、葉っぱに含まれる香り成分は古来より殺菌効果のある揮発性オイルとして利用されている歴史が色濃く残されており、原産地の原住民の間においては成分を抽出し、その浸出液を風邪などの症状に効果的となる外用薬として活用していた歴史が存在しています。

さらにミントの香りがする葉っぱをはじめ、その花にも芳醇な香りがすることから、乾燥させてポプリなどの香り袋として古来から利用しており、現在もその香りの活用は盛んに行われています。観賞用としてまたハーブとしても栽培が行われており、香りを生かして庭木として様々な種類が世界に流通している歴史が存在しています。

ミントブッシュの特徴

シソ科でミントブッシュと呼ばれている常緑低木は、別名にプロスタンセラの名を持ち、樹高は20cmから2mにまで成長する比較的育てやすい植物です。上記で挙げた通り、葉っぱからはミントのようなメントール系の香りを放つのが最大の特徴であり、ブッシュの名の通りに細かく枝分かれた葉っぱが密集します。

ブッシュの特徴として、灌木となる低木のことを指しており、地際から何本もの枝を出して茂る状態をブッシュ状と言います。国内で流通して栽培されている種類の中には、銀白色の葉っぱが特徴的なバクステリーセリケアや茎がはうようにうねるデンティキュラータなどの種類もあり、その多くがミントに似た香りを漂わせることからミントブッシュと広く呼ばれています。

花の開花は4月から5月で、赤色から青紫色、白色などの小花が最盛期には次から次に咲き乱れ、気候などによっては初夏まで花を楽しむことのできる植物です。独特の香りを持つ葉っぱには丸いタイプと細いタイプの2種類が出回っており、葉っぱの大きさは1cmから5cm程度であるのも特徴の1つで、

縁は不規則な波状の鋸歯また全縁であるのが特徴で、樹木高は種類によっては約2mまで育つため、鉢植えだけではなく温暖な地域であれば庭植えにも適している植物です。四季に応じての楽しみ方ができるのも特徴で、春から初夏にかけては花が見頃であり、葉っぱは周年、乾燥させて香りを楽しむ場合には秋口からが適しています。

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