ジャックフルーツの育て方

ジャックフルーツの育て方

果実の大きさは世界最大として知られています。世界最大の実をぶら下げているのは、太い幹です。大きな実をぶら下げているだけあって、太い幹はとても丈夫だそうです。この太い幹に直接実が生るので幹生果といいます。

育てる環境について

ジャックフルーツは熱帯果樹です。ですので、育てる際に大切なのは温室です。育てる為には具体的に25度以上が理想です。根に根毛がないため、乾燥・過湿には弱いようですので、水不足や与えすぎには注意しながら適量を与えていくように心かけていく必要があります。温度・水・日光さえ心がけて適量を与えていけば順調に成長していくようです。

しかし、世界最大のフルーツが実るわけですから、木自体もとても大きく成長します。海外でも植えてあるところは日当たりのよい戸外ですが、かなりの大木になっています。大きく成長できるだけのスペースが育てる環境には必要となってきます。直根性で成長は比較的早いです。両性花樹で、1本で実がなります。具体的には雌花は木の幹から直接つきます。

雄花は、雌花より長細く小枝から出ます。花は最初、苞に包まれています。そして苞が開くと、その中から花が顔を出します。花といっても、実のような形をしています。花が枯れてくると実がなります。排水性の良く粘土質の土壌を使い、乾燥させないように潅水する事が大切です。

栽培の適地は、熱帯低地、温暖多湿のところです。熱帯性ですので、屋外で冬期栽培するのは難しいでしょう。更に冬は寒いだけではなく乾燥もしやすいので、過乾燥に気をつける必要があります。鉢植えで屋内か温室内で育ててれば冬も無事に越えられるでしょう。耐寒性はあまりないので、鉢やポットで育てて、低温と乾燥にあてないように心がけましょう。

種付けや水やり、肥料について

ジャックフルーツは温度・水・日光さえ心がけていけば、種からでも比較的成長しやすく、成長スピードも速いです。苗になった木は広いスペースのところに植林していくと良いでしょう。剪定の一種である、樹の新しく伸びた枝の先端や茎の先端の頂芽を摘むことも大切です。これは、必要以上に伸びるのを止めます。

わき芽の発生や開花、結実を促す為や形を整えるために行うものですので、より美しく育てていく為には良い事でしょう。乾燥・過湿には弱いので、水やりはあげすぎてもやらなすぎてもいけません。適量をやっていく必要があります。

植物というのは窒素、リン、カリウム、カルシウム、酸素、水素、炭素、マグネシウム、硫黄、鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅、塩素など沢山の成分が必要とされていますので、不足しているものを補ううえでは、肥料はとても重要なものとなってきます。これらの成分は一つでも欠けると植物が正常に育たないとされています。他にもナトリウム、ケイ素は植物の成長を助けてくれる作用があると言われているので、

この二つが入った肥料を使うのも良いでしょう。鉄や亜鉛、銅などは植物の成長には必要ではあるが少量で足りる為、通常の土壌で不足する事はあまりないです。養液栽培などの場合には、土壌からの供給が期待できない事がある為、これらの栄養素全てを与えていく必要がでてきます。しかし、塩素というのは、塩害を生じることがあるため、わざわざ肥料として施すことはあまり聞いた事がありません。

増やし方や害虫について

ジャックフルーツはマンゴーの仲間とも言われています。育て方に関しては、マンゴーと似ている部分も多いでしょう。どんな植物でも同じですが、育てている最中の大敵は害虫です。気候が適している南国で育てている場合には、特に害虫対策をしなくても自然に大きくなるようです。

しかし、日本などでは寒くなったり暑くなったりと気候も激しく変わりますので、ジャックフルーツにとっては適した環境とは言いがたいので、育てる場合には適した環境を意識しながら整えていく必要があります。環境が整わなかった場合には、植物にとって湿度が高過ぎたりする場合にはカイガラムシという害虫が出てきます。

カイガラムシというのは、アブラムシと近縁の昆虫です。セミやウンカと同じ仲間でもあり、日本では約400種類のカイガラムシがいるとされています。カイガラで覆われているような見た目で、植物の表面に固着している害虫の為、カイガラムシと呼ばれるようになりました。

このカイガラは乾燥、風雨を避けるだけでなく、外敵から身を守るための役割も果たしています。身を守る為のカイガラがあるので薬剤が効きにくく退治がしにくいという特徴もあります。冬の寒い時期であれば植物も休眠していますので、薬害が出にくいですから屋外の木は比較的強い薬剤を利用しても大丈夫です。

家庭園芸ではカイガラムシ用の退治薬としの物も販売されています。動き回るカイガラムシもいますが、ほとんどが固着タイプの種類であるのがカイガラムシです。固着タイプのカイガラムシは薬剤散布の前に歯ブラシなどで擦り落とす方法も一つの手です。植物が順調に育っていく為にも、害虫と上手く付き合っていく事が大切です。

ジャックフルーツの歴史

ジャックフルーツの原産はインドやバングラデシュと言われています。主な生息地としては、インドやバングラディッシュ以外にも、タイやマレーシアなどの東南アジアの観光地や寺院などで気軽に見る事ができます。食用にされている他にも、ベトナムではジャックフルーツの木を利用して仏像が作られているようです。

ベトナムでは仏像の大半がジャックフルーツの木を彫って作られているほどメジャーに長年利用されている歴史あるフルーツです。仏像の他にも建材や家具、印鑑にも利用される有用な樹木でベトナム国民にとっては欠かせない植物となっています。和名は波羅蜜と言われています。

ハノイでは寺院などに植えられていることが多く、目にする事が気軽にできる国民にとって身近な果樹です。日本では、あまり見聞きする事のないフルーツですが、東南アジアの人達にとってはとても身近な食材の一つです。生で食べる以外にも菓子や飲料、カレーやシチュー、ドライフルーツなどにもなっています。揚げたり煮たりするなど工夫されたレシピも沢山ある食材と言えるでしょう。

長い歴史の中で缶詰にもされている食材ですから、あまり日本では親しみがないフルーツでも、食材を気軽に取り寄せて食べる事も可能でしょう。種も茹でたり焼いたり炒ったりして食べられますので、無駄なく利用できる食べ物です。日本ではあまり見聞きしないフルーツですが、東南アジアの人達にとっては庶民的な存在のフルーツと言えるでしょう。

ジャックフルーツの特徴

果実の大きさは世界最大として知られています。世界最大の実をぶら下げているのは、太い幹です。大きな実をぶら下げているだけあって、太い幹はとても丈夫だそうです。この太い幹に直接実が生るので幹生果といいます。幹生果は日本ではあまり見られませんが、気候の温かい国では、珍しくないフルーツです。

日本でも見聞きされている幹生果としては、パパイヤやドリアンがあります。ジャックフルーツの最大の特徴はその巨大さですが、具体的には長さが50~70センチあり、重さは40キログラムほどにもなると言われています。イギリスでは昔に悪魔のフルーツと呼ばれている事もあったフルーツです。果皮は緑色で表面はデコボコとしています。

葉や枝の見栄えが良く観葉植物としても適しています。幹から直接花が咲き、花が枯れてくると小さな実になり、どんどんと大きく成長していきます。ジャックフルーツはドリアンと似た香りがすると言われていますので、好き嫌いが人によってはっきりと分かれる食材でもあると言われています。味は非常に甘いようです。

手軽に食べられるレシピの一つとしてはココナッツミルクで煮込み食べる方法もあるようです。ジャックフルーツは、皮がとても固いので解体をするのもとても大変なようです。粘液も多く含んでいるので、粘液を直接手でさわってしまうとかぶれてしまう事もあるそうなので注意が必要です。

スリランカではポロスと言われている幼果は野菜として利用される事もあります。種も食べられますが栗のような味がします。栄養素としてはカロチンやビタミン、ペクチンなどが含まれています。

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