園芸初心者でもできる枝豆の育て方
枝豆の育て方
枝豆の栽培で最初にすることは土作りです。完熟たい肥と炭酸苦土石灰を10対1の割合で用土にまぜ、良く耕しておきます。そして、植え付けの1週間前に元肥を入れます。
枝豆の種まきの方法は、ポットまきと直まきがあります。ポットまきは、9cmポリポットを使い、用土に指の第一関節くらいの穴を開け、種を2粒ほどまきます。直まきは、株間20~25cmくらいで1箇所に2~3粒ずつ点まきします。深さはポットまきと同様に指の第一関節くらいです。
種をまいたら、発芽するまで水をたっぷりとやります。気温が高い日に種をまく時は、あらかじめ土に水を撒いておき、半乾きの状態にしておくことが大切です。そのままの状態で種をまき、その上から水をかけると、種が蒸れて全滅してしまうことがあります。
種をまいてから発芽までは7~10日くらいです。発芽後は、鳥の食害や害虫被害にあいやすいので、寒冷紗や不織布をべたがけしておくと被害を防ぐことができます。また、4~5月に植え付けをする時は、ポリマルチをすると発芽と初期生育が良くなりますし、収穫が半月ほど早くなります。
こちらの枝豆の育て方も合わせてどうぞ♪
枝豆の栽培時の注意点
初心者が枝豆を育てる場合は、ホームセンターなどでポット売りされている苗を購入し、移植栽培をした方が簡単です。枝豆の苗は、本葉が1.5枚程度で、子葉と初期葉の間の茎が太くてしっかりしているものを選びます。
枝豆には、カメムシ類やシンクイムシ類、ハスモンヨトウなどの害虫が発生しやすいです。害虫対策には殺虫剤を散布するという方法もありますが、安全性が気になる場合は、寒冷紗を使って虫よけをするという方法もあります。寒冷紗をかぶせるのは、花芽がつく頃でもかまいません。
株の倒伏を防いだり、畝の水はけや根張りを良くするために、花が咲くまでに土寄せを2回行います。1回目は第1本葉が出た頃に子葉が隠れるくらいに、2回目は第3本葉が出た頃に初生葉が隠れるくらいに行います。
枝豆は、植え付け時にしっかりと元肥を施していれば追肥は必要ありません。必要以上に追肥を施しても、茎が太くなるだけで収穫量は増えないので意味がありません。枝豆の収穫の最適期は、開花から40~50日くらいです。莢を抑えると中の身が飛び出すようになるかが目安となります。
こちらの落花生の育て方も参考になります♪
枝豆の栽培 収穫に関して
地域によって多少の差はありますが、苗からの移植栽培をした場合は、植え付けから80~90日くらいが収穫の目安となります。また、枝豆をおいしく食べられる収穫時期は1週間~10日くらいと非常に短く、莢が黄色になる過熟状態になると味が落ちてしまうので、その前に収穫することが大切です。
枝豆の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:エダマメの育て方
-
-
オキナグサの育て方
オキナグサはキンポウゲ科に属する多年草です。日本での歴史は、万葉集の随筆から江戸時代中期後期にかけて書かれた書物の中にも...
-
-
チシマギキョウの育て方
チシマギキョウは、キキョウ科ホタルブクロ属に属している多年草のことを言います。キキョウ科は、真正双子葉植物の科で大部分が...
-
-
ツンベルギアの育て方
ツンベルギアはヤハズカズラ属の植物でアジアの熱帯地方や亜熱帯地方とマダガスカルやアフリカの中南部などに約100種類以上が...
-
-
ヒメジョオンの育て方
ヒメジョオンは、北アメリカが原産の植物で、明治維新で日本が揺れているころに、入ってきて、以来日本中に広がり、色んな家の庭...
-
-
リコリスの育て方
種類としては、クサスギカズラ目、ヒガンバナ科、ヒガンバナ亜科、ヒガンバナ連、ヒガンバナ属になります。園芸上の分類としては...
-
雪割草の育て方
さまざまな種類がありますが、その中でも小さくて可愛らしいイメージがあるのが雪割草で、キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草の園...
-
-
ナルキッスス・バルボコディウムの育て方
ナルキッスス・バルボコディウムのナルキッススとは、ギリシャ神話に出てくる青年の名前からつけられています。
-
-
エキナセアの育て方
宿根草ブームが巻き起こってから、すっかり宿根草の代表選手となった印象のあるエキナセアですが、古くは400年ほど前にアメリ...
-
-
プテリスの育て方
プテリスはシダの仲間です。イノモトソウ科の常緑多年性シダ類に入ります。世界ではおおよそ300種類が分布しています。観葉植...
-
-
ディネマ・ポリブルボンの育て方
ディネマ・ポリブルボンは、中南アメリカ原産の小型のランです。主な生息地は、メキシコやグアテマラ、キューバやジャマイカで、...




枝豆の育て方のポイントは以下のようになります。枝豆の生育適温は25~28度で、高温には強いですが、低温と霜には弱いので、植え付け時期は4月上旬~6月下旬、収穫時期は6月中旬~9月下旬までとなります。