ニンジンの上手な育て方について
ニンジンの特徴
ニンジンは、春まきと夏まきとがあるのですが、夏以降から育てるニンジンは、春に比べると害虫被害が少なく育てやすいので、初心者の方には、夏まきをおすすめします。
ニンジンには、カロチン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維などが含まれており、特に、ビタミンA(カロチン)の王様といわれるくらい、カロチンを多く含む健康野菜です。ここでは、そのニンジンの育て方について、ご紹介します。
こちらの人参の育て方は詳細に記載していて凄く参考になります♪
ニンジンの育て方
ニンジンは、家庭菜園でも人気の野菜であり、種類も豊富です。ホームセンターでは、さまざまな品種の種が売られています。育てやすい品種は、「向陽二号」「ベターリッチ」「夏蒔鮮紅五寸」「陽明五寸」「黒田五寸」であり、ベランダの栽培には、「ピッコロ」というミニニンジンをおすすめします。
ニンジンの苗は移植ができませんので、種を畑に直接まいて育てます。ニンジンの種まきは、棒などで蒔き溝を作り1cm間隔で植え付けます。条間は20cm以上あけて植えましょう。
畝で栽培する場合には、条間20cm~30cmで2条にして筋蒔きしましょう。ニンジンの種は非常に小さいので、種がコーティングされている「ペレット種子」を利用すると、植えやすいのでおすすめします。
種を植えた後は、用土をかぶせるのですが、ニンジンは発芽するために光を必要としますので、用土をあまり深くかぶせないように気をつけましょう。用土をかけ過ぎると、発芽しない場合があります。
ニンジンの栽培時の注意点
また。水やりの時に、種が流れ出ることを防ぐために、用土の表面を軽くおさえておきましょう。また、発芽するまでは、たっぷりと水を与えましょう。十分に水やりを行なった後は、新聞紙などを用土の上にかぶせて、種が乾燥しないようにします。発芽した後は、すぐに新聞紙を取り除きましょう。
ニンジンの間引きは、全部で3回行います。1回目の間引きは、本葉が1枚~2枚になった頃で、その頃の株間は2cm程度とします。2回目の間引きは、本葉が3枚~4枚になった頃に行ない、株間を3cm~4cm間隔にしましょう。良く生育した株を残すようにしましょう。
3回目に間引きは、本葉が5枚~6枚になった頃に行ない、1本立てにします。株間を10cm程度確保するように、不要な苗を根元から抜き取ってしまいましょう。2回目と3回目の間引きの後には、追肥と土寄せを行いましょう。
ニンジンは、他の野菜に比べると、与える肥料の量が多いために、雑草がよく生えます。雑草をそのままにしておくと、苗の成長が阻害されますので、雑草が生えたら早めに除草しましょう。ニンジンの収穫日数は、品種にっよってさまざまなのですが、収穫時期の目安については、用土から出ている根の部分が、4cm~5cmになった時となります。
野菜の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ニンジンの育て方
-
-
ルバーブの育て方
ルバーブはタデ科カラダイオウ属に分類されている、シベリア南部が原産のハーブです。ボルガ河の辺りは、野生種の生息地でもあり...
-
-
キタダケソウの仲間の育て方
キタダケソウはキンポウゲ科キタダケソウ属の多年草で、高山植物です。原産は日本です。山梨県に生息地が分布しており、南アルプ...
-
-
果物から出てきた種を育てる方法
果物には、中に種が入っているものが多いです。果物によっては、食べながら種を取り出して、それを土に植えることで、栽培するこ...
-
-
様々な植物の育て方の違いを知る
生き物を育てる事は、人間にとって大切な時間をもつ事でもあり、自然と癒しの時間になっている場合もあります。
-
-
ソラマメの栽培~ソラマメの種まきからソラマメの育て方
ソラマメの種まきは関東を標準にしますと10月下旬から11月上旬になります。地域によって種まきの適期は異なるので種袋で確認...
-
-
センテッドゼラニウムの育て方
センテッドゼラニウムはフロウソウ科のテンジクアオイ属の植物です。ニオイゼラニウムという別名で呼ばれることがあるように、香...
-
-
女の子に人気の多肉植物の育て方
最近、女の子を中心に人気の多肉植物という植物があります。多肉植物とは、葉や茎にたくさんの水分や養分を蓄えることのできる乾...
-
-
芝生の育て方
芝生には様々な特徴があります。原産地によって育つ時期や草丈などにも差があり、どれを選ぶかは自分の住んでいるところどで決め...
-
-
主婦の間で密かなブームとなっている栽培方法
現在、主婦の間で密かなブームとなっているのが、お金のかからない種取り栽培です。これは、スーパーで買ってきた野菜や果物のタ...
-
-
初心者でも栽培しやすいえんどう豆の育て方について説明します。
えんどう豆の栽培は、マメ科なので前回マメを育てた場所での栽培は避けた方が無難です。しかし、えんどう豆は日当たりが良く水は...




ニンジンは、春まきと夏まきとがあるのですが、夏以降から育てるニンジンは、春に比べると害虫被害が少なく育てやすいので、初心者の方には、夏まきをおすすめします。