サルナシの育て方

サルナシの育て方

見た目が小さなキウイフルーツの様にも見える”サルナシ”。原産国は中国になり、日本でも山間部などを生息地とし自生している植物です。ツルが非常に硬くて頑丈です。ツルを絡ませ、他の木に絡みついていく植物です。このサルナシはキウイフルーツの親戚になります。

育てる環境について

サルナシは日当たりの良い場所を好む植物です。しかし、半日陰の場所でも育てる事は可能です。乾燥を嫌い、比較的寒さには強い植物です。それほど水も必要としません。ただし少々育て方が難しくなるので、初心者の方の場合育てるのが大変かもしれません。日光を好む性質なので、

あまり日当たりの悪い場所で育ててしまうと花付きが悪くなってしまい収穫量が少なくなってしまうので注意が必要です。比較的どの様な場所でも栽培することが出来ます。寒さにも強いので寒冷地でも成長することが出来る植物です。また植え付けを行う場合は、水はけがよく、保水力のある栄養分が多い土壌を好みます。

また、出来るだけ地面が乾燥しないように育てる必要があります。庭植えにする場合でも、鉢植えで育てる場合でも、しっかり太陽の光をあてて育ててあげましょう。また、周りに木など他の植物を植えている場合は、絡みついて成長していくので注意が必要です。また、どんどん成長する植物なので、鉢植えなどで育てた場合は根詰まりに注意しましょう。

その際は様子を見ながら植え替えを行ってあげましょう。水はけや保水力が強い土壌であれば、比較的容易に育てる事が出来る植物です。適地ではない場所で育てるには少々管理が大変になってしまうので、植え付けを行う場合はしっかり場所を検討してから行いましょう。しっかり成長すれば、おいしい果実をたくさん実らせてくれます。是非その実を収穫しておいしく頂きましょう。

種付けや水やり、肥料について

苗の植え付けを行う場合は、12月から3月上旬に行いましょう。高さ30cmくらいの場所で切り返して植えるようにします。肥料は12月頃に有機質肥料を与え、春先の3月頃と果実を収穫した後に化成肥料を与えると良いでしょう。実をつけたい場合、雌雄異株の品種を育てる際は、雄花を雌花に直接つけて授粉させてあげるとしっかり実をつけてくれます。

また、一つ一つの果実の大きさを大きくして収穫したい場合は、いくつか果実をとっておきましょう。果実を収穫する場合は実がやわらかくなった頃に行います。収穫した果実は20℃くらいある室内などでそのまま置いておけば、数日経つと熟してよりおいしく食べる事が出来るでしょう。またツル性なので、棚仕立てや垣根仕立てなどにすると良いでしょう。

鉢植えで育てる場合は支柱が必要です。庭に植えている場合は、場所さえ良ければ雨水だけでもしっかり成長してくれます。ただし、真夏の乾燥が激しい時期は水をあげるようにしましょう。鉢植えで育てている場合は土の表面が乾いてきたらあげるようにしましょう。その際、あまりあげすぎにも注意が必要です。

また、冬場は水やりを控えるようにしましょう。また肥料は鉢植えで育てる場合は市販の花と野菜の培養土で大丈夫です。庭植えの場合は場所が良ければ特に肥料をあげなくても大丈夫ですが、前もって完熟堆肥をして、その場所を耕しておくと良いでしょう。また植え付けを行う場合は、少し間隔を広めにとって植え付けをしましょう。

増やし方や害虫について

サルナシを増やしたい場合は、1月の休眠期つぎを行うか、または2月下旬から3月頃に挿し木をすると良いでしょう。挿し木であれば繁殖も比較的容易です。害虫はそれほど心配がいりません。無農薬でも比較的栽培することができます。本格的に実を収穫するまでは数年かかってしまいますが、しっかり育ててあげるとたくさんの実を収穫することが出来ます。

定着するまではしっかり水をあげて乾燥には注意しましょう。また、雑草など周りに生えている場合はしっかり取り除いてあげます。出来るだけ実を多く実らせ、是非たくさん収穫してその味を楽しんでみましょう。お店などではキウイフルーツに似ている為、ベビーキウイとしても販売されている事もあります。

甘くて本当においしい実を実らせるので、収穫を楽しみにしましょう。果実は早くて3年後くらいを目安に収穫する事が出来ます。それまで長い期間にはなりますが、収穫を楽しみにしっかり育ててあげましょう。山地ではかなり標高の高い場所に自生している植物です。収穫した果実で、自家製のジャムを作ったり、色々試してみるのも楽しい物です。

古来より不老長寿の実として重宝されてきた果実ですから、是非色々その味を楽しみましょう。皮には割と酸味がありますが、実はとても甘くなっています。そのまま生で食べてもおいしいので、是非家族みんなで栽培して成長を楽しみましょう。初心者には栽培が少し難しくなりますが、是非挑戦してみましょう。

サルナシの歴史

見た目が小さなキウイフルーツの様にも見える”サルナシ”。原産国は中国になり、日本でも山間部などを生息地とし自生している植物です。ツルが非常に硬くて頑丈です。ツルを絡ませ、他の木に絡みついていく植物です。このサルナシはキウイフルーツの親戚になります。キウイフルーツはサルナシの近縁種のシナサルナシを品種改良して出来たものと言われています。

見た目も本当にキウイフルーツそっくりです。ただし大きさはキウイフルーツよりも小さく、キウイフルーツが茶色っぽい色をしているのに対し、サルナシは緑色をしています。味はキウイフルーツとそっくりです。このサルナシという名前の由来は、猿がこの実を我を忘れて食べたことから”サルナシ”と呼ばれるようになったと言われています。

山の動物達はこの実が大好きなんですね。別名”コクワ”とも呼ばれ、キウイフルーツには実の表面に毛が生えていますが、このサルナシには毛が生えていません。その為、皮をむかなくてもそのまま食べる事が出来ます。このサルナシはマタタビ属でその仲間は東南アジアを中心に、40種類も分布していると言われています。

日本にはこのサルナシの他に、シマサルナシ、マタタビ、ミヤママタタビの4種が分布しています。切ってみても緑の果実をしており、キウイフルーツとそっくりです。果肉はとても甘く、果実酒としても販売されています。また、太いツルは切り取ると、根のついた方から水が出る為、飲用としても役立ちます。

サルナシの特徴

日本の山野に自生しているツル性の落葉植物になります。何と言ってもその特徴は、キウイフルーツに似た甘い果実ではないでしょうか。香りはキウイフルーツよりも強く、中身はまさに小さなキウイフルーツです。この果実は大きさが2cmから3cmほどで、キウイフルーツよりだいぶ小さくなります。

生でそのまま食べることが出来、ジャムなどにも利用されます。また、雌雄異株と雌雄混株の品種があります。雌雄異株の品種の場合は、実をつける為には雄株と雌株が必要になりますが、雌雄混株の品種のものは1本でも実をつける事が出来ます。サルナシの果実は5gから15gととても軽く可愛らしい実を実らせます。

この果実の収穫の目安は果実を指でつまんだ時、弾力を感じる時期がいちばんおいしく甘い時期になります。ツルの長さは3m以上にもなり、実の収穫の時期は9月下旬から11月上旬の秋口になります。ツルがとてもしっかりしており、他の木に絡みついて伸びていく為、邪魔にされて伐採されてしまう場合もあります。

幹もしっかりしており、太さが15cmほどになるものもあります。ツルは大変丈夫で、筏を縛ったりする材料としても利用されています。それほど頑丈な植物です。夏になると白い色の花を咲かせます。樹皮は縦にはがれやすくなっています。葉は比較的厚めに出来ています。また、このサルナシはとても栄養価が高い植物です。ビタミンcも豊富に含まれており疲労回復効果などもあります。

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