ビタミンCの豊富な夏野菜ピーマンの育て方

ピーマンの育て方 苗と種まき
家庭菜園でしたら苗を買ってきて育てても十分ですにが、種から育てる場合は培養土を育苗用のポットに準備します。ピーマンの種まきは2月下旬~3月下旬頃までに蒔きます。苗は寒さに弱いので充分暖かくなってから定植します。それまでに畑の畝つくりをします。畝幅は90センチあれば充分です。
無肥料・無農薬での栽培を紹介します。家庭菜園ではのこだわりです。すこぶる濃厚な味のピーマンが収穫できます。畝作りには肥料などは使用しませんが草マルチは十分にします。畝の上に刈った草をたっぷりと被せます。また、敷き藁があればそれも畝の上に被せておきます。
十分に暖かくなってからピーマンの苗を定植します。5月~6月上旬でも遅くありません。株間40~50センチくらいです。定植後水遣りをするのではなく、充分湿らせておいた土に植え付けます。ちょっとしたコツです。そのあとピーマンの苗の周りを草マルチで囲います。
こちらのピーマンの育て方が凄くわかりやすいです♪
支柱について
ある程度苗が育ったら、最初に咲いた花の下のわき芽を2本だけ残して他のわき芽は摘み取ります。わき芽は切り口を乾燥させるために晴れた日に摘み取りましょう。そのあとで支柱を立てます。100~150センチの支柱が適当です。ピーマンの根元から3センチくらい離れたところに立てます。
支柱とピーマンの茎の間は余裕を持って紐で結びます。ピーマンの枝は必ず2本ずつ枝分かれして育っていきます。枝が4本になったらそこから上は細い方の枝をカットして太い方の枝を残すようにしていきます。そうすることで、スッキリと混み合うことなく風通しもよくなり害虫からも守られます。
草マルチについて
また太い方の枝につく実は養分を十分に吸い取ることができるので早く大きくなります。無農薬で育てていますので雑草も活きよいよく育ちます。適宜刈り取り草マルチをします。真夏の時期もこの草マルチのおかげでピーマンは暑さに負けることなく元気いっぱいです。
草からの養分がいきわたるのでしょう。ピーマンに限らずほとんどの野菜をこの草マルチでの栽培法で育てています。雑草の処理にも野菜の養分にも乾燥対策にもと良いことずくめです。土壌改良にも持って来いです。
ところで、ピーマンの収穫時期を2週間遅らせると実は完熟してきて赤黒くなりますが、栄養価は2倍になるそうです。完熟ピーマンを食すのも家庭菜園ならではの楽しみでしょう。ピーマンは寒さにも強く霜の降りる頃まで次々と実ります。ピーマンの株5本もあれば4人家族充分楽しむことができるでしょう。
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次々と実を付け霜の降りる頃まで長く楽しめるピーマンの育て方を紹介します。ピーマンは放置しててもそれなりに収穫できるのですがより多く美味しいピーマンにするにはそれなりの工夫がいります。