トマトの栽培や育て方について
トマトの育て方
まず、初心者の場合のトマトの育て方ですが、大きなトマトよりは、ミニトマトの栽培から始められる事をおすすめします。やはり、大きなトマトになるほど、実がなるまでに時間がかかりますし、熟すまでに虫に食べられたりするなどして、食べるまでに至るケースが少ない可能性があるからです。そのため、ミニトマトの方が、断然育てやすいといえるでしょう。
まず、種からまいても良いですが、ホームセンターなどで苗を買うと、簡単に栽培することができます。結構根が張りますので、なるべくプランターは大きな物を用意しましょう。野菜栽培専用の土を用意し、種や苗を植えます。苗が育ってくると、支柱を用意してあげます。
そして、苗が垂れさがらないように、支柱にひもでくくりつけてあげると、まっすぐに成長していきます。この時、あちこちに枝分かれしていきますが、放置しておくと、全ての枝に栄養成分がいきとどいてしまいます。そうなると、花や実がつきにくくなってしまいます。
トマトの剪定と肥料
そのため、主な茎と枝を残して、散らばっているものは切り落とす必要があります。日を増すことにトマトはぐんぐん成長していきます。そうなると、土の栄養もなくなってきてしまいます。そのため、月に一度ほど、肥料を混ぜてあげると良いでしょう。
また、支柱も長いものに交換する必要があります。数本立てて、円を描くように巻きつけても良いですし、そのまま縦に育つよう、ひもでくくりつけてもかまいません。
トマトの栽培時の注意点
枝や茎が成長してくると、アブラムシや小さな虫がついてきます。これはこまめに退治する必要があります。しかし、テントウムシの幼虫はそのままにしておいてください。テントウムシの幼虫は、ホタルに似た赤い色の虫ですが、アブラムシなどを食べてくれます。
トマトの成長には影響がありませんので、もしいたら、ラッキーだと思ってください。トマトが赤くなってくると、今度は鳥が狙ってくる可能性があります。あまりにもひどい場合は、新聞紙などで覆い隠してください。しかし、日光にも当てなければならないので、ひどい場合のみにした方が良いでしょう。
ちなみに水やりは、朝晩の2回するのがおすすめです。このようにして、トマトの栽培をされると良いと思います。ミニトマトの場合は、想像以上に簡単なので、ほとんどの方が実をつけるまでに至ると思います。
ただ、肥料と水やりを忘れないこと、そして一日一度は虫がいないかチェックすることだけは忘れないようにしてください。自分で育てた野菜は、おいしいです。意外とたくさん実がなるので、楽しいですよ。
-
-
ピレア(Pilea)の育て方
ピレアは、種からの栽培ではなく、苗から育てる栽培方法になります。植え付けを行う際に最適な時期とされているのは、5月から9...
-
-
鉢植え乾燥地帯原産地「パキラ」の栽培方法について
鉢植え「パキラ」は東急ハンズ等で購入できる乾燥地地帯である中東が原産地の鑑賞植物です。高さが5cm以下の小型の植物で、手...
-
-
キャベツの育て方
キャベツの原産地は、ヨーロッパといわれており、地中海沿岸からアジア方面を生息地としていました。最初に栽培されたのは数千年...
-
-
オオチョウジガマズミの育て方
原産地である日本では、長崎県の対馬市のみに自生する植物になります。海外では、朝鮮半島の南部付近にも存在が確認されています...
-
-
八重咲きコンロンカ(ハンカチの花)の育て方
またハンカチの花という名称もあり、遠くから見るとハンカチがたくさん舞っているように見えるのでハンカチの花と命名されたとい...
-
-
きつねのぼたんの育て方
きつねのぼたんはキンポウゲ科の多年草です。分布は幅広く北海道、本州、四国、九州、沖縄や朝鮮半島南部にも存在します。原産は...
-
-
プテロスティリスの育て方
プテロスティリスは、オーストラリアの南東部が主な生息地であり、ニュージーランドやニューカレドニア、パプアニューギニアと言...
-
-
アボカドの育て方・楽しみ方
栄養価も高く、ねっとりとした口当たりが人気のアボカド。森のバターとしてもよく知られています。美容効果もあり、女性にとって...
-
-
カナメモチの育て方
カナメモチの原産は日本や中国などで、国内の生息地は伊豆半島より西側、四国や九州など比較的暖かい地域に分布しています。カナ...
-
-
ブルーキャッツアイの育て方
ブラジル原産の多年草である”ブルーキャッツアイ”。日本では観賞植物として栽培されています。別名はオタカンサスと呼ばれる花...




もうすぐ春がやってきます。そうなると、夏野菜の種まきや栽培を始められる方も多いのではないでしょうか。ここでは、初心者でも簡単にできる、トマトの栽培方法と育て方について、述べてみたいと思います。