デイジーの育て方

デイジーの育て方

デイジーの原産地は地中海沿岸部と北アフリカです。原産地やヨーロッパなどでは多年草と扱われていますが、日本では夏越えが厳しく根枯れするため難しく耐寒性一年草として扱われています。春先や初秋に苗が出回り花壇を潤してくれます。日本では小さく愛らしい花をつけることから雛菊という名前で親しまれています。

デイジーの育て方

デイジーは栽培が簡単な植物として知られており、初心者でも生育が可能です。育て方は基本的に水やりと日当りの良い環境を提供すれば生育します。置き場所は日当りが良い場所を好みます。ある程度の日陰でも生育しますが、日照不足だと茎が間延びしてしまい花付きが悪くなります。

育て方のポイントとして特に苗のときは日によく当ててしっかりとした丈夫な株に育てる事が大事です。耐寒性はありますが、秋植えして越冬する場合には、霜よけを用いるようにします。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。特に開花時は生育期で水をよく吸収し成長するので水切れにならないように注意が必要です。

栽培のポイントとして用土は水はけがよいものであれば、特に土質にこだわらずよく育ちますが、粘土質で湿り気のある土を好みます。市販の草花用培養土で十分ですがどうしても自分で配合しみたい方は、赤玉土5粒、腐葉土4、牛ふん堆肥1などの割合で配合した用土を用いると良いでしょう。適した用土で育てると根付きがしっかり張った寸の詰まったがっしりとした株に育ち、花付きも良くなります。

デイジーの種付け

デイジーは種付けをして栽培する場合と、ポット苗を購入して栽培する方法があります。日本では秋まき一年草として扱われています。その理由として原産地の地中海沿岸より夏が暑く根がかれてしまうのが挙げられます。そのため、一度植え付けたら植え替える必要はありません。秋に出回る苗の植え付け時期は、10~11月が適しています。

特に庭や花壇に植え付ける時は、本格的な寒さが来る前に根の張ったしっかりした苗にしておくことが冬越えを成功させるポイントです。また、種付けの時期は、彼岸花が咲く頃の8月の終わり頃から9月にかけて行うのがベストです。丈夫な苗を育て越冬に備える理由から他の秋まき草花より少し早めに種まきを行います。

種付けの場合は移植が可能で育苗箱にまいてから本場が2?3枚になってからポットに一つずつ植えて最終的には寒くなる前のイチョウの葉が色づく頃の10月中には花を咲かせる場所に定着させます。種付けのポイントはまだ暑い時期での種まきとなることもあるので、徒長に十分注意しなければなりません。

そのため、発芽したらしっかりと日に当てて風通しを良くしましょう。覆土は行いません。越冬には注意が必要で霜や冷風には注意しましょう。また、極度の乾燥を嫌うので冬に乾燥する場所に植えてある場合は、株元を腐葉土や堆肥などでマルチングすると良いでしょう。そうすることで土の乾燥や霜柱による葉枯れや根枯れを防ぐことが出来ます。

デイジーのお手入れ

デイジーの育て方は比較的簡単ですが、適切な手入れをこまめにすることによって花付きを良くする事が出来ます。まず肥料は、育苗時期から花が咲き終わるまで月に1~2回薄めた液体肥料を与えます。デイジーは肥料を好む植物です。しかし、窒素分の多い肥料を与えると葉の生育は良くなりますが花付きは悪くなります。

花付きをよくするためには、リン酸系の肥料を与えるようにします。越冬時は肥料をあげる必要はありません。デイジーのかかりやすい病気や害虫は、アブラムシで気温が上がりはじめるとアブラムシが発生してきます。特に風通しがあまりよくないとアブラムシが増えやすい環境になります。アブラムシは新芽や茎に付着し吸汁する害虫です。

早期発見することが大事ですが、見つけたらすぐに薬剤を散布して増える前に駆除するようにします。一度駆除しても再度発生するので茎や葉の裏までこまめに手入れをします。その他、デイジーのかかりやすい病気として菌核病が挙げられます。菌核病は土中にすむカビの一種が株元に寄生して水分の吸収を妨げて植物を枯らしてしまう病気です。

被害にあった株は抜き取って処分しなければなりません。土を消毒し同じ場所で連続して同じ植物を育てない(連作を避ける)、殺菌剤を株に散布するなどの予防が大切です。その他の日常の手入れのポイントは、花がら摘みです。開花時期になると次々と花が咲くので、花が枯れはじめてきたり黒ずんできたら花茎ごと切るようにしましょう。

そうすることによって、株が疲れずに長期間花を楽しむ事が出来ます。花を多く咲かせるポイントとして覚えておきましょう。また枯れた花につくカビから促進される病気を防ぐ事が出来ます。開花時に花数が少なくなってきたり、葉色が薄くなってくる場合は栄養不足の場合があるので、液体肥料を薄めたものを一週間に一階の割合で散布すると良いでしょう。

コンテナ栽培の場合は移動させられるので、こまめに風通しが良く日当りの良い場所に移動させると良いでしょう。デイジーは種類が多く様々な性質のものがありますが、前述したようにヨーロッパでは雑草として扱われるほど生育しやすい草花です。しかし、少しのお手入れで開花時期を伸ばし花付きを良くする事で観賞用として楽しむ事が出来ます。

デイジーの歴史

デイジーの原産地は地中海沿岸部と北アフリカです。原産地やヨーロッパなどでは多年草と扱われていますが、日本では夏越えが厳しく根枯れするため難しく耐寒性一年草として扱われています。春先や初秋に苗が出回り花壇を潤してくれます。日本では小さく愛らしい花をつけることから雛菊という名前で親しまれています。

デイジーの歴史は古く、古代国家のアッシリアの遺跡の文様にデイジーをあしらったものが発掘されており古くから親しまれてきた植物です。また生育しやすい植物ということから、現在の生息地は北アメリカ、アジア、オセアニアと外来種として広く帰化しています。日本には明治時代初期に渡来してきたと言われ、北海道などの冷涼な土地を中心に定着しました。現在国内でデイジーは親しみのある鑑賞用植物で、春先や秋口に園芸店で苗が出回ります。

デイジーの特徴

キク科キク亜科の植物です。比較的生育が簡単なため、初心者向けの植物です。ヨーロッパでは芝生の雑草として取り扱われています。またデイジーはイタリアの国花としても知られています。種類は豊富で日本ではポンポネット、イングリッシュ、チロリアンデイジーが人気を呼んでいます。

栽培されているものは八重咲きの園芸種ですが、花びらの形によってリグローサ種とフィストゥローサ種の2グループに分別されます。リグローサ種は花びらが平たい「舌状花」がほとんどで、それぞれの性質や開花時の違いによってさらに細かく5系統に分かれます。フィストゥローサ種は大半の花びらがくるりと巻いた状態になっている「筒状花」になります。

花の色も白、ピンク、赤紫からブルーまで様々です。咲き方も一重咲きから八重咲きまで様々で春先の花壇を潤してくれます。小さく背丈は10~20cm程度と低い植物なので花壇の縁取りとして列植される事が多いです。苗を購入する際は、がっしりとしていて根が良く張っているもの選ぶと良いでしょう。開花時が長いのも大きな特徴です。

コンテナ栽培にも適しており、ベランダに置く事が出来ます。耐暑性は弱く、耐寒性は強いのが特徴ですが、強い霜にあたると花が傷んでしまいます。ポット苗を購入したらすぐに植え付けを行い、根を深く張らせる事が大事です。遅く植え付けた場合や寒冷地での栽培の際は、霜よけをしたほうが安心です。花言葉は純潔、無邪気、乙女の無邪気、平和、美人と、女性に贈り物としても喜ばれる花です。

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