モモイロユキヤナギの育て方

モモイロユキヤナギの育て方

花が散ると地面に砕いた米をまいたようになるので、コゴメヤナギとも呼ばれています。古来はこの花が岩のあるところを好み生える事から、岩柳と呼ばれていたとも言われています。中国では「噴雪花」と呼ばれ、同じシモツケ属で花が団子状のものをコデマリといいます。

育てる環境について

日当たりと風通しの良い場所が最適で、日陰に植えると花つきが悪くなる上に、生育も良くないので、できる限り当たりの良い場所を選んであげましょう。寒さには強く霜に当たっても枯れることはありません。防寒対策をする必要はないのは強みと言えます、ちなみに秋に紅葉し、冬には葉が全部落ち、枝の状態で冬を越します。

根づまりとその対策についてですが、株の生育が衰えてきたら、株を中心とし、四方向にミゾを掘り新しい土と堆肥を混ぜたものを入れます。そうすることにより、新たに根が生長し再び元気になります。ミゾの幅は10センチメートル~15センチメートル位が適切でしょう。自然樹形が理想で、生垣の場合は春~夏の間2度程度刈り込みをします。

樹形が乱れて手に負えなくなった場合は、落葉期に根際からすべての枝を切り戻して更新しましょう。肥料は遅効性肥料を落葉期に与えましょう。適期は花後すぐで、新梢が伸び繁茂してから剪定すると、花芽の分化期に負担を掛けてしまい、充実した新梢が出来ない原因となり、花芽を切り取ることになったりするので注意が必要となります。

古枝に関しては出来るだけ地上近くまで切り戻した方が枝の形が整います。早い時期に剪定を行う程に長い新枝が育ちます。枝がしなだれて綺麗になるのが特徴です。新枝が出ない枝先に関しては、いずれ枯れて残る為、剪定の時に切った方が綺麗に見えます。しなだれた時に上になる芽の上で切ると樹形を整え易いでしょう。育て方に関しては以上がポイントとなります。

種付けや水やり、肥料について

基本的には地植えで育てるものなので、真夏に極端に乾く時や、植え付け直後以外は水を与える必要はないでしょう。小苗を鉢植えにしている場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与え、肥料は1月から2月に1回、油かすと骨粉を7:3に混ぜたものを株元に与えましょう。同様の肥料を8月にも与える事になります。

植え替えは特に行う必要はありませんが、株分けを行うときや株を他の場所に移動させる時には行う事になります。丈夫な植物ですので、掘り上げる際に多少根を傷める事になっても枯れることなく簡単に根が付きます。適期は2~3月となります、植え付けは真夏以外であれば、いつでも行えますが適期は2~3月です。

早咲きの品種は11月~12月に植え付けます。有機質に富んだ水はけの良い土を好み、やせた土地でも育ちますが、その場合は普通よりも枝が細くなるので注意が必要です。その場合は株全体のフォルムが細くなって独特の綺麗さがあります。植え付ける前に腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおく事を忘れないようにしましょう。

非常に生育旺盛なので枝の伸びの勢いが強いです。手入れを怠ると枝が沢山出てくるので無造作な株になってしまいがちです。ですので剪定は毎年行うようにしましょう。剪定の仕方によっては大株にも小さめにもできます。花後の剪定を怠ってしまうと、ますます大きくなり、そのまま伸ばして続けると、樹高は2メートルを超えるほどの大きさになるので注意しましょう。

増やし方や害虫について

株分けをする事で増やす事が可能です。株分けは掘り上げて地際からでている枝が、同じ本数になるように2つに分けましょう。多少傷んでも根は付くので過度の心配はしなくていいでしょう。病気はうどんこ病、害虫はアブラムシやカイガラムシに注意です。日陰の場所では生育がよくないので風通しを良くし、害虫の発生を防ぎましょう。

生育が悪くなったら土の入れ替えを心がけましょう。開花後から1ヶ月程度で大きさが2ミリメートル程の種が見えます。種で育てるには非常に時間がかかるので、種付けよりも株分けを行った方が、手軽に増やすことができるでしょう。株分けの方法については、地面から出ている枝の本数が、半分になる位置で分けてスコップやハサミで切り分けましょう。

多少根が傷んでも増えますので心配いりません。そのまま植えるのでなく。1度水上げを行ってからの方が根が張りやすくなるでしょう。花後のお礼肥として粒状肥料を1㎡当たり150gの配分で、株の根元にまくと生育が良くなります。ユキヤナギは挿し木も容易に行えます。地面の際から30センチメートル程度の枝を切断し、地面に10センチ程度枝を埋めます。

しばらくの間は水切れをしないように欠かさずに水やりをすれば、温かい時期ですと10日ぐらいで根がつくでしょう。すぐに花を咲かせたい場合に限り、挿し木は落葉している3月に、前の年に伸びた枝を長さ10センチメートルほどで切り取ってあげましょう。強い植物ですが意識的な栽培を心がけると綺麗に育つでしょう。

モモイロユキヤナギの歴史

原産の日本や中国などが生息地の落葉性の低木です。株元から枝をたくさん出してわさわさと茂ります。緩やかな弓のようなアールを描きながら長くしなやかな枝と株を被うほど咲く白い花が特長の植物です。丈夫で適応力が強く病害虫が少ないのが特徴で、春に咲く花が綺麗です。比較的場所をとらずにまとまりがよいなどの利点も多く、

古くから庭園や生け花に利用されてきたという歴史もあります。今でも公園などで広く植えられており、切り花としても全国に普及しています。枝が湾曲し真っ白い花を咲かせる事がモモイロユキヤナギという名前を決めたとも言われています。ヤナギのように枝が枝垂れますが、ヤナギの仲間ではなく、中国名は「噴雪花」、

名前の通りで満開時は株全体が、雪をかぶったように花で埋る事も特徴の一つです。岩肌や岩の裂け目などに生える様から、昔は「イワヤナギ」とも呼ばれていたと言われています。花は4月頃が見ごろの時期で、葉が出る直前から同時期に咲きます。大きさは7ミリメートル~8ミリメートル程度で、色は純白で、枝を埋めるほどに咲きます。

葉は長さ2センチメートル~3センチメートルの先端が尖ったタマゴのような形で、上半分の縁にはギザギザが入るのが特徴です。花後に若い枝が生え、秋頃まで枝分かれしながら伸びていき、その枝に翌春花が咲き、晩秋には葉が黄色~赤に色づきその後、落葉します。また、切り花用の品種に蒲田早生、蒲田高性などがあり、蒲田早生から質のよいものを選抜したものには小雪などがあります。

モモイロユキヤナギの特徴

剪定とその理由として、枝の伸びの勢いが強い植物なので、放っておくと枝が沢山でてきます。ごちゃごちゃした樹形になり風通しが悪く株が蒸れたり、株の内部まで充分日が当たらなくなり、枯れ枝や生長の弱い細い枝が出やすくなります。枝が混み合った部分を直接間引き、風通しをよくすると同時に樹形を整えるといいでしょう。

株が古くなると花付きが悪くなり更に、枯れた枝も目立つようになり見苦しくなってしまいます。古株はおもいきって株元から30センチメートル程残し、刈り込み新しい枝を出させることにより株を若返らせる事ができます。作業の適期は花の終わった頃から5月の下旬となります。9~10月にはよく春の花芽が枝の中で作られるので、それ以降の切り戻しは避けるのが良いでしょう。

古い枝や枯れ枝は花の咲く前の1~2月に切ってしまいましょう。株元から多数の枝を出し、白い小さな花が咲きます。その花の様子が雪のように見え、尚且つ、枝や葉の形が柳のような形に見えることから名前がつけられたという一説があります。花が散ると地面に砕いた米をまいたようになるので、コゴメヤナギとも呼ばれています。

古来はこの花が岩のあるところを好み生える事から、岩柳と呼ばれていたとも言われています。中国では「噴雪花」と呼ばれ、同じシモツケ属で花が団子状のものをコデマリといいます。開花は雪柳よりも少し遅く、花の形はとても酷似している事も多くの人に知られています。

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