オジギソウの育て方
育てる環境について
オジギソウの育て方について書いていきます。ブラジル原産の多年草植物ですが、日本では育てるのが難しいので、1年草です。こうした違いからも、育成環境には気をつけなければいけません。まずは、置き場所についてです。置き場所としては、日当たりの良い場所や水はけの良い環境がお勧めです。
水を好みますので、夏の生育期にはたっぷりと水やりをすることが大切です。ただし、夏以外は水やりはあまりしないように気をつけます。他方、寒さに非常に弱く、日光を好みますので、日当たりの良いところに設置することが大切です。そうはいっても、日本の冬の寒さに絶えることができる力はないので、花が咲いて枯れ落ちた後にしっかりと種を採取することが重要です。
種を採取するタイミングは、さやが茶色になってきたときです。さやが茶色になったら、カラカラに乾いた状態になっているので、触ってみるとわかります。種の採取はできるだけ早めにしないといけません。種を採取した後は陰干ししないといけません。このように、寒さに弱いために1年草扱いですが、沖縄に自生しているものだけ例外です。
沖縄であれば冬になっても耐えることができるので、枯れません。その他の地域では冬前には枯れてしまいます。それでも多年草として育てたい人は、室内育成した方が良いです。タイミングとしては、霜が降りる前に室内に取り組みます。温度管理をしっかりとすれば冬越しも可能です。1年草として育てるのであれば、種を収穫しておいて春頃に播けば、翌年も楽しむことができます。
種付けや水やり、肥料について
オジギソウの栽培については、種付け、水やり、肥料の3点から書いていきます。水やりについては、土の表面が乾燥気味になると、水をたっぷりと与えます。夏は特に水をたっぷりと与えて、それ以外の春、秋、冬になったら水を控えます。土が乾燥してきたら、たっぷりと水を与えます。
土が乾燥していないのに、水を多く与えてしまうと、根が腐ってしまうことがあるので、注意が必要です。反対に、夏はすぐ蒸発してしまって乾燥しやすいので、水を多くあげることが重要です。次に、肥料については、生育期には固形肥料よりも液体肥料を定期的に与えることが重要です。このときに肥料を欠かしてしまうと、あまり生長しません。
もちろん、与えすぎも別の問題が発生します。茂るばかりで花が咲かないということも起きます。用土については、水はけの良いところだと、非常によく育ちます。植木鉢で育てるのであれば、赤玉土と腐葉土のミックスした用土を用いることをお勧めします。割合としては赤玉土を多目に入れます。種付けについては、2つの花をくっつけるとすぐ受粉しますが、日光には気をつける必要があります。
それはある程度、直射日光にあてないと受粉して種を身につかないです。そうして種子ができて採取したら、それを保管して初夏に種を撒きます。なぜ初夏というと、オジギソウの種は20度以上の温度がないと発芽しないからです。ある程度、温度は必要です。テクニックとしては、種まきをする前にお湯にかけてから撒くと発芽しやすくなります。
増やし方や害虫について
害虫対策と増やし方について言及します。オジギソウは非常に丈夫のため、害虫もあまりつきにくいのですが、夏になって高温の日々が続くと、ハダニという害虫がつくことがあります。このハダニはオジギソウの葉の裏について液を吸います。一匹一匹が極めて小さいので一匹当たりの吸う量は少ないのですが、すぐに大量発生する害虫です。
そのため、吸う液の量も非常に多くなってしまいます。小さいために発見が難しいのですが、葉に白い模様が出てきます。駆除方法としては、次のものがあります。体が小さいために水で簡単に流れます。ただし、これは戸外で生育している場合です。室内飼育だと水で洗い流すということは難しいです。そのため、別の方法を用います。
すなわち、スプレータイプの殺虫剤がお勧めです。たとえば、マシン油乳化剤です。これを用いるとすぐに駆除できます。また、増やし方については、種撒きをきちんと行うことが大切です。種は春頃に撒いても発芽しません。オジギソウはブラジル原産の植物ということもあって、発芽するのに高い温度が必要です。
目安としては25度から30度くらいも必要です。したがって、5月頃に種を撒きます。そうなると、発芽します。種まき前にお湯で温めてから撒いてあげると、発芽率が非常に上がります。そうして発芽すると、子葉が開いて本葉が出てきます。本葉が出てきたタイミングで1つずつ植木鉢に植えます。この作業は丁寧に行います。
オジギソウの歴史
オジギソウは非常に昔から日本人に好かれてきた植物です。そもそものオジギソウの名前の由来を見ると、触ると葉を閉じてしまって、まるで御辞儀するかのような姿をして垂れることから、この名前が付けられました。また、オジギソウには別名も持っています。別名をネムリグサと言います。これは夕方から夜にかけて葉を閉じることから付けられた名前です。
原産地は日本ではなくブラジルであり、日本には江戸時代に渡来しました。当時の文献を確認すると、厳密には19世紀半ばに渡来したというのが最も有力な説です。生息地は中国やアルゼンチンにも自生しています。中国では「羞恥草」と言います。これは触ると葉を閉じるので、その姿が恥ずかしがっている様子から、この名前が付けられました。
アルゼンチン原産の種類のものは、コダチオジギソウという名前で日本人にも親しまれています。英語圏では、センシチブ・プラントの別称を与えられています。これは敏感という意味ですが、触ると葉を閉じることが由来します。ブラジル原産で1年中花を咲かせる多年草ですが、日本では四季がありますので、冬になると枯れてしまいます。
したがって、1年草扱いになっています。したがって、日本ではブラジルと育成方法は異なります。つまり、春になったら種子を播いて夏頃に花が咲きます。秋から冬にかけて花が枯れ落ちて、また春になったら種子を播きます。日本に渡来して150年経ちますが、日本人に江戸時代から親しまれてきた植物です。
オジギソウの特徴
オジギソウの特徴について書いていきます。原産地は南アメリカのブラジルです。江戸時代に日本に渡来してきました。渡来してきて約150年経ちます。植物の種類としては、多年草に分類します。多年草は毎年花を咲かす植物のことです。ただし、日本では1年草扱いです。この植物の大きな特徴は葉です。
葉の大きさは非常に小さいのですが、この葉に触れると閉じ合わさって下向きに垂れます。触るだけでなく熱やアルコールなどにも反応して葉を閉じてしまいます。また、これら以外にも天候にも影響を受けます。夜になったりすると葉を閉じます。このことから、別名としてネムリグサという名前が付けられています。
しかしながら、なぜこのような反応をするかというと、葉の水分の蒸発を防止するためです。つまり、夜になると光合成をしないので、葉っぱを開く必要性はないので、閉じるわけです。ちなみに、日中にわざと触って閉じることを繰り返すようなことをすると、弱ってしまって枯れることもあります。そして、夜があけると徐々に葉が開き始めます。
花については、葉の付け根にピンクの色をした花がつきます。開花時期については7月、8月、9月、10月の夏から秋にかけて開花します。耐寒性については、全くありません。ブラジル原産のため、寒さに弱く、日本で育成していると、冬になる前に、枯れてしまいます。そのため、多年草にもかかわらず、日本では1年限定でしか花が咲きません。
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