トリカブトの育て方
育てる環境について
トリカブトは暑さに弱い為、涼しい場所で育てる必要があります。その為、暖かい場所で育てようとすると枯れてしまう場合があります。その為、育てる場合は風通しの良い場所や日が当たらない場所で育てる必要があります。またあまり湿度が高い場所も嫌う為、過湿にならないような用土や山野草用の砂など利用して育てるようにすると良いでしょう。
なかなか暑い気候の土地で育てるのは難しい植物になりますが、育てる温度などに配慮しながら育てる事で秋にはきれいな紫色を見せてくれるでしょう。また、湿度にも弱いのですが実は乾燥にも大変弱い植物になります。夏場などは葉焼けを起こしてしまう場合もあるので気をつけながら育てるようにしましょう。
トリカブトを育てる環境には配慮が必要な為、場所によっては適さない場所もあります。そうなってしまうと育てる事も難しくなってしまうので、事前にしっかり適した場所を見つける必要があります。山岳地帯と似たような環境のもと育てる必要がある為、なかなか育てるのが難しく思えますが適した場所であれば放置していても勝手に育つ事もあります。
30℃を超えると枯れてしまう場合がありますが、連日30℃を超える様な環境でなければ他の条件があってさえいれば育てる事が出来ます。また、出来れば水の溜まりにくい場所や、傾斜になっており水はけの良い場所で育てる方が良いでしょう。あまり熱くならずにしっかり温度管理が出来る場所であれば育てる事が出来ます。
種付けや水やり、肥料について
トリカブトは秋に種子を収穫し、春先に土に撒いて育てていきます。午前中は日なたか直接日が当たりにくい場所、午後は明るく日陰になる場所か、または一日中明るい日陰になる場所で栽培していきます。日ざしが強くなる夏場は日焼けや高温障害を防ぐように工夫しましょう。
鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾きだしたら十分に水を与えるようにしましょう。庭で育てている場合は、日陰であれば土が乾燥していなければそのままで大丈夫です。元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料をあげ、5号鉢で一つまみほど使用します。また、3月から9月頃にかけて月に数回、液体肥料を薄めて追肥していきます。
トリカブトは比較的追加肥料をあげた方が良い植物です。しかしあまり濃い肥料をあげると根腐れを起こしてしまう場合があるので、必ず肥料を薄めて使用するようにしましょう。またトリカブトの根には強い毒性があるので、鉢植えなどで植え替えする場合は必ず手袋などして作業をするようにしましょう。
なかなか育てるのが大変な植物ですが要領さえ覚えてしまえばしっかり育てる事が出来るでしょう。水のやりすぎ、土の乾燥のしすぎには十分注意をしながら育てていきましょう。また、トリカブトの植替えの適期は、葉が枯れた冬場から、芽立ち前の3月下旬頃までの期間になります。植え付ける際はマグアンプKなどの無機肥料を、植え付ける場所に少量混ぜておくと良いでしょう。
増やし方や害虫について
増やし方は株分けの方法と種で育てる方法があります。株分けの場合は、植え替え時に太い根を取り分けておこないます。根は自然にいくつかに分かれているので、ハサミなど使わずにわけることが出来ます。種で育てる場合は、秋に実った種を取っておき、湿らせた砂と混ぜ合わせて冷蔵庫に保管しておき2月頃に撒くようにすると良いでしょう。
害虫はあまりわかない方ですが、アブラムシがつく場合があります。また、ネグサレセンチュウが寄生すると根が傷んでしまい、最悪の場合は株がなくなってしまうので、鉢植えの場合毎年ではなくても定期的に植え替えをした方が良いでしょう。植え替えをする時期は、新芽が出る前の3月から4月が最も適しています。
その際太い株の部分を傷つけないように気をつけなければいけません。病気にも強い植物ですが育て方には十分気をつけるようにしましょう。またトリカブトを移す際は、基本的に手袋をして行いますが、植え替えが終わったら念の為に手をしっかり石鹸で洗うようにしましょう。やはり毒性の強い植物ですから扱いには十分注意する必要があります。
取り扱いにしっかり注意をしながら、トリカブトの栽培を気をつけていきましょう。見た目にも大変鮮やかな青色が大変美しく、観賞用としても十分楽しむ事が出来る植物です。株分けをしてどんどん増やしていくのもまた楽しい物です。育て方には十分気をつけながら、その美しさを楽しんでみましょう。
トリカブトの歴史
猛毒がある事で有名な”トリカブト”。原産地は日本や中国になります。根だけではなく、花や葉や花粉にまで猛毒があり扱い方を間違えれば大変危険な植物になります。その為、栽培する際は慎重に取り扱いをしなければいけませんが、口にしなければそれほど危険な物ではありません。
この危険なトリカブトの毒性は、古代のヨーロッパでも盛んに用いられていました。毒の部分であるエキスを、槍の穂先きや矢じりに直接塗り込み、これで戦いに挑んだとも言われています。また、敵陣を倒す為に、井戸や川など敵陣が飲料用の水として使用するであろう場所に、
このトリカブトの毒を投げ込み敵陣を倒す為に使用していたとも言われています。この毒は歴史的に様々な場所で利用され、戦いなどに使用されて来ました。また、昔からトリカブトの根は漢方薬としても使用されており、体力が低下した場合の強心薬や鎮痛剤としても使用されてきました。
しかし根には猛毒がある為、取り扱いをする場合は大変慎重に扱われてきました。取り扱いを間違えれば、命を落としかねない危険なものなので、漢方薬の名医であっても慎重に取り扱いをしなければいけません。古くからこの植物の毒性は広く知られており、
取り扱いには十分気をつけなければいけない花として広く知られるようになりました。日本でも古くからこの毒性を活かした戦術が用いられてきました。この植物の生息地は山岳地帯などで、わりと容易に入手出来るものなので広く人々に知られる植物になります。
トリカブトの特徴
トリカブトは日本では”鳥兜”または”鳥冠”の由来名を持っています。この植物の花の形が舞楽で被る帽子の鳥冠に似ている事から、この名前が付けられました。また、本州中部以北に多く生息しており、北海道の山野に自生する多年草です。この植物は左右対称に花を咲かせ、花被を破っており虫などが盗蜜ができない構造となっており、虫媒花として最も進んだ花と言えます。
紫色をした部分は全て萼片になっています。このトリカブトの特徴としては背丈は0.3~1.2mくらいで、葉形は星・掌形状になっており葉縁の切り込みが大変深くなっています。土の上に出ている部分は、冬になると枯れてしまい、土の下の根の部分は冬を越し、翌早春に他の野草よりも一足早くに土の上に芽を吹きます。
日本には30種類以上も生息しており、鮮やかな青濃紫色をしています。夏の暑さには大変弱い植物になっており、30℃程度が限度になっています。その為、夏でも涼しい標高約1000m以上の山野高地に分布しています。また直射日光を大変嫌う為、木もれ日程度が差込む場所に群生している事が多いでしょう。
トリカブト全草に強いアルカロイドという毒をもっています。湿度の低い涼しい場所を好み生息しており成長すれば全長1mほどまで成長します。地下の部分は小さな株の様な形をしており、この場所に薬効成分が含まれています。その為、この部分が大変危険で口にしてしまうと大変危険になってしまいます。
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トリカブトは日本では”鳥兜”または”鳥冠”の由来名を持っています。この植物の花の形が舞楽で被る帽子の鳥冠に似ている事から、この名前が付けられました。また、本州中部以北に多く生息しており、北海道の山野に自生する多年草です。この植物は左右対称に花を咲かせ、花被を破っており虫などが盗蜜ができない構造となっており、虫媒花として最も進んだ花と言えます。