鉢植え植物を上手に育てるポイント
促成栽培とは
早く咲かせる方法はいくつかあり、その一つに促成栽培があります。促成栽培とは、花芽を早くつけさせるために日長時間を調整したり早い時期に冷室に入れ、冬には温室に入れて加湿をして開花させる方法です。
こうしてできた促成株は無理やり温度をかけて調整が行われているため、自然に咲いた花の鉢花と比べると、葉や茎はどうしても軟弱に育っています。こうしたことを十分理解して注意して扱えば問題はないのですが、知らずに購入して自然に咲いた花と同じような場所に置くと寒さで傷めてしまうことになります。
鉢花の育て方
どんな植物でも環境が大切です。鉢植えの開花株を購入した時はその状態で花を楽しむことができますが、ポット植えの苗を購入した時はまだ生長段階のため、すぐに植えかえる必要があります。鉢花の育て方で重要なことは2つあり、その一つが植え替えでもう一つが水やりです。
植え替えで大事なことは、鉢花は植木鉢やプランターなどの容量の限られた器の中で育てるため適切な用土で植えないと根が伸びることができず、健全な生育が不可能になります。
どんな用土が適しているかは植物の種類によって違ってきますが、排水性がよいのと同時に水持ちが良いこと、土がふかふかていて通気性がいいこと、強い酸性やアルカリ性に偏らない土であることなどがどの種類にも共通している点です。植木鉢やプランターなど多くの植物は日光を好みます。
栽培時の注意点
ただし、例外もありセントポーリアやストレプトカーパス、クンシランなどは直射日光を嫌います。日光を好む植物でも1日中日光に当てる必要はありません。せいぜい4時間から5時間程度の日照があれば、
たいていの種類は問題なく生育し花も咲きます。しかし、日光を好む植物であっても真夏の時期の日光はさすがに強すぎるので、梅雨明けから9月下旬にかけては日ざしを避けられる場所で管理するようにします。
また植物には水が必ず必要ですが、意外なことに初心者の人が水やりの失敗で多いのが水やりを忘れたことによるものではなく、水の与えすぎによる根腐れです。植物の根には水分や養分を吸い上げる作用があるのと同時に呼吸も行われています。
そのため鉢土がまだ湿っている状態の時に水を与えると常に水浸しの状態で、根は呼吸ができず枯れてしまいます。そこに腐敗菌の一種フィットフィトラ菌が取りつくとますます根の状態が悪化します。これがいわゆる「根腐れ」といわれるものです。
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鉢花は花が咲いているものやつぼみの時期に購入するとその時から観賞することができ、苗から栽培するのと比べると誰でも簡単に楽しむことができますが、購入時期を誤らないように注意します。鉢花の大半はその花が自然に咲くよりかなり早い時期に店頭に並びます。