初心者でも簡単なポトスの育て方

ポトスの特徴
いきなり本格的な観葉植物を育てようと思っても挫折してしまうものなので、初心者でも簡単に栽培出来るものから始めると良いです。初心者でも簡単に育てる事が出来るものと言われても、それすら分からないという人も多いとおもいますが、そんな人に最適なのがポトスです。
ポトスと言われてもどういった植物なのか分からない人もいると思いますが、実際にそれを見れば「あぁこれか」と分かるはずの非常にポピュラーなものです。サトイモ科の植物の一種なのですが、なぜこれが初心者でも簡単なのかと言うと、まず温度管理に神経質にならなくていいという事です。
ポトスは、東南アジアの亜熱帯と熱帯雨林を原産地とした植物で、最低5℃以上は保ちたいというもので、寒さには非常に弱いです。しかし、日本の室内において5℃を下回るというのは考えにくく、基本的には日本中どこでも栽培が可能と言えます。
ポトスの育て方
具体的な育て方についてですが、まずは置き場所についてです。置き場所は、夏場に関しては強い日差しを浴びてしまうと葉が焼けてしまうので日陰に置くのがベターですが、その他の季節は日光によく当ててあげると葉の模様が鮮明に出てくるのできれいです。
厳密に言えば午前中は日向で、午後は日陰にすると良いとされていますが、そこまで厳密にやらなくても大丈夫です。土は水はけの良いものや、観葉植物用のものを使用すれば確実です。水やりですが、春から秋の季節は土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えれば良いです。
冬場に関しては土が乾いてから数日経ったくらいで水やりすれば十分です。冬場に水をたっぷりやってしまうと根が腐る場合もあります。室内にずっと置いておくとホコリが溜まる事もありますので、たまに水やりついでに葉にも水をかけてホコリを落としても良いです。
ポトスの栽培時の注意点
肥料は冬以外の季節、特に5月から9月くらいにかけて与えてあげると良いです。基本的には置き肥料でたまに液体肥料程度で十分ですが、大きく育てたい場合は液体肥料を一週間に1回の割合で与えても良いです。増やし方ですが、さし木で増やす事が出来ます。
葉を2枚ほど付けて切ったさし穂を、コップなどに水を入れた所に入れておき、根が出たら土に植え替えればOKです。さし木は、春から初夏にかけて行うとベストです。厳密にやらなくても勝手に大きくなるとも言われていますので、まずは気楽にやってみるのが良いです。デザインも楽しめますしグリーンカーテンにも最高です。
観葉植物の育て方や色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:ポトスの育て方
-
-
すなごけの育て方
特徴は、何と言っても土壌を必要とせず、乾燥しても仮死状態になりそこに水を与えると再生するという不思議な植物です。自重の2...
-
-
シンゴニウムの育て方
シンゴニウムとは、中央アメリカ〜南アメリカが原産のサトイモ科のツル性植物です。現在では熱帯アメリカを主な生息地として約3...
-
-
ニオイスミレ(スイートバイオレット)の育て方
ニオイスミレは、別名でスイートバイオレットとも呼ばれています。スミレ科のスミレ属に属しています。耐寒性多年草で、原産地は...
-
-
チャービルの育て方
チャービルはロシア南部から西アジアが原産で、特に、コーカサス地方原産のものがローマによってヨーロッパに広く伝えられたと言...
-
-
ハーブで人気のバジルの育て方
近年、ハーブは私達の生活に身近な植物になってきています。例えば、アロマテラピーなど香りで癒しを生活に取り入れたり、食事に...
-
-
モラエアの育て方
アヤメ科モラエア属であるこの花は球根から育つ多年草の小球根類です。まだまだ謎の多い種類で植物学者や植物マニアの人達が研究...
-
-
ブドウの育て方
ブドウはブドウ科ブドウ属に分類し、種類はヨーロッパブドウ、アメリカブドウ、欧米雑種の3つが挙げられます。ヨーロッパブドウ...
-
-
ヒデリコの育て方
ヒデリコは高さが20~60cmの小柄な植物で、秋には種子を落として枯れてしまう1年草です。湿地や田んぼのあぜなどに生育し...
-
-
カサブランカの育て方
カサブランカは、大きな白い花が見事なユリの一種です。その堂々とした佇まいから、ユリの女王とも呼ばれています。カサブランカ...
-
-
オスモキシロンの育て方
オスモキシロンは東南アジア地域を原産とする植物であり、フィルピンやニューギニアなどでよく見られる植物です。フィリピンやマ...
生活の中に緑があるのとないのでは毎日の清々しさが違うものです。これは気分的な話だけではなく、加湿効果や有害物質を吸着・分解しシックハウス症候群を防ぐ効果もあるものです。しかし、いざ植物を育てようと思っても、なかなか育て方もわからず諦めてしまう人も少なくないです。