初心者でもできる、へちまの育て方

へちまの育て方
へちまの種まきの時期は、4月半ばから5月がベストです。暖かくなり土の霜がつかなくなり始めたこの時期です。土は、野菜用の配合土がいいです。日の当たる湿度のあまりない場所で一粒ずつ植え、たっぷりお水をあげましょう。
葉が5枚ほど開いたら定植します。5月半ばから6月頃がベストです。一株一株の間を30センチ以上取るようにしましょう。きちんと間を開けないと、うまく育たなくなります。定植をしたら肥料もたっぷりあげるようにします。葉が7枚ほどしっかり開いてきたら、棚やカーテンを作る用意をします。
棚の場合は、つるを棚に絡ませるようにしながら固定していきます。へちまは3メートル以上伸びます。カーテンを作る場合は支柱を数本立て、そこにネットを張り、つるを絡ませるよう育てていきます。摘心を忘れずにおっこなってください。早いものであれば7月頃に花をつけてくれます。
へちまの育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ヘチマの育て方
収穫後の楽しみ方
実を食べる場合は7月から9月の間がいいです。実ってからか程経ったものがいいでしょう。煮たり焼いたり茹でたり天ぷらにしたりと、へちまはいろんな料理方法があります。沖縄のへちま料理が有名ですね。
へちまたわしにする場合は9月に入って完璧に熟したものを使います。熟していないと失敗して上手なたわしになりません。実の色が黄色っぽく変わってきて柔らかくなくなり、重さが軽くなってきた頃がいいでしょう。
へちまを収穫し、適度な大きさに切り、大きめの鍋に入れて20分ほど煮ます。この時へちまは軽いので落し蓋みたいな重しをしておいた方がいいです。中身が空洞状になってきたら水を流しながら種や余計な部分を洗い流します。あらっていうるうちに外側の皮は綺麗に剥けます。最後にきちんと乾燥させればへちまたわしの完成です。
へちま水の取り方
へちま水を取るときは9月以降がいいです。へちま水は昔から、「中秋の名月のころ」に取ると良いとされています。へちま水を作るときは根元からへちまを切るので、へちまのカーテンを終わりにしていいと思ったらへちま水にチャレンジしてみましょう。
作り方は、茎を根元から60センチくらいのところで斜めに切り、口の狭い綺麗なペットボトル等に茎を差し込みます。そのペットボトル等の容器の口を脱脂綿やアルミホイルでふさぎ、一晩おくと容器の中にへちま水がたまっています。取れたへちま水はろ過した後に冷蔵庫等の冷えた場所に保存して使用してください。採取したへちま水は約一週間ほどで使い切るようにしてください。
-
-
ゲッケイジュの育て方
英語ではローレル、フランス語ではローリエ、日本語では月桂樹と呼ばれています。クスノキ科の常緑高木植物で地中海沿岸の原産と...
-
-
クマガイソウの育て方
ラン科の植物として有名であり、近い品種としては、タイワンクマガイソウ、アツモリソウなどがあります。クマガイソウの特徴とし...
-
-
チコリ、トレビスの仲間の育て方
チコリはキク科キクニガナ属の植物で、和名はキクニガナと言います。フランスではアンディーヴと言う名の野菜で、広く生産されて...
-
-
チャービルの育て方
チャービルはロシア南部から西アジアが原産で、特に、コーカサス地方原産のものがローマによってヨーロッパに広く伝えられたと言...
-
-
小松菜の育て方について
最近はすっかり家庭菜園のブームも一般に浸透して、いろいろな自家製の作物を収穫している人も少なくありません。食品の安全を脅...
-
-
チガヤの育て方
この植物に関しては、被子植物で単子葉植物綱になります。イネ目、イネ科になります。園芸分類上はグラスで、毎年成長する多年草...
-
-
ニューギニア・インパチエンスの育て方
ニューギニア・インパチエンスはツリフネソウ科の常緑多年草で、学名を「Impatiens hawkeri」と言います。イン...
-
-
シェフレラ・アルボリコラ(Scefflera arboric...
台湾や中国南部が原産地のウコギ科セイバ属の植物です。生息地は主に熱帯アジアやオセアニアで、およそ150種類ほど存在する低...
-
-
エンコリリウムの育て方
パイナップル科に属しており日頃よく口にするパイナップルの原種から派生したとも考えられています。乾燥地に生息していた事もあ...
-
-
じゃがいもの品種と育て方
じゃがいもは、寒さに強い植物です。人気は男爵やメークイン、キタアカリです。男爵は粉質が強いので、じゃがバター・ポテトフラ...
へちま水や、へちまたわし等、小学校の時にだいたいの方はへちまの栽培をしたことがあると思います。最近は夏の日除け、室温対策等に使われ、「グリーンカーテン」とも呼ばれるへちまの育て方をお教えします。