サルビアの育て方と種まき時期

サルビアの育て方と種まき時期

サルビアは、ブラジル原産の草花で夏から秋の花として誰にでも愛されている花です。花色には燃えるような紫・白・桃色がありますが、ベランダではいずれも草たけの低い品種を選ぶのが良いです。品種としては緋赤・紫・白の3系統があります。

サルビアの特徴

サルビアは、ブラジル原産の草花で夏から秋の花として誰にでも愛されている花です。花色には燃えるような紫・白・桃色がありますが、ベランダではいずれも草たけの低い品種を選ぶのが良いです。品種としては緋赤・紫・白の3系統があります。

緋赤色種は紅姿・セントジョーンズファイア・ホットジャズスペシャル、紫色種はバイオレットクラウン・ファリナセアビクトリア、白色種は雪姿・ホワイトクラウンなどがあります。

サルビアの栽培の注意点

サルビアの栽培環境としては、発芽適温20から23℃なので慌てて早い内からの種まきをしない事が大事です。生長開花適温は20℃内外、30℃を超えると花色があせて開花率が悪くなります。

短日の方がよく開花し、長日条件下では、早生種は開花しますが、晩生種は開花が遅れる場合があります。また、サルビアは日当たりの良い場所を好みます。

有機物の多い保水力のある栽培がよく、乾燥には弱いので注意が必要です。肥料が少ないと開花数も減るので、元肥にはマグアンプKを混入しておき、追肥にはハイポネックスを7日に1回は与えて、肥切れさせないようにします。サルビアの育て方として、種まきは5月上旬から中旬が良いです。

晩性種で秋の花を楽しみたい時は6月撒き。浅鉢や果物の空パックなどに培養土を入れてばらまきにし、5ミリくらい覆土をします。サルビアの種はかたく、発芽抑制物質も含まれているので、1晩水に浸して洗い流したものを蒔くとよく発芽します。

サルビアの鉢に直まきする方法

ビートバン・ジフィーセブンなどに蒔いてもよく、また大き目の鉢に直まきする方法もあります。本葉2枚から3枚になったら、葉と葉が重なり合わないように間引いてやり、間引いた苗は他の所へ移植します。本葉5枚から6枚になったら、所定の容器へ15センチ間隔に定植します。

容器の深さは15センチ以上のものが望ましいです。サルビアは真夏の乾燥に弱いので、株まわりにピートモスなどを敷き込み、追肥と水遣りをまめにします。草丈が15センチ内外の頃に摘心をします。1回摘心をして2本から3本の側枝を出させるようにします。

8月上旬に枝の刈り込みをして、9月から新芽に発芽させるやり方もあります。さし芽栽培のやり方としては、6月か9月の始めに、若い枝先を5センチから6センチほど切って、川砂か、ピートモス50%・パーライト50%混合の培地へさし芽します。1週間は日かげに置き、灌水を十分にします。

その後はすだれ・よしずのようなもので遮光した下に移して乾燥させないようにすると、約3週間くらいで発根します。この苗を容器に定植して、後の管理は移植栽培の時と同様にします。採種の時期としては、10月から11月の内に種が出来るので、こぼれ落ちない内に採種しておく事を忘れないようにする必要があります。

花の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:サルビア(一年性)の育て方
ローズマリーの育て方

pixta_piiman_01

ピーマンの栽培や育て方、トウモロコシの種まきと育て方

トウガラシのなかの一つで甘味料のある緑果をピーマンと呼んでいます。ピーマンの種まき時期は5月中旬頃でナスと同じ時期です。...

pixta_hakusai

白菜の育て方

白菜は、アブラナ科の野菜で、生息地は他のアブラナ科の野菜類と同様に、ヨーロッパの北東部からトルコ にかけての地域でだと考...

pixta_karatatibana

カラタチバナの育て方

カラタチバナの原産地は日本、台湾、中国です。日本では本州、四国、九州、沖縄などを主な生息地としています。日本では江戸時代...

pixta_wildstrovery

ワイルドストロベリーの育て方

ワイルドストロベリーの特徴は野生の植物に見られる強さがあることです。踏まれても尚踏ん張って生きている雑草に例えることがで...

pixta_kurinsou

クリンソウの育て方

被子植物で、双子葉植物綱に該当します。サクラソウ目、サクラソウ科、サクラソウ属になるので、かなりサクラソウに近い花といえ...

tomato01

トマトの育て方

トマトは和・洋・中のあらゆる料理に使用され、生でも加熱しても使用される万能野菜です。またその栄養価も非常に高い野菜でもあ...

pixta_agrosutenma

アグロステンマの育て方

アグロステンマは原産地が地中海沿岸で、日本に渡来したのは1877年のことでした。渡来した当初は切花として利用されていたの...

pixta_wakegi

ワケギの育て方

原産地については西アジアから地中海東部であるいう説やユーラシア南部を生息地とする説もあればアフリカやヨーロッパが原産地で...

pixta_ninjin13

ニンジンの育て方

ニンジンはセリ科の一種であり、この名前の由来は朝鮮人参に形が似ていることからつけられたものですが、朝鮮人参はウコギ科の植...

pixta_hiasinsu

ヒアシンスの育て方

ヒアシンスは16世紀前半にヨーロッパにもたされ、イタリアで栽培されていた歴史がありますが、ヨーロッパにも伝わった16世紀...

スポンサーリンク

pixta_itorakkyou

イトラッキョウの育て...

イトラッキョウは日本原産の植物で、生息地が長崎県の平戸島...

pixta_arodexia

アローディアの育て方

アローディアと呼ばれる植物は、マダガスカル原産の植物です...

pixta_mizuna_01

はじめての家庭菜園で...

家庭菜園をやっている人が増えています。また、これからはじ...

pixta_yanagiran

ヤナギランの育て方

花の特徴としては、まずはフトモモ目、アカバナ科、ヤナギラ...