イチゴを種から育てる

イチゴを種から育てる

甘酸っぱい味わいが特徴のイチゴの栽培方法として、市販されている苗からの育て方が一般的ですが、種から育てる楽しさも子供たちとのガーデニングではオススメできます。イチゴの種まきには数多くのポイントがあり、発芽させてからの栽培のためには必要な事柄ばかりです。

種まきから発芽するまで

まず、好光性種子であることから言えるのが、日当たりの良い環境を好みますし、湿気を好むためにこまめな水やりは必須となっています。さらに種まきから発芽するまでには温度管理も重要で、基本20度前後で育てますが、カビや雑菌が培養土に生えないように管理を徹底します。

イチゴの栽培では、酸性土壌で発芽までを促してあげることもポイントで、イチゴの種まきに用意するものでは手軽に利用できる人工土のパームブロックがオススメで、卵が入っていたパックやトレーなどに水を含ませたパーム土を敷き入れます。

その後、種をパラパラとまんべんなく間隔を空けながらまいていきます。種をまいた後は予冷として冷蔵庫内で低温保管することで発芽が早まる魅力があり、4日程度予冷した後は日が当たる場所に移動させて経過観察します。

こちらのいちごの育て方もかなり参考になります♪

温度管理と水やりの重要性

温度は15度以上を保ちながら、土が乾燥しないように霧吹きを使って土が湿る程度に水をあげることも重要です。その後、約10日程度で根が出てきて、2日から3日程度で発芽に成功します。

発芽後も日当たりと水やりは重要で、本葉2枚程度になった時点でプランターではなくポットに植え替えますが、肥料は培養土に含まれているのでこまめに与える必要性はないのも育て方としてはラクです。

その後、本葉4枚目から直射日光に当てて育てていくと、本葉が増えるたびに葉っぱのサイズも大きくなり、ギザギザの特徴ある葉っぱに成長していきます。その後、ポットの底から根の巻きが見えるくらいになったら、プランターに植え替えていきます。

根を優しくほぐしてあげて、ふんわり盛った酸性土壌に植えた後、たっぷりの水やりを行います。この時期から気をつけたいのが害虫で、アブラムシなどが付かないように管理します。

受粉のサポートと摘果

その後、白い花が咲き始めるので受粉を行いますが、蜜蜂などがいる環境下では不要となる作業ですが、念のために筆などを使って、花の中心をトントンと軽く叩いて受粉をサポートします。

イチゴの育て方として、大きな実を採りたい場合には1房に2粒から3粒程度の実つきになるように小さな実を摘果してしまいます。こうすることにより、より栄養が1粒1粒に巡り、大きな実をつけることに繋がります。

果実らしくなってきたら、土の上にクッションとなるワラを敷いておくこともポイントで、キズ防止に繋がります。手摘み収穫によって、種まきからの栽培が終了し、ツル処理を行うと来年もまた楽しめるのも特徴です。

イチゴの育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:イチゴの育て方

pixta_kokabu_01

植物の栽培とこの育て方とこの種まきのやり方

趣味としてガーデニング等をしている方々は大勢いますが、野菜等の栽培をしたり、この育て方やこの種まき等の知識を身につけるこ...

pixta_shokutyushokubutu

食虫植物を育ててみよう

ホームセンターで比較的安価に購入することが出来る食虫植物の育て方について記述していきます。食虫植物にはいくつかの種類があ...

pixta_jagaimo11

じゃがいもの品種と育て方

じゃがいもは、寒さに強い植物です。人気は男爵やメークイン、キタアカリです。男爵は粉質が強いので、じゃがバター・ポテトフラ...

pixta_rukkora_01

ベランダでルッコラの栽培

家庭菜園の魅力とは、自分で大切に育てた野菜を味わうことができることにあります。育てる達成感と味わう幸福感を体感してみたい...

pixta_boke

ボケの育て方

ボケはもともと中国原産の落葉低木です。梅と比べてもかなり木の丈が低く、コンパクトな印象で春の花木として人気があります。 ...

pixta_aronsoa

アロンソアの育て方

この花については、ゴマノハグサ科、ベニコチョウ属になります。多年草になります。生息地である中南米においては多年草として知...

pixta_hiiraginanten

ヒイラギナンテンの育て方

ヒイラギナンテンの原産地は中国や台湾で、東アジアや東南アジアを主な生息地としています。北アメリカや中央アメリカに自生する...

pixta_kourinka

コウリンカの育て方

コウリンカはキク科の山野草で、50センチくらいに成長し、7月から9月頃には、開花時期を迎えます。2007年に環境省のレッ...

pixta_pangy

パンジーの育てかたについて

スミレ科のパンジーは、寒さには強いのですが、暑さに弱く、5月前後に枯れてしまいます。ガーデニング初心者の方には、向いてい...

pixta_natuzuisen

ナツズイセンの育て方

このナツズイセンですが、面白いのは植物の系統ではヒガンバナ科のヒガンバナ属ということで、彼岸花の親戚でもあります。また別...

スポンサーリンク

pixta_arokasia

アロカシアの育て方

アロカシアはサトイモ科に分類される品種であり、学名の「A...

pixta_uramurasaki

ウラムラサキの育て方

ウラムラサキの歴史に関しては、ミャンマーやタイが原産地と...

pixta_rikyubai

リキュウバイ(バイカ...

リキュウバイは別名バイカシモツケと言われています。育て方...

pixta_geisoriza

ゲイソリザの育て方

ゲイソリザはアヤメ科の植物で原産地は南アフリカとなってい...