植物栽培の楽しみ方について。
バラの育て方
いわゆる栽培の価値のある植物ほど、弱く育てにくいものです。そのひとつにバラがあります。咲き誇るバラはとても美しく、店頭で見ますと、割合高価なものです。これらは育て方が上級者でないと難しい部類に入ります。
わたしなどは、まったく手間いらずとされる観葉植物さえ枯らしてしまうので、よそ様の家の庭に毎年咲くバラを見ては、感心し、感動しています。なぜなら、バラ科の植物は多くの肥料を必要としますので、鉢植えで育てると必ず肥料不足となります。
地植えをしても土壌があっていないと花を咲かせるまでには至りません。ガーデニングに凝られる人たちは、バラ園を完成させるのがステイタスです。美しいイングリッシュガーデンを完成・維持させるには、雑草を取り除き、適切な時期に肥料をやり、目配せを怠らないという日課があります。
それはそれは労力がかかります。それにきれいなうちはいいですが、花が枯れますと、すぐにお掃除をしないと散らかって見えてしまいますから、これも大変です。よその家の庭だから、安心して見れるのです。
こちらのイングリッシュ ラベンダーの育て方もかなり参考になります♪
野菜の栽培
野菜の栽培も同様です。ミニトマトのように放置していてもいくつかは実がなりますが、食用にとなるとやはり土壌管理が必要となってきます。ところで、今年は旅先の青空市場で買った細長いかぼちゃがとてもおいしかったので、実家の庭にまいたところ、みるみる成長して、いくつかの実がなりました。
かぼちゃは人工授粉が必要とされていますが、昆虫がうまくやってくれたのでしょう。副産物として、何回もかぼちゃ色の花を咲かせて、目を楽しませてくれました。次々につるを伸ばして生長していくのを観察するのは、なかなかに楽しいものでした。
こちらのかぼちゃの育て方も詳しく書いてありますので、参考になります♪
植物を栽培して感じたこと
そして、秋になって、いよいよ枯れてしまいますと、もの悲しくなりました。そういえば、お中元にもらったマスクメロンのたねもまいてみました。するとかわいい双葉まではたくさん生長しました。けれども、楽しみはそこまででした。
みかんやピーマンといったものにも種があるので植えてみますが、なかなかこれも生長はしません。迷ったのは、柿の種です。これは生長にひどく時間がかかるので、種から育てると気の遠くなる話になります。たいていは、苗木や挿し木でもって購入するものです。
このような生長時間を考えると人間の一生って短いのだなとつくづく思います。一年草の連中の、いきいきとして華麗に色とりどりに咲き誇るのも、その短さゆえだなあと思うのです。
-
-
イースターカクタスの育て方
ブラジル原産の多肉性植物で、4月初旬の頃のイースター(春分後の最初の満月の後の日曜日)に開花するカクタス(サボテン科)で...
-
-
にらの育て方
にらの原産地は定かにはなっていませんが、中国西部から東アジアにかけての地域生息地ではなかったかと考えられています。モンゴ...
-
-
ダイアンサスの育て方
ダイアンサスは、世界中に生息地が広がる常緑性植物です。品種によって、ヨーロッパ・アジア・北アメリカ・南アフリカなどが原産...
-
-
クリサンセマム・パルドーサムの育て方
クリサンセマム・パルドーサム(ノースポール)は、キク科フランスギク属に分類される半耐寒性多年草です。ただし、高温多湿に極...
-
-
ガイラルディアの育て方
ガイラルディアは、北アメリカおよび南アメリカを原産地として、20種以上が分布しているキク科の植物で和名を天然菊と言い、一...
-
-
ハーデンベルギアの育て方
ハーデンベルギアはオーストラリア東部に位置するタスマニアが原産のツル性の常緑樹で、コマチフジ・ヒトツバマメ・ハーデンベル...
-
-
雲間草の育て方
日本の園芸店で市販されている雲間草は、一般的に「西洋雲間草」、「洋種雲間草」と呼ばれているヨーロッパ原産のものです。元々...
-
-
デイジーの育て方
デイジーの原産地は地中海沿岸部と北アフリカです。原産地やヨーロッパなどでは多年草と扱われていますが、日本では夏越えが厳し...
-
-
オーリキュラの育て方
オーリキュラは、本来はヨーロッパのアルプスに自生する植物です。高山植物として扱われていて、日本でも栽培されています。原産...
-
-
ヒアシンソイデスの育て方
ヒアシンソイデスはヨーロッパの南西部原産の多年草です。原産や主な生息地はヨーロッパ南西部ですが、様々な交配や品種改良が行...




私たちは、身近に植物が生息しているのを知っています。いわゆる雑草は、育て方を教えなくても、年から年中、切っても切っても生えてきます。かれらの生命力はほんとうにすごいものです。雑草は栽培という概念を必要としません。