多肉植物の育て方のポイント

多肉植物の育て方のポイント

初めての人でも比較的簡単に栽培することが出来る多肉植物の育て方のポイントについて記述していきます。まず、多肉植物は、乾燥や塩分の多い土地で生き残る事が出来るように葉や茎などに水分を貯めることが出来る植物のことを指します。

多肉植物の特徴

その種類は非常に多く、数千種類とも言われています。水分を貯めこむことが出来るので、頻繁に水をやる必要がなく、手間や時間を掛けることが出来ないという人にもオススメです。育て方のポイントとしては、必要以上に水を与えないということです。

水を与え過ぎてしまうと、根腐れを起こしてしまうので、ある程度乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。夏場でも2ヶ月に1度程度、冬場であれば与えなくても平気である場合も多いようです。水を与える時と控えるときとのメリハリを付けるようにします。

室内で育てる場合には、風通しや日当たりの良い場所に置くようにします。多肉植物は、どのようなものでも育てることが可能ですが、テラコッタという素焼きの鉢がオススメです。様々なサイズがあるので、適当な大きさの物を選ぶようにします。

多肉植物の育て方

テラコッタであれば、余分な水分を鉢の側面から蒸発させてくれるため、湿度に弱い多肉植物でも安心して栽培することが出来ます。多肉植物は、鑑賞して楽しむことも出来ますがその他に増やす楽しみもあります。

増やし方の方法はいくつかありますが、その方法の一つに、「葉挿し」という方法があります。これは、鉢などの器に乾いた土を入れ、その上に葉を仰向けにして置きます。一般的な植物であれば、この際に水を与えますが、多肉植物の場合には水は与えないようにします。

ここで水を与えてしまうと腐れてしまう可能性がありますので注意が必要です。しばらくその状態を保ち、根が出てきた事を確認することが出来れば、上から土をかぶせます。ある程度成長したら、窮屈にならないように大きめの器などに移し、水を与え日当たりの良い場所に置くようにしましょう。

多肉植物の増やし方とは?

葉挿しの他の方法として、「株分け」という方法もあります。横に広がるタイプに向いている方法で、親株から子株を分けることで増やしていくことが出来ます。大きく成長し、鉢が窮屈に感じるようになったら行うようにします。

方法としては、まず器から全てを取り出し、根を丁寧にバラすようにします。この際に成長の弱い根や古くなっている根、他と比べて長くなっている根はカットし、親株と子株を分け、それぞれを器に植わるようにします。

風通しの良い所に置きますが、根がしっかりと張るまでは日陰で管理するようにします。なお、水は新しい鉢に植え替えてから2~3日程度経過したころに適量を与えるようにします。

下記の記事も多肉植物の花について書いてあります♪
リビングストーンデージーの育て方

pixta_aroe

アロエの育て方

日本でも薬草として人気のあるアロエはアフリカ大陸南部からマダガスカルが原産地とされており、現在ではアメリカのテキサス州や...

pixta_santrina

サントリナの育て方

種類はキク科になります。除虫菊と同じ仲間なので、そのことからも虫をあまり寄せ付けないのかもしれません。草丈は大きいものだ...

SONY DSC

グミの仲間の育て方について

グミと言うとお菓子を連想する人は多いものですが、お菓子のグミと言うのは、グミの仲間となるものを原料として、果汁を搾りだし...

pixta_himesayuri

ヒメサユリの育て方

ヒメサユリは高山植物として愛好家も多い日本固有の品種ですが、楚々として咲くユリは日本だけでなく世界中で古くから愛されてき...

pixta_sisirinkiumu

シシリンキウム・ロスラツムの育て方

北アメリカを原産地として日本には明治時代の1890年ごろに渡来してきました。鑑賞用として入ってきたのですが、繁殖力が強い...

pixta_seruriaserubia

セルリア・フロリダの育て方

”セルリア・フロリダ”は南アフリカケープ地方が原産の植物になります。日本にはオーストラリアから切り花として入ってきた植物...

pixta_mint

お洒落なハーブの育て方

お洒落なハーブを自分で育てることが素敵だと思いませんか?最近はお家でハーブを育てている人が多くなっています。ハーブと聞く...

pixta_sirasagikayaturi

シラサギカヤツリの育て方

シラサギカヤツリはカヤツリグサ科の多年草です。シラサギの名前からもわかるように、花を咲かせた姿が白鷺が舞っているようにも...

pixta_beet

ビート(テーブルビート)の育て方

ビートの歴史はとても古く、紀元前より利用されています。始めは野生種の先祖型にあたる植物を薬草として利用されていて、ローマ...

pixta_tumerenge

イワレンゲの仲間の育て方

イワレンゲの仲間は、ツメレンゲやコモチレンゲなど、葉っぱが多肉状態で、サボテンと育て方と同じ配慮で育てれば、毎年美しい花...

スポンサーリンク

pixta_poinsetia

ポインセチアの育て方

特徴としてはなんといっても赤い花びらと緑の葉でしょう。ク...

pixta_yamabukisou

ヤマブキソウの育て方

特徴としては多年草であることが挙げられます。根がついてい...

pixta_hyukera

ヒューケラの育て方

ヒューケラは日本ではツボサンゴとして自生していた日本人に...

pixta_fusiguro

フシグロの育て方

フシグロは、ナデシコ科の野草で、葉のつく節が黒っぽいので...