セルリア・フロリダの育て方

セルリア・フロリダの育て方

”セルリア・フロリダ”は南アフリカケープ地方が原産の植物になります。日本にはオーストラリアから切り花として入ってきた植物です。ヤマモガシ科セルリア属の低木になり、花びらの先がとがって咲いているのが大変特徴的な花になります。淡このセルリア族の花の種類は40種類以上あると言われており、中でも一番美しいと言われているのが、この”セルリア・フロリダ”と言われています。

育てる環境について

セルリア・フロリダを育てる場合は、十分な太陽の光が必要になります。太陽の光が不足してしまうと、株がどんどん弱くなってしまい花にも影響が出てしまいます。また冬の時期は室内に入れるか雪や霜があたらない軒下で管理するようにしましょう。ただし太陽の光にだけは十分あててあげないと、翌年の花付きに影響してしまうので注意しましょう。

また、多湿に弱い植物なので、水はけの良い場所で育てる必要があります。さらに夏のじめじめした環境を嫌うので、風通しの良い日陰などの場所に移して管理するようにしましょう。寒さには比較的耐える傾向にありますが、霜が降りる場所で育てる場合は注意が必要です。その場合は室内なでで育てると良いでしょう。

また、比較的乾燥を好む植物なので、過度の水やりには気をつけましょう。ただし、極端に乾燥が激しい炎天下の続いた日などは水切れを起こしてしまう可能性があるので、そういった場合は注意しましょう。水が花に直接かかってしまうと花が枯れてしまう恐れがあるので、水やりの場合は注意してあげましょう。

また、この花の厄介なところは、葉の色が悪いからといって水が足りていないというわけでもありません。なかなかその姿からは判断が難しい植物です。肥料はそれほど必要のない花になります。花の様子をみながら慎重に育てていきましょう。少し栽培する環境に慎重にならなければいけない花ですが、そこを注意して育てればきれいな花を咲かせてくれるでしょう。

種付けや水やり、肥料について

このセルリア・フロリダはとても成長の早い植物です。種をまいてもその年に花を咲かせてくれます。ただし、花付きは太陽のあたり具合にもよるので、十分あててあげましょう。また室内で育てる場合でも、太陽が出ている時は十分に光をあててあげるようにしましょう。生育に適した温℃は10℃から25℃前後です。

肥料をそれほど必要としませんが、もし肥料を与えるのであればリン酸の少ない肥料を与えるようにしましょう。リン酸の多い肥料を与えてしまうと、すぐに枯れてしまうので注意が必要です。植え替えを行う場合は、花が咲いた後に行います。もともと肥料をあまり必要としない植物なので、

肥料をあげる場合は生育する時期に緩効性肥料でリン酸の割合の少ないものをほんの少しあげる程度で十分です。特に肥料をあげないからと言ってダメになったりはしません。セルリアはまだ流通し始めてまもない植物なので、それほど詳しい育て方が確立されていない植物です。その為、初心者の方には少し育てるのが難しくなってしまいますが、

何度も失敗を繰り返しながらきれいな花を咲かせてみましょう。ふわふわとした見た目がとても印象的で、鉢植えにしてもお部屋の雰囲気をがらりと変えてくれる植物ではないでしょうか。薄ピンク色の淡い花が大変美しく、またとても素敵な花ではないしょうか。風にゆられてふわふわ揺れている姿も美しく、葉も特徴的な形をしているので幻想的な空間になるでしょう。

増やし方や害虫について

セルリア・フロリダを増やす場合は、種まきまたは挿し木で増やす事が出来ます。害虫は特にないので心配はいりません。生育が早い植物なので、種をまいて年を越さなくてもその年の内に花を見る事が出来ます。とてもきれいな花なので、見応えもたっぷりではないでしょうか。切り花としては良く見ますが、苗や種はあまり流通しているのみかけることがありません。

その場合はインターネットなどを利用して取り寄せした方が良いでしょう。太陽の光を好みますが多湿に弱いという性質から、梅雨のある日本の風土になかなか合わない植物ではありますが、上手に育てればきれいな花を見る事が出来ます。またあまのじゃくの性質もあり、葉が萎れているからと言って、

水分が足りていないというわけではない場合もあるので、見た目だけでは状態を判断しきれないところもあります。何度か栽培していれば、そのうちコツを掴む事が出来、きれいな花をたくさん見る事が出来るでしょう。まさにブライダルフラワーにふさわしい美しいセルリア・フロリダは花嫁さんをより美しく見せてくれる植物です。

その淡い色合いと、ふわふわした印象が大変美しく大変女性に好かれる花になっています。しっかり育てれば美しい花を見せてくれるので、是非楽しみながら育てていきましょう。庭に植えても良いですし、鉢植えやプランターで育てても良いでしょう。肥料もそれほどいりませんが、育てる環境にや水やりには気をつけながら育てていきましょう。

セルリア・フロリダの歴史

セルリア・フロリダ”は南アフリカケープ地方が原産の植物になります。日本にはオーストラリアから切り花として入ってきた植物です。ヤマモガシ科セルリア属の低木になり、花びらの先がとがって咲いているのが大変特徴的な花になります。淡このセルリア族の花の種類は40種類以上あると言われており、中でも一番美しいと言われているのが、

この”セルリア・フロリダ”と言われています。英名で”BlushingBride(頬を染めた花嫁)”と呼ばれており、花びらのように見える苞の先がほんのりピンク色に染まっており、その姿が花嫁さんが頬を染めたように見えることからそうよばれるようになりました。セルリア・フロリダは結婚式用のブーケとしても用いられるブライダルフラワーです。

イギリスのダイアナ妃のブーケに使われたお花です。まさに花嫁さんを象徴しているかの様な素敵なお花なんです。セルリア。フロリダは常緑低木になり花が咲く時期は2月から5月にかけてになります。花言葉は”ほのかな思慕、可憐な心、優れた知識”です。とても可愛らしい優しい色合いと、

ふわふわとした見た目が、結婚式にピッタリの花ではないでしょうか。あまりホームセンターなどで販売されているところはみませんが、切り花として多くが利用されています。オーストラリアで生産され、日本ではほとんどが輸入されています。ジョーイセルリアと言う名前で販売されることもあり、大変可愛らしい印象の花になります。

セルリア・フロリダの特徴

セルリア・フロリダの特徴といったらなんといってもその可愛らしい花ではないでしょうか。まさに結婚式にピッタリのふわふわとした見た目が大変可愛らしい花になります。羽状複葉が互生しており羽裂片は円柱状で先端がとがっています。淡桃色の美しい花を房状に付ける為、見ているだけでなんだか癒されてしまう花ではないでしょうか。

切り花として流通している事が多い花ですが、本来の草丈は1mから3m程に成長する低木です。鉢植えとしても栽培される事が多い花になっています。鉢植えで育てた場合は高さが50cm程度になります。清楚な印象を与えてくれるセルリア・フロリダはまさに結婚式のブーケにピッタリの花ではないでしょうか。

花弁のように見えるのは実は総苞が発達して出来た物です。観賞時期は12月から5月にかけてです。太陽が当たる場所を生息地としている植物ですが、多湿に弱いという性質があります。その為梅雨がある日本などではあまり適さない植物ではないでしょうか。日本で育てる場合は、風通しの良い場所で育ててあげましょう。

太陽の光をたっぷり浴びて成長すれば、きれいな花をたくさん見せてくれる植物です。是非そんなセルリア・フロリダを楽しみましょう。育て方はなかなか難しい植物になるので、ガーデニング初心者の方などにはちょっぴり育てるのが難しいかもしれません。せっかく咲いてくれたのですから出来るだけ長く楽しみたいのですが、それほど水持ちが良くないので、あまり花持ちがしないのが特徴です。

pixta_dazy11

デージーの育て方

ヨーロッパおよび地中海原産の草花です。自生の生息地であるヨーロッパでは野草として、ごく自然に芝生に生えています。デージー...

pixta_mizuna_01

はじめての家庭菜園で役立つ基本的な野菜の育て方

家庭菜園をやっている人が増えています。また、これからはじめてみたいと思っている人も多いと思います。しかし実際は、なにから...

pixta_omodaka

オモダカの育て方

オモダカは、オモダカ科オモダカ属の抽水植物、湿生植物で多年草です。草丈は約30〜70cm程度です。原産地はアジアと東ヨー...

pixta_heriasans

ヘリアンサスの育て方

特徴としてはまずどの種類に属するかがあります。キク科のヘリアンサス属と呼ばれる種類に該当します。ヒマワリ属としても知られ...

pixta_diamondflost

ユーフォルビア(‘ダイアモンド・フロスト’など)の育て方

ユーフォルビア‘ダイアモンド・フロスト’などは小さな白い花のようなものが沢山付きます。だからきれいで寄せ植えなどに最適な...

pixta_remonbabena

レモンバーベナの育て方

レモンバーベナは、クマツヅラ科イワダレソウ属の落葉低木です。軽く触れるだけでもかぐわしいレモンの香りがします。この香り代...

pixta_karakorotas

カロコルタスの育て方

カロコルタスは、別名をバタフライチューリップと呼ばれていて、花の色も色とりどりにあります。ユリ科としての上品さと大きく派...

pixta_orientarupopi

オリエンタルポピーの育て方

オリエンタルポピーは地中海沿岸からイラン等の西南アジアが原産地のケシ科ケシ属の仲間です。スイスの遺跡から種子が発見されて...

pixta_tokiwamansaku

トキワマンサクの育て方

トキワマンサクは日本をはじめ中国やインド、台湾などにも生息地があります。もともと日本に自生していた植物ではなく、原産地の...

pixta_purimonaria

プルモナリアの育て方

プルモナリアはムラサキ科プルモナリア属に属し、多年草です。園芸ではプルモナリアと呼ばれていますが、ハーブティーなどにも使...

スポンサーリンク

pixta_sugi

スギ(杉)の育て方

スギが日本に登場したのは200万年前頃で、縄文時代や弥生...

pixta_sistas

シスタスの育て方

シスタスは、ロックローズとも呼ばれる花になります。大変小...

pixta_kouteidaria

皇帝ダリアの育て方

ダリア属は、メキシコから中米に27種が分布しており、茎が...

pixta_kanpanyura

カンパニュラの育て方...

カンパニュラは、釣り鐘のような形の大ぶりの花をたくさん咲...