レンブの育て方
育てる環境について
栽培をするのであればどのような環境が必要となるかですが、東南アジアの熱帯において育つ植物です。この辺りで栽培されるといえばバナナなどがあるでしょう。バナナは日本ではほとんど生産されていません。台湾やフィリピン産になります。沖縄などでは作っているところもあるでしょうが、流通に乗るほどではないでしょう。
本土ではかなり栽培が難しくなります。熱帯の植物をつくろうとすると、夏はそれなりにいい気候になりますが、冬周辺にすっかり植物がやられてしまうことがあります。この植物に関しても冬を越せる環境が整っているかとなりそうです。まずは日向を好むので、庭などで日当たりの良い所などが良さそうです。
庭植え、鉢植えが可能で、10号以上の植木鉢を利用することで結実も可能になります。問題は庭植えをするにあたって冬をどう過ごすかですが、沖縄ぐらいしか冬を越せないかもしれません。そのことから、基本的には冬は室内での管理になります。そうなると植木鉢で育てるのが良さそうです。気温が20度ぐらいになれば外にだすことができます。
4月中旬ぐらいからある程度はそれくらいの温度になってきます。10月の下旬ぐらいまでは外での管理が出来るでしょう。しかし夜に15度を切るぐらいになってくると厳しくなります。なってからでは遅いですから、早めに室内に入れるようにします。室内においてはなるべく昼に日差しが当たるところにします。窓際などになります。
種付けや水やり、肥料について
育て方としては用土をどのように作るかですが、果物の種類とあり、肥沃な用土を好みます。ですから栄養分のある土を用意するようにします。赤玉土の小粒が6割程度、腐葉土が3割、そして堆肥も1割いれます。赤玉土と腐葉土の配合だけより、堆肥を加える事でかなり栄養分のある土になります。将来の成長を促すようになります。
10号の植木鉢を利用するときにおいては赤玉土にも変化をつけます。小粒タイプと中粒タイプを使うようにします。混ぜることで均等に配合することができます。水やりは鉢の土の表面が乾いたときに行うようにします。生息地は熱帯で雨も多いところです。湿り気のある土壌を好む植物ですから乾いた状態は良くありません。
土の中としては常に湿った状態、水切れでない状態が必要になります。常に中の方まで見ることはできませんから、毎日表面をチェックして、表面が乾いたときに水を与えます。前日はまだ少し湿っていて、その日に乾いた状態なら中の方はまだ少なからず水分はあるでしょう。これくらいであれば水切れにはならないので問題ありません。
果実がつくようになった時は少し多めに水を与えるように心がけます。冬に室内などで管理をするときにはあまり水を与えないようにします。乾かし気味の管理にします。肥料に関しては春から秋の成長期に三要素等量タイプを与えます。三要素とはチッソ、リン酸、カリです。収穫後などに多めにするようにすると株を充実させられます。
増やし方や害虫について
増やすときにはさし木を行います。良い時期は4月から9月になります。枝の選び方では、特にいつの枝が良いなどはありません。健康な枝を選ぶようにします。長さは5センチぐらいから7センチぐらいです。これをパーミキュライト、鹿沼土などの用土にさしておきます。根っこが出てきたら植え替えて管理をするようにします。
植木鉢での管理が多くなりそうですが、根詰まり防止対策を取るようにします。根詰まりの状態だと生育が良くなくなります。せっかくうまく育っていたのにある年から良くないとなったら根詰まりになっている可能性を疑います。頻度としては2年から3年に1度ぐらいです。うまく生育がいっている時においても植え替えをしたほうが良いことがあります。
管理としては剪定をすることがあります。収穫をしたあとの8月から9月辺りに行うようにします。上方向に枝が伸びることがありますから、そういった枝を付け根出来るようにします。枝が重なりあうような場合は古い枝を切っていきます。新しい枝を残します。枝が内側に伸びている場合においてもあまり形として良くないので切るようにしたほうがいいでしょう。
病気はあまり心配する必要がありませんが、寒さに対しては弱いので冬の管理をしっかりするようにします。過湿にも気をつけるようにします。害虫としてはカイガラムシが出てくることがあります。枝が増えすぎた場合に起こるので、適度に剪定をして対応するようにします。
レンブの歴史
夏になってくると水分補給をしっかりととらなければいけません。日本であれば水道水を利用できます。殺菌剤やカルキ臭さは気になることがありますが、普通に飲む分には体を壊すことはありません。どうしても他に水分補給の方法がない場合は仕方ないでしょう。小学生の頃などは体育の授業の後に水道の蛇口に向かって走って行くことがありました。
外国においては必ずしも全てにおいて水道が発達しているわけではありません。川の水などを飲むこともあるでしょうがもっと他の方法としては植物などから得ることがあります。果物であれば水分も多いことがあり、利用している国もあります。利用される果物の一つとしてレンブと呼ばれるものがあります。
聞いただけではどのような植物かなどは想像がつきません。原産地としては主にマレー半島になります。東南アジアです。この地域は暑いだけでなく湿度も高い地域になるので水分補給が必要になります。そのときにこの植物の果実を食べる人が多いようです。ではこの植物がどのように広まってきたかの歴史ですが、
原産地となっている地域においては元々はオランダ領となっていました。ヨーロッパ各国の植民地政策によって支配されていたようです。その時期に栽培が進められ、現在においてもこの地域では栽培が続いています。日本においてはどうかですが、気候が東南アジアに近くなる沖縄などにおいてハウス栽培がされるくらいで、あとは個別の栽培になるようです。
レンブの特徴
特徴としては、被子植物、双子葉植物綱にあたります。フトモモ目、フトモモ科、フトモモ属になります。ここまで来るとフトモモの仲間であることはよくわかります。この植物の別名としては、オオフトモモ、ジャワフトモモがあります。まさにフトモモと言っても過言ではないでしょう。園芸として利用するときの分類では果樹、熱帯植物になります。
それ程高い木ではなく、1メートルから2メートル程度の木になります。収穫をする時期としては6月ぐらいから8月ぐらいになります。受粉樹が必要になるわけではないので、1本の木があれば実をつける事が可能です。熱帯地域が生息地になることから、耐暑性はあります。耐寒性についてはあまり強くはありません。
常緑性なので葉っぱが生い茂った状態になっています。果実がどのようなものかが気になりますが、光沢がある表面が特徴になります。色としてはピンクや赤、白っぽいものもあります。イチジクが熟した時の赤色がありますが、それに近い色になることもありますし、トマトの真っ赤に熟した時のような色になることもあります。
味としてはさっぱりしていて、水分が多いです。果肉は白く、皮ごと生のままで食べることができます。とってすぐに食べる分には問題ありませんが、日本となるとある程度流通経路に載せる必要が出てきます。となると日持ちが必要です。あまり日持ちする食べ物でないことからほとんど日本で見かけることがないとされています。
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