ハイドロカルチャーの育て方

ハイドロカルチャーの育て方

土を使わず、ハイドロボールと呼ばれる素焼きの石や、炭、砂等に植物を植えて育てる水耕栽培の植物栽培方法です。ちょっとした観葉植物などを食卓などに飾りたい時、虫や土を気にせず衛生的に緑を加える事ができます。

ハイドロカルチャーの栽培

色々な種類の植物をハイドロカルチャーにすることができますが、初心者にはもともと丈夫でよく増えるような物がお勧めです。例えばポトスやパキラアイビー、テーブルヤシ、コーヒーの木、クワズイモ等が育てやすい種類です。

ハイドロカルチャーの栽培は特に難しくありません。ホームセンター等で既にハイドロカルチャー用に栽培されている苗を買ってお好みの容器に植え替えるのが一番簡単です。また、百円均一等で売っている土に植えてある植物も、ハイドロカルチャーに利用することができます。

その場合、まず苗に付いている土を水で丁寧に落として、ハイドロボールや炭を入れた入れ物に植え、全体の三分の一程度の水を入れます。この時、可能であればイオン交換樹脂やミリオンA等の土壌改良剤を底に入れておくと、栄養や水質をある程度調整してくれて管理が楽になります。

初めて行う場合は透明なガラスのコップ等、水の量が目で見える入れ物で行う方が水分量の管理が簡単です。中身が見えない場合は水位計という物を使ってどのあたりまで水が入っているか確認する必要があります。

こちらのクワズイモの育て方も詳しくて参考になります♪

ハイドロカルチャーの重要な事

ハイドロカルチャーの育て方で一番重要な事はこの水位管理です。水が多い方が良いと思いがちですが、実際は一度の水やりに容器の三分の一程度しか水を入れる必要はありません。

一度は水がカラカラになるまで乾かしてから水をやるくらいが調度良く、水やりも週に一度位で大丈夫です。あまり水を与えすぎると、根が腐ってしまう要因になります。

土の苗から植え替えた場合は土用の根から水耕栽培用の根が出てくるまで、1、2週間かかります。その間特に肥料は必要ありません。大きく育てるというよりは、小さな観葉植物を楽しむために利用するのが一般的です。

種からのハイドロカルチャー

種からハイドロカルチャーをする方法もあります。観葉植物等は難しいですが、バジル等の葉野菜やスプラウト等は水だけで育てる事ができます。その場合の種まきはハイドロコーンや炭等に直接種をまくのではなく、脱脂綿やロックウール等の上にまく必要があります。

種が流れてしまわないように、上からではなく容器全体に水を入れるようにし、定期的に水を新しくする必要があります。水換えがしやすい栽培キット等も売っているので、そちらを利用すると便利です。

ハイドロカルチャーはしばらく育てていると苔が生えて緑色っぽくなる事があります。気になる場合は一度苗を容器から出して容器を綺麗に洗い、苔のついたハイドロコーン等も洗うか新しい物を入れることでより清潔に楽しむ事ができます。植え替えが簡単な事もハイドロカルチャーの魅力なので、好きな容器で楽しめます。

こちらのサギゴケの育て方も凄く参考になります♪

pixta_gettou

ゲットウの育て方

ゲットウの特徴ですが、南国の植物でショウガ科に属し、葉は生姜の葉と同じ形をしています。葉の幅約15センチ程度、長さが40...

pixta_yukimotisou

ユキモチソウの育て方

ユキモチソウ(雪餅草)は非常にユニークな花を咲かせます。名前からも分かるように、真っ白な平皿に真っ白な餅が載せられている...

pixta_yusuraume

ユスラウメの育て方

ユスラウメの特徴としては真っ赤な赤い実をつけることです。見た目はさくらんぼにそっくりです。漢字で充てられるのは梅桃、山桜...

pixta_isutakakutasu

イースターカクタスの育て方

ブラジル原産の多肉性植物で、4月初旬の頃のイースター(春分後の最初の満月の後の日曜日)に開花するカクタス(サボテン科)で...

pixta_sagisou

サギソウの育て方

サギソウはラン科サギソウ属サギソウ種の多年草で、日本や台湾、朝鮮半島が原産となっています。日本では北海道や青森などを除い...

pixta_sibazakura11

しばざくらの育て方

しばざくらの特徴は、その名の通り、芝のように地面を覆って花を咲かせることでしょう。花は桜の花に似ており、4?5月に満開を...

pixta_kuroton

クロトンの育て方

クロトンとは、原産はマレー半島やオーストラリアなど熱帯地方です。アジアからオセアニアにかけて広く分布している熱帯性の常緑...

pixta_hanaume

ウメ(花ウメ)の育て方

ウメの系統をたどっていくと、サクラやモモと同じように、もともとトルコやイランなど、中東の地域を原産とする植物だと考えられ...

pixta_kibusi

キブシの育て方

キブシは日本の自然の中では、山の中でよく見られる木ですが3メートルから5メートルぐらいまで成長するということで、山の中の...

pixta_denfare

デンドロビウム・ファレノプシス(デンファレ)の育て方

デンドロビウム・ファレノプシスとはデンファレとも呼ばれる洋ランの一種です。着生植物の一種で、熱帯地方の木の上が生息地のも...

スポンサーリンク

pixta_nezumimoti

ネズミモチ(プリベッ...

ネズミモチ(鼠黐・Ligustrum japonicum...

pixta_kinkan01

植物や果物を育ててみ...

仕事や行事などで毎日が忙しく、たまに休みがあったとしても...

pixta_okuna

オクナ(ミッキーマウ...

南アフリカ一帯に分布する樹木で、正式名称をオクナセルラタ...

pixta_askrepias

アスクレピアスの育て...

アスクレピアスという花は、その色合いが赤とオレンジの色合...