ブルーハイビスカスの育て方

ブルーハイビスカスの育て方

ブルーハイビスカスは別名をアリオギネ・ヒューゲリーやライラック・ハイビスカスといいます。属名はギリシャ語の結合したや分割されていないという意味があるalytosと女性や卵巣という意味があるgyneがあわさって造られた造語です。

ブルーハイビスカスの育てる環境について

ブルーハイビスカスは日当たりと水はけの良い場所に植えておくのがベストです。乾燥は大好きですが、高温多湿は大の苦手なので夏は風通しが良い半日陰に置いて管理するのが良いでしょう。そういう意味では庭に地植えするよりも鉢植えに植えておき、天気などの状況を見ながら置いておく場所を変えてあげるのが良いです。

冬は室内で冬越しさせます。暖かい地域であれば冬であっても暖かい軒下を利用して置いて越冬させるということも可能です。植えつける時の土は通気性と水はけが良いものを選びましょう。市販の草花用の培養土か赤玉土を6、腐葉土を3、パーライトか軽石を1で混ぜ合わせた土を使うようにするのがいいです。

春に購入した苗はすぐに一回りか二回りほど大きな鉢に根鉢を崩さないようにして植え替えるのが良いです。ブルーハイビスカスは枝が横に広がって樹形が乱れやすいので剪定をして形を整えてあげる必要があります。梅雨時期から梅雨明け後くらいの時期か秋の開花後に軽く剪定をするだけでも違います。

木がまだ若く樹形が整いきってない時でも何度か切り戻しをしてあげることでこんもりとしてきれいな樹形を作り上げることができます。また開花後にはもし受粉をしている場合、子房がふくらんで種ができてきますので、

もし種が必要じゃないのであれば子房がふくらんでしまう前に花茎の付け根辺りでカットしてしまうほうが良いでしょう。花びらは自然と落ちていきますので受粉してなければ種ができることもありません。

種付けや水やり、肥料について

基本的には乾燥を好む植物なので、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えるというやり方で大丈夫です。しかし冬は一度水やりをしても土が乾燥してくるまでには時間がかかりますので、どちらかといえば水やりの回数はかなり少なめにして乾燥気味にしておくほうが良いでしょう。

あまりに過湿させ過ぎると根腐れを起こしてしまう可能性があるからです。庭植えにした場合は真夏の高温期には注意して見ておくほうが良いです。乾燥を好むとはいえ、真夏の暑さにはさすがに弱いので適度に水を与えて水切れしないようにしておきましょう。

肥料は春から初夏にかけて、秋の生育期に月に1度は主に油粕の固形肥料などを置き肥しておき、月に2回ほど液体肥料を適量伸ばしてから与えるようにしておくといいです。またブルーハイビスカスを種付けさせることは可能で、開花後に花茎をそのまま放っておくと受粉していれば子房がふくらんで種ができ始めます。

これがふっくらとなって熟したら、種を採取することができます。種まきは暖かくなる春先に行なうようにするといいでしょう。それまでは封筒などに入れておき、しっかりと冷暗所などに保管しておくようにします。

種まきする時には水につけて吸水させてからまくようにすると発芽しやすくなります。これは種が固くてそのままですと発芽しにくいからです。種だけで育てるのが不安だという方は苗も購入しておいて、どちらの育て方にも挑戦してみるのが良いのではないでしょうか。

ブルーハイビスカスの増やし方や害虫について

害虫にはとても注意しなくてはいけません。ハマキムシやアブラムシ、カイガラムシ、オンシツコナジラミなどが出てきます。ハマキムシはその名の通り、葉を巻いたり合わせたりしてその中に幼虫が入り込み、それを食べて大きくなっていきます。

アブラムシは葉や茎の汁を吸って生育の邪魔をします。カイガラムシは成虫になっていると薬ではなかなか退治できないので古い歯ブラシなどを使ってこそぎ落とします。幼虫の間であれば薬で退治することも可能です。

アブラムシもカイガラムシも風通しが悪い時に発生しやすいので、そうならないように風通しを調整するなどして予防します。オンシツコナジラミは体長がわずか1ミリほどしかない白い虫で、葉の裏側について葉の汁を吸います。ハマキムシは見つけ次第、捕殺します。

アブラムシやオンシツコナジラミは専用の殺虫剤を使って退治してしまいましょう。カイガラムシは完全に退治しておかないとすす病などにかかってしまう可能性が出てくるので要注意です。すす病は黒いすすのようなカビが葉についてしまう病気です。増やし方は種まきの他には挿し木で増やすこともできます。

3月下旬頃から5月上旬もしくは9月頃に茎の先端を8cmくらいにカットして、挿し木用の用土に挿しておきましょう。この用土は使い古しではなく新しく清潔なものを使うことがポイントです。挿し木をする時には切り口に植物成長促進剤をつけておくことで発根しやすくなるので良いです。

ブルーハイビスカスの歴史

ブルーハイビスカスは別名をアリオギネ・ヒューゲリーやライラック・ハイビスカスといいます。属名はギリシャ語の結合したや分割されていないという意味があるalytosと女性や卵巣という意味があるgyneがあわさって造られた造語です。

種子名はオーストリアの貴族であり、探検家で植物学者でもあったカール・アレクサンダー・アンセルム・バロン・フォン・ヒューゲルが由来となっています。原産地や生息地はオーストラリアで、昔はハイビスカス属に属されていたこともありましたが、

現在ではアリオギネ属に属しています。1841年に属は確立されたのですが、種については深く言及されることはありませんでした。そして1843年になってそれまではスペルミスをよくされていたhuegeliが導入されるようになったのです。

しかし同じブルーハイビスカスの通り名が使われているものがあります。それはアリオギネ・ハケイフォリアです。しかしこの2つには違いがあって、ヒューゲリーは葉が掌状で深く切れ込んでおり、紫色や赤紫色、白色の花を咲かせます。しかしハケイフォリアは葉が細い線形ですし、花は桃色でフューゲリーほど大きくはなりません。

同じ部分といえば花の寿命で、1日から3日と短いです。しかし花自体は次々に咲き続けるのできれいな花を長く楽しむことができます。ブルーハイビスカスは名前にブルーという言葉がついているものの、実際には花の色は優しいライラックで柔らかなイメージです。

ブルーハイビスカスの特徴

ブルーハイビスカスは低木なので栽培する上での手入れもそれほど難しくありません。高さは50cmほどから3mほどになりますが、剪定をすることで高さを1mほどに抑えることもできます。耐暑性は普通ですが、耐寒性はやや弱いので寒さ対策をしてあげたほうがいいでしょう。

5月から10月頃に枝先の葉のわきから短い花柄を出して直径が10cm前後ある一重咲きの花を咲かせます。この花は一般的なハイビスカスよりも少し小さめです。育て方の難易度は5段階であらわすと大体3くらいで、普通程度の難しさです。

初心者の方は最初は育てるのに少し苦労することもあるかもしれませんが、慣れてくればうまく花を咲かせることができます。オーストラリア原産ということもあって乾燥を好みます。ハイビスカスは熱帯植物ですが、ブルーハイビスカスはそうではありませんので夏場の暑さには特に気をつけてあげる必要があります。

開花期は4月下旬頃から10月辺りまで次々と花が咲きます。実はブルーハイビスカスと一般的なハイビスカスとの交配品種もありますので、そちらを探して育ててみるのも良いかもしれません。ブルーハイビスカスとハイビスカスの違いは葉の形で分かりやすいです。

ブルーハイビスカスは細い葉ですが、一般的なハイビスカスの葉は卵形になっているので全く違います。この違いに気づかずにハイビスカスのつもりで栽培しようとするとあっという間に枯らしてしまうことがあるので注意しましょう。

花の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ブルーレースフラワーの育て方
タイトル:ブルークローバーの育て方
タイトル:アイビーゼラニウムの育て方

pixta_siroyamabuki

シロヤマブキの育て方

バラ科ヤマブキ属、シロヤマブキ属のような区別がなかった時代には、それが白山吹のことを示すのか、山吹のことを示すのかはわか...

pixta_purimurapowansa

サクラソウ科の花・プリムラの栽培方法

プリムラは春・秋に蒔くのに適したサクラソウ科の花です。外国原産の西洋サクラソウグループの総称としてプリムラと呼ばれていま...

pixta_keitou

ケイトウの育て方

ケイトウの原産地は、アフリカやアジアの熱帯地方であるとされており、主な生息地としても熱帯アジアインド方面です。日本へわた...

pixta_trajiskantia

トラデスカンチアの育て方

トラデスカンチアは北アメリカの温帯から熱帯アメリカにかけてを生息地とする植物です。実は日本においても似たような品種の植物...

pixta_raiti11

ライチの育て方

ライチは、ムクロジ科、レイシ属になります。和名はレイシと呼ばれています。果物については果樹として育てられるのか、苗のよう...

pixta_tomato03

おいしいトマトを作りましょう

トマトにはさまざまな種類があります。大きなトマトからプチトマトまで、収穫のサイズも種類によって変わってきます。以前は病気...

pixta_utugi

ウツギの育て方

ウツギは、ユキノシタ科の植物です。生息地は北海道から九州、奄美大島までの日本の山野や、中国原産のものもあります。落葉性の...

pixta_suika01

植物の育て方について

私は幼い頃から、そぼの趣味である、植物の栽培を手伝っていました。そのため、物心ついた頃から、自然と植物の育て方についての...

pixta_senryou

センリョウの育て方

センリョウは日本や中国、台湾、朝鮮半島、インド、マレーシアなどが原産の、センリョウ科センリョウ属の常緑性の低木です。 ...

pixta_itii

イチイの仲間の育て方

イチイの仲間は日本を含め世界各地に生息地があり、日本も沖縄を除くほぼ全土がイチイの原産地となっています。その発生は「古生...

スポンサーリンク

pixta_trajiskantia

トラデスカンチアの育...

トラデスカンチアは北アメリカの温帯から熱帯アメリカにかけ...

pixta_hanakanzasi

ハナカンザシの育て方

原産地はオーストラリア西南部で、砂地でよく育ち乾燥を好み...

pixta_tanji

タンジーの育て方

タンジーはキク科の多年生草本で、和名はヨモギギクと言いま...

pixta_streritia

ストレリチア(Str...

属名のストレリチアは大航海時代に植物の愛好家だったイギリ...