野生ギクの育て方
育てる環境について
栽培をするときの育て方としてどのような環境が良いかがあります。まずは日本全国においてはあまり場所を選びません。しかし、それぞれにおいて生息地域などが異なります。のじぎくになると関東地方などではあまり見かけない場合がありますから、これを関東地方に持ってきてうまく育てることが出来るかどうかはわかりません。
その地においてすでに栽培されているかになるでしょう。リュウノウギクであれば日本列島においても福島県、新潟県においても見られるようになっていますから、こちらなら関東地方でも育てることができそうです。地域によって咲くときにはかなり悪い土地においても咲くことがあります。アスファルトの隙間などからも強く生えてくることがあります。
そのため、場所を選ばない場合があります。一応は風通しの良い日向のあるところが生育環境として良いとされています。真夏の暑さにおいても特に問題はありません。耐寒性、耐熱性があるとされています。日差しが強いからといって、それが影響で枯れたりすることは少ないです。
自然に生えているときなどは種が自然に落ちることでどんどん増えていくことがあるくらい密集することがあります。一応そういった状態でも育てることは可能ですがせっかく育てるのであれば良い環境を作ってあげるようにします。庭などにおいて隅の方にひっそりと植えるのではなく、真ん中あたりの日当たりのいいところなどを選んであげるといいでしょう。
種付けや水やり、肥料について
種付けをするにあたってはどのような用土を用意していくかですが、特に土に関してはこだわらなくてもいいことがあります。痩せている土地でもどんどん伸びていくことがあります。きちんと育てていくのであれば、市販の草花用培養土を利用します。この土は万能の土です。いろいろな植物に対応してくれます。
注意としては水はけに関してです。あまり水はけの良くない粘土質の土になると生育が良くないことがあります。培養土が見つからない時は赤玉土と腐葉土から土を混合して育てるための環境を作るようにします。植え付けとしていい時期としては2月から3月辺りになります。この時期には植え替えもするのに適しているとされます。
増えやすいためにどうしても根詰まりをしやすくなるとされます。鉢植えで育てようとするときは鉢の中でどんどん増えることがあるので毎年植え替えをして場合によっては分けるようにすることもあります。水やりに関しては表面が乾いた時に与えるようにするのを心がけます。
乾燥に強いタイプが多くなるのでそれ程まめに水を与える必要はないとされますが、水切れは困ります。毎日でなくても1日おき、2日おきぐらいに様子を見ながら水を与えるようにします。水切れを起こすと花自体は咲いても葉っぱに元気がなくなったりして見た目に影響します。肥料は庭植えの時においては自然の状態でも問題ありません。鉢植えにおいては緩効性化成肥料を少し利用するだけでよいでしょう。
増やし方や害虫について
行っておいた法が良い作業として切り戻しをしておきます。枝を多くして花の数を増やすことができます。春から夏にかけて、半分ほどを残して上の部分を切り取ります。少しかわいそうに感じるかもしれませんが、こうすることでどんどん伸びるようになります。伸びすぎる事があるなら先端を摘み取るようにします。花がら摘みも行います。
花が終わったとき、種が散らないように切り取るようにします。そのままにしているとどんどん雑種化して増えてしまうことがあります。雑種化したものは元からあったものを押しのけて成長してしまうことがあり、せっかく育てたものがなくなってしまうことがあります。そのようなことがないように増えないようにすることも必要です。
意識をして増やそうとするのであれば株分けを行います。2月から3月において芽出しをする頃があるのでその直前に行うようにします。目安としては、3から5つの目で1株になるようにすればよいでしょう。さし芽をすることでも行うことができます。こちらは5月から6月にかけて行います。
新芽の先端部分を挿すことで行うことができます。病気に関しては雨が原因になることがあります。梅雨の時期であったり、春や秋の長雨等によって起こることがあります。植木鉢であれば移動をすることができますから、あまり雨が当たらないようにするのも必要なことです。害虫対策も必要です。雑草が増えることで虫が増えることもルので、草の除草を行います。
野生ギクの歴史
日本においてはキクは特別な意味を持つ花になります。国の花として知られ、いろいろなところにおいて見ることができます。一般的に見られるのはパスポート等においても真ん中にキクのマークがあります。その他皇室関係の鉄道であったり自動車などにおいてもキクのマークが付けられることがあります。日本独特の花としても知られています。
現在のキクにおいては鑑賞用のものと野生ギクがあるとされます。観賞用のものとしては良く鉢植えのものが展示されたりするのを知っているでしょう。職人が作り上げる場合もあれば、個人できれいな花を作ることもあります。花の形だけでなく、枝ぶりなどにおいても評価の対象になるようです。
野生のタイプの原産としては日本の他東アジアを中心に生息地としてあるようです。細かく分類すると非常に種類が多くなるのでわからない部分も出てきますが、東アジアなどの外国にしか生息しないものもあれば、日本にしか生息しないものもあるとされています。歴史上の書物においても登場することがありますし、
描かれることもあることから、大事な場面においても使われることがあったのでしょう。野生のものだからといって交配が行われないわけではなく、近い種類同士で新しい種類ができることがあるようです。それがまた野生の雑種として広がることになります。人工的なものではないのでごく自然に作られたものですから、いつの間にか新しい種類ができていることもあります。
野生ギクの特徴
特徴としてはキク目、キク科の植物になります。のじぎくと呼ばれるキクに関しては非常によく見られるタイプかも知れません。こちらは日本在来種になっていて、西日本を中心に見られるキクになります。草丈としては50センチほど、枝分かれをして群落を作っていくタイプになります。葉っぱについては互生する形になっていて、
長さは3センチから5センチ、幅は2センチから4センチの長細い形です。葉っぱに関してはギザギザになっているのが特徴的になっています。葉の裏には毛が生えていて、それが白く見えることもあります。開花時期は秋になります。10月下旬から11月と夏の暑さがすっかりと落ち着いた時期に咲き始めます。
直径が3センチから5センチで白色の舌状花と黄色の筒状花を持ちます。黄色の部分から白い花びらがでているのでこの白い部分だけが花びらのように感じますが、実は黄色い部分も花びらの一部になっています。白い花びらはまっすぐ外に向いて開いていますが、咲き終わると徐々に赤みがかってきます。種子ができてそれが落ちて発芽しますが、
それ以外に茎は越冬し、そこから新芽が出てきます。ですからどんどん周りに増えていくことがあります。のじぎくに関しては中国などでは見られないので、まさに日本が原産の花と言えそうです。色と形がよく似ているものとしてリュウノウギクと呼ばれるものもあります。黄色い部分から白い花びらがでているところはまさにのじぎくと同じです。
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