バラ(ピュア)の育て方
育てる環境について
育て方ですが、まず、育てる環境は品種にもよりますが、日光に3時間も当たれば大丈夫な品種もあれば、日光に8時間近く当たらないと満開の花びらを開いてくれない品種もあります。ですので、育てるときは、まずはご自身の生育環境を把握することが大事です。そして、自身の環境に適した品種を選べばきちんと育ってくれる可能性はぐんとあがります。
また、品種を選んでも共通の必要な環境があります。それは風通しのよく、水はけのいい環境である必要があります。そして、環境さえ把握すれば大丈夫かというとそうではないです。きちんと手間暇をかける必要があります。その代表的なのが剪定です。バラは毎年新しい枝を出してくれるので、必要な枝だけを残して、他の枝を切り落とす剪定が必要になってきます。
これをすることにより必要な枝に十分な栄養分が行き届き、きちんと蕾がつき満開の花を開いてくれる可能性がグンとあがります。その他にも、蕾がついたら、必要な分だけ残して、残りは摘む必要がある他に、花が咲いてもなるべく早く、その茎ごと摘んで、一輪挿しにするなどの必要があります。また、枝が多いと病気や害虫被害の可能性があがってしまいます。
そして、枝が込み合ってくると日光が当たっても、全体に日光が行き渡らず、結果として、日光不足になってしまう可能性もあります。そして、日本は高温多湿ですから、害虫や病気の可能性が高く、薬剤を散布する必要性も必要になってきます。また、鉢植えで育てる場合も水はけをよくするというのも、バラを育てる上での重要な環境になってきます。
種付けや水やり、肥料について
また、水やりの頻度ですが、これは季節によって変わってきます。まず、冬ですが、この季節はあまり頻度を多くしてあげる必要はないです。しかしながら、植えている近くの土を少し掘ってみて、乾いていたら水をたっぷりあげます。時間帯としては暖かい日の午前中がいいです。また、逆に少し掘ってみて少し湿っていたらその日はあげなくていいです。
あげる量としては、例えば鉢植えでしたら、下の穴から水がでてくるまでたっぷり1回だけあげます。次に夏ですが、これも上記と同様に土が乾いているか確認します。夏ですので、たいていの場合は乾いていることが多いです。そして、あげる時間帯としては、朝早くの日が昇り始めた時か、夕方の日が落ちるくらいがいいです。
そして、春と秋ですが、これはわざと乾かしたり、わざと湿らし具合を多かったりして、ストレスを与えてあげます。また、肥料ですが、リン(P)や窒素(N)やカリウム(K)の表記がのっているものを使用します。使用方法はそれぞれの肥料にのっている取扱い方法に従います。おすすめの肥料としては、リン成分が多いものがよく生育します。
また、窒素が多いとうどん粉病という病気にかかりやすいといわれているので、注意が必要です。土壌により肥料量はまちまちですので、この辺は実際のプロに聞くのが手っ取り早いと考えられます。また、花が咲くと追肥とよばれる肥料の追加を行います。これにより、花が咲いた後の栄養不足を補って、また次の季節に花を咲かせてもらうことができます。
増やし方や害虫について
バラの害虫には様々ありますが、これからひとつずつ挙げていきます。まず初めにアブラムシです。この害虫はこの花以外でも害虫になる代表的な害虫です。そして、この虫を見つけた場合は手でひとつずつとって捕殺するか薬剤を散布します。次に挙げられる害虫としては、チュウレンジバチの幼虫です。
これは大きさもそこそこあるので、捕殺することが可能です。この害虫は成虫が飛んできて卵を産み付けるので、薬剤散布で害虫予防をするのが難しい害虫です。そこで、定期的に見ることが必要です。次に挙げられる害虫はスリップスです。この害虫は大きさが2~3mm程度しかないので、手で捕殺することは難しいです。
そこで、セロハンテープ等でひっつけて捕殺することをおすすめします。次に挙げられる害虫は、バラゾウムシです。この虫はアリ程度の大きさがあるので、見つけた時は手で捕殺することが可能です。次に挙げられる害虫はハダニです。この害虫はダニの仲間で、目で確認することが難しいです。
しかしながら、葉が黄色くなっていたりして、異常がわかるので、その際は薬剤を散布するなどして、対処することができます。次に挙げられるのはカミキリムシです。この虫は株元に幼虫の卵を産み付けるので、異変を見つけたら、成虫は手で捕殺したり、幼虫はハリガネで刺すなどして、花を守ります。この害虫は放っておくと孵化した幼虫が中の茎ごと食べて、花を枯らしてしまうこともあるので、注意が必要です。
バラ(ピュア)の歴史
バラの原産地はヨーロッパや中国など北半球の様々な場所にあります。また、現在ではその生息地はヨーロッパやアジアなどたくさんあります。そのバラ(ピュア)の歴史は古く地球上に初めて誕生したのは5000万年前以上といわれています。そして、歴史に残っている最古の記録では紀元前5000年ころのメソポタミア文明で英雄といれていた
ギルガメッシュについて書かれた「ギルガメッシュ叙事詩」の中でバラと人との関わりが書かれています。その他にも、あのエジプト文明で有名なクレオパトラも好んでいたとの記述があります。クレオパトラは特にその香りを好んでおり、寝室をその花で埋め尽くしていたり、客人を呼ぶときはその花の香りで宮殿中を埋め尽くしていたりしたそうです。
また、その他にも、ローマ帝国でも薔薇好きの皇帝はおり、宮殿中にその花で埋め尽くしたり、晩さん会の時はその香りでいっぱいになるように部屋中にその花のにおいのエキスをまき散らしたりしていたそうです。しかしながら、その花を栽培することを禁止する方向に働いたこともあります。それは中世の頃に、
キリスト教は、その香りにひきつけられる人が多かったことから、禁欲的意味を込めて、教会や修道院以外での栽培を禁止したといわれています。また、現在のように品種が多くなった理由の一つとして挙げられるのが、十字軍がアジアに遠征をした際にヨーロッパに持ち帰って品種改良を行った事が原因だといわれています。このようにバラはいつの時代も人を惹きつける魅力をもっていたと考えられます。
バラ(ピュア)の特徴
その特徴といえば、たくさんありますが、特徴を挙げるとすれば、その香りが最大の特徴ではないかと考えられます。もし、いくら花が美しくても、香りが魅力的でなければ、その花に惹きつけられる事はないからです。そして、その特徴である香りですが、7つに分類されます。まず1つ目の香りはダマスク・クラシックの香りです。
この香りの品種は現在では少なくなっています。そして、2つ目の香りはダマスク・モダンの香りです。この香りは上記で挙げたダマスク・クラシックの香りと成分は似ていますが、成分バランスが異なり、人間が感じる香りも異なって感じます。そして、3つめの香りがティーの香りです。この香りは中国由来の品種の香りに多く認められます。
そして、4つ目の香りがフルーティの香りです。この香りは上記ダマスク成分及びティー成分が混ざっており、アップルのような香りが認められます。そして、5つ目の香りはブルーの香りです。これは青薔薇系の品種で確認できる香りです。そして、6つ目の香りはミルラの香りです。これは、ハーブのアニスの香りに似ている香りです。
そして、7つ目はスパイシーの香りです。この香りをもつ品種は少ないので希少価値の高い品種です。これら、7つに分類はされますが、分類の境目に値する品種もありますので、どの品種がどうというのは難しいかもしれないです。少しインターネットで検索をするとそれぞれの香りの代表的な品種を確認することができます。
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