シンビジウムの冬の育て方について

シンビジウムの冬の育て方について

クリスマスやお正月のギフトによく利用されるのがシンビジウムです。洋ランの一種でありながら、比較的素人にも育てやすく日本でも人気があります。細長い葉の間から顔をのぞかせる、薄ピンクやパステルイエロー、ライムグリーンの花々はどこか東洋的な雰囲気も感じられ、大変上品な印象です。

シンビジウムの育て方

他の洋ランに比べて家庭のリビングにも比較的馴染みやすく、現在広く親しまれている花なのです。このシンビジウムを長く咲かせるためには、やはり常日頃の管理が物を言います。特に冬の時期の育て方には気を付けなければならない点がいくつかあるのです。例えば、湿度管理です。この植物は極度の乾燥を嫌います。

そのため室内での管理の場合には特に暖房設備などの影響に気を配らなければならないのです。ですので冬の栽培方法では、定期的に霧吹きなどを使用して水を吹きかけてあげることが一つのコツとなります。加湿器などを利用して空調を整えるのも有効です。

暖房器具の種類によっては、強い温風や汚染した空気などが室内に流れることがあります。特に石油を使用するストーブの場合には、知らず知らずのうちに空気を汚していることが多いです。

シンビジウムはそういった刺激に大変デリケートな所がありますので、暖房器具から距離を離すなどの工夫が時に必要になります。この植物は冬の寒さには比較的強いです。夜間でも5度程度であれば十分持ちこたえることが出来ます。

ですが、こうした冬の時期は突然ぐっと気温が低くなることがあり、管理をする上で油断は禁物です。平均して14度前後を保つのが理想と言えるでしょう。シンビジウムの場合、余り気温が高すぎるのも良くありません。蕾が落ちたり、やたら育つスピードが速くなったりするので管理がしづらくなります。

こちらのシンビジウムの育て方も詳しく書いてありますので、凄く参考になります♪

シンビジウムの栽培時の注意点

置き場所は日の光が豊富に降り注ぐ窓のそばなどが適当です。冬の間にどれだけ日光の光を受けたかが、後々の株の育ち方に大きく影響します。十分に日光を浴びられない場合、春以降株に影響が出てくることがあるのです。肥料を与える場合には、新しい芽が伸びてきてからにしましょう。

土の上に置くタイプの肥料を用いて栄養を与えます。シンビジウムの場合、芽が出る前には実の所こうした肥料は余り必要ありません。余り早くから肥料を与えてしまうと、根っこの部分に逆にダメージを与えてしまうこともあるのです。

シンビジウムの支柱の立て方

より美しく育てたい場合には、出来るだけ真っ直ぐ生長するように人間が少し手を貸してあげることも必要です。大きくなり始めたら支柱などを使って、上方向に伸びていくように誘導してあげましょう。こうした工夫を花や株の生長を見ながら行っていくことで、均整のとれた美しい状態を保っていくことが出来るのです。

花に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:カラーの育て方
タイトル:デンドロビウム・ファレノプシスの育て方

pixta_hasikanboku

ハシカンボクの育て方

ハシカンボクは日本が原産とされる植物です。漢字で書くと波志干木となりますが、その名前の由来はわかっていません。また別名を...

pixta_edamame_03

植物の栽培、育て方のコツ。

植物を育てるのは生き物を飼うのよりはだいぶ気楽にできます。動かないので当然といえますが、それでもナマモノである以上手を抜...

pixta_yuri

ゆり(アジアティックハイブリッド系)の育て方

ゆり(アジアティックハイブリッド系)の歴史は古く日本では最も古い文献古事記に桓武天皇が、ユリを摘んでいた若い女性に心を奪...

pixta_ooblieta

オーブリエタの育て方

オーブリエタとは、アブラナ科オーブリエタ属に類する多年草です。多年草とは、毎年生息して育つ植物の事を言います。いわば土の...

pixta_hanegi

葉ネギの育て方

ネギの原産地はアジアの北部だとされています。元々の生息地はこのあたりで、中国の西部、あるいはシベリアあたりのものが栽培さ...

pixta_hoozuki111

ホオズキの育て方

ホオズキは、ナス科ホオズキ属の植物です。葉の脇に花径1~2センチ程度の白い五弁花を下向きにつけるのが特徴です。同じナス科...

pixta_isutakakutasu

イースターカクタスの育て方

ブラジル原産の多肉性植物で、4月初旬の頃のイースター(春分後の最初の満月の後の日曜日)に開花するカクタス(サボテン科)で...

pixta_wasurenagusa

ワスレナグサの育て方

そのような伝説が生まれることからもわかりますが、原産はヨーロッパで、具体的には北半球の温帯から亜寒帯のユーラシア大陸やア...

pixta_goya_02

グリーンカーテンの栽培方法。

地球は温暖化の一途を辿っています。日本では、温暖化対策の1つとして、グリーンカーテンを導入している家庭や市区町村が増えて...

SONY DSC

ディルの育て方

ディルは古代メソポタミアやエジプト時代から栽培されていたといわれて、薬用として古代から使われてきました。現在では薬味など...

スポンサーリンク

pixta_risimakia

リシマキアの育て方

リシマキアは育て方も簡単に行なうことができて、栽培しやす...

pixta_sisitou11

シシトウの育て方

程よい辛味があり、あらゆる料理に使用されて人気のあるシシ...

pixta_konronka

コンロンカの育て方

コンロンカの科名は、アカネ科で属名は、コンロンカ属となり...

pixta_murasakigoke

ムラサキサギゴケの育...

ムラサキサギゴケは、ハエドクソウ科のサギゴケ属になります...