大根の栽培方法を教えます。

大根の育て方
大根は、素人の目から見ると大根の栽培は難しそうに見えます。しかし大根は初心者でも作りやすい野菜です。土壌もあまり選ばず野菜作りに心配されている連作障害もないので、初めて畑で野菜作りを挑戦する人に向いています。
そこで今回は、初めて野菜作りに適している大根の育て方について教えていきます。まず大根の種まきについてですが、大根の種まきは点蒔き・すじ蒔き・ばら蒔きの、どの方法でも大丈夫だと言われています。
今回は、一般的な方法であるすじ蒔きの仕方で説明していきます。まずは90センチ~120センチ位の場所があれば2条、狭い場合は1条の畝幅を準備します。畝とは畑の水はけを良くして野菜を育てるために土を盛り上げた部分の事を言います。
次に10センチ程度の幅で草を刈り、残っている草の根などを取り除きます。その後、曲がり鎌などで表土を削るようにして両脇にその土を寄せて平らに整えます。その中央に曲がり鎌などの刃先で深さ1センチ位のV字になるように、一直線に溝を作っていきます。
溝が出来たら、そこへパラパラと厚蒔きにならないように種を降ろしていきます。種を降ろした後は、溝の両脇の土を寄せて被せた後、手のひらで平らに押えます。そして最後に、土が乾かないように周囲の草を刈って、蒔きすじに均等に振り撒きます。
こちらの大根の育て方も凄く参考になります♪
栽培時の注意点
次に発芽した時の間引きの方法について説明していきます。発芽はその時の気温・条件によって異なってきますが、夏であれば4日ほどで発芽します。比較的大きな双葉が顔を出して、土から少し離れた場所でパッと開きます。
発芽直後はヒョロヒョロとしていますが、10日もすれば本葉が出てきて成長してきます。間引きはそれからでも遅くないので、頃合いを見て何回も分けてしましょう。間引きの仕方は、間引くものだけをスーッと引き抜くか、混み合っていて周りの土を動かしてしまっている場合にはハサミで切ります。
間引いた大根で、根の部分が10センチになった物は、そのまま洗って丸ごと即席漬物にして美味しく食べる事が出来ます。また、この頃の間引きの注意点として、葉の周りが絡み合っている事が多いので気を付けて間引きする事が大切です。
収穫の仕方は?
最後に収穫について説明していきます。大根は、種を降ろして約70日前後で収穫が出来る大きさに成長します。青首の大根は、地上に突き出ている部分が長いので抜きやすいですが、中には抜けにくい大根もあります。
その場合には、左側に回転を加えながらまっすぐに引き上げると抜きやすくなります。収穫した大根は、葉を切って首のほうを下に向け、地中に埋めておくとしばらくは保存出来ます。初心者でも比較的作りやすい大根を、是非育ててみましょう。
-
-
カリフラワーの育て方
カリフラワーはブロッコリーが突然変異で白くなったもので、原産地は地中海沿岸です。ブロッコリーと同様野生のカンランから派生...
-
-
アネモネ(モナーク)の育て方
耐寒性も強いため、初心者でもあっても育てやすいのも特徴の花です。開花期が長いというのも、特徴の一つになります。原産地はヨ...
-
-
ストロマンテの育て方
ストロマンテと呼ばれている花は日本においてはウラベニショウという名前が使用されているケースがあります。これは南アメリカ、...
-
-
ナゴランの育て方
この植物の歴史ついて書いていきますが、まずは名前の由来についてです。ナゴランの名前は原産地でもある沖縄の「ナゴ」に由来し...
-
-
マリモの育て方
また日本以外はどうかというと、球体のものは、アイスランドのミーヴァトン湖やエストニアのオイツ湖などで確認をされているとい...
-
-
小かぶの育て方
原産地を示す説はアジア系とヨーロッパ系に分かれており定かにはなっておりません。諸説ある中でも地中海沿岸と西アジアのアフガ...
-
-
植物の上手な育て方は土にある
花・ハーブ・野菜などの様々な植物の育て方や栽培方法は種類によって様々で、土・肥料・水やり・置場所などによって育ち方にも影...
-
-
クルミの育て方
クルミは美味しい半面高カロリーである食材としても知られています。しかし一日の摂取量にさえ注意すれば決して悪いものではなく...
-
-
ヤブコウジの育て方
こちらの植物は被子植物、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類になります。更にツツジ目、サクラソウ科、ヤブコウジ亜科とな...
-
-
シュウカイドウの育て方
シュウカイドウは中国を自然の生息地とする植物で、多年生の植物です。中国名は「秋海棠」と書きます。これをそのまま日本語で音...
日本人の食卓に欠かせない大根は、酢漬けや煮物などで美味しく食べる事が出来ます。特に大根の漬漬けには数多くのバリエーションがあるため、日本人に愛されています。