ベランダでルッコラの栽培

ルッコラについて
まず、ルッコラとはどのような野菜かお話しします。ルッコラはイタリア料理のサラダやパスタ、ピザなどで使用される葉野菜で、ゴマのような風味が特徴です。スーパーではお高い印象があり、1束200円から300円します。家庭で栽培して、普段使い出来たら嬉しい野菜ですね。
それでは初めに、ルッコラの栽培に必要な道具を準備しましょう。プランターは必須です。ご家庭のベランダのスペースと育てたい量を考えて適した大きさを用意してください。
土は水はけの良いもので、赤玉土と腐葉土を混ぜて作ることもできますが、野菜用栽培土があれば便利です。お店で探してみましょう。肝心の種はホームセンターや通信販売でも手に入ります。
こちらのルッコラの育て方もより詳細なので、参考になります♪
ルッコラの種まき方法
道具の準備が整ったら、ルッコラの種まきに移ります。種がプランター内で一か所に偏らないようにばらまく方法や、筋を引いてそこにきれいにまく方法がありますが、お好みで大丈夫です。
まき終わったら、そこに数ミリ土をかぶせて種を固定します。たくさん土をかぶせてしまうと発芽が難しくなるので気を付けましょう。種が流れない程度に水をあげたら種まきは完了です。
数日たつと発芽するので、プランターを日当たりのいいところに移動させます。ただし、夏の直射日光はルッコラの葉を固くしたり苦みや辛みを強めてしまうので、明るい日陰が最適です。
ルッコラの育て方
次に、ルッコラの育て方です。水のあげすぎは不適切ですが乾燥もいけません。土の様子を見ながら、霧吹きやじょうろで水を切らさないようにしてください。もう一つ、大切なのは間引きです。葉同士が重なっていると、日当たりや風通しが悪くなります。
最終的に美味しいルッコラを収穫するためにも、芽を間引いてプランター内をすっきりさせましょう。また、間引きは一回だけでなく何回か段階的に行います。間引いた芽ももちろん食べられるので、美味しく成長しているか確かめることができますね。
最後に、ルッコラの成長を促すために追肥を行います。本葉が4枚から5枚になったら追肥の開始のタイミングです。使用する肥料は用法容量の記載を守り、水遣りと同じように適度に行ってください。
水遣りと追肥を続けると、本葉が10cmから15cmまで成長します。すべての工程で約1ヶ月かかり、いよいよ収穫を迎えます。特別な道具や技術、スペースを必要とすることなく取り組むことができるルッコラ栽培は園芸初心者にも安心です。新しい趣味を探している方、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらのほうれん草の育て方もかなり参考になります♪
-
-
トウモロコシの育て方
トウモロコシの育て方のポイントは、日当たり・通気性・水はけが良い場所を選ぶことと、花粉が雌穂にたくさんかかるように株を複...
-
-
プセウデランテムムの育て方
プセウデランテムムは、キツネノマゴ科プセウデランテムム属の植物です。常緑性の植物です。熱帯気候と亜熱帯気候の地域が原産で...
-
-
シシウドの育て方
シシウドの原産地は日本になります。別名をウドタラシと言うのですが、猪独活ともいった名前が付いているのが特徴です。夏の暑い...
-
-
小松菜の育て方
小松菜の原産地は、南ヨーロッパ地中海沿岸と言われています。中国などを経て江戸時代の頃から小松川周辺から栽培が始まり、以降...
-
-
木立ち性ベゴニアの育て方
木立ち性ベゴニアの科名は、シュウカイドウ科で属名は、シュウカイドウ属(ベゴニア属)になります。その他の名前は、キダチベゴ...
-
-
ビート(テーブルビート)の育て方
ビートの歴史はとても古く、紀元前より利用されています。始めは野生種の先祖型にあたる植物を薬草として利用されていて、ローマ...
-
-
ヘチマの育て方
熱帯アジアを生息地とするインド原産の植物です。日本には中国を通して江戸時代に伝わったと言われています。ヘチマは元々、果実...
-
-
チョロギの育て方
チョロギはシソ科の植物です。中国が原産の植物です、日本には江戸時代に伝わった植物です。その名の由来は、朝鮮語の”ミミズ”...
-
-
ワーレンベルギアの育て方
特徴としては、被子植物、真正双子葉類、コア真正双子葉類、キク類、真正キク類2、キク目、キキョウ科、キキョウ亜科となってい...
-
-
銀葉アカシアの育て方
まず歴史的にもミモザという植物は、本来は銀葉アカシアなどの植物とは違う植物です。もともとミモザとはオジギソウの植物のこと...
家庭菜園の魅力とは、自分で大切に育てた野菜を味わうことができることにあります。育てる達成感と味わう幸福感を体感してみたいと思いませんか。ここでは、ベランダで手軽にできるルッコラの栽培をご紹介します。