サボテンやアロエなどの多肉植物の育て方
多肉植物の栽培方法
栽培にまず必要なものは日光です。真夏の直射日光では強すぎて葉焼けしてしまうこともあるので、遮光しながらでも日照時間は確保しなければいけません。風通しも必要です。
培養土は赤玉土の小粒に、軽石小粒、鹿沼土小粒、くん炭、ゼオライトなど通気性の良いものをプラスして、水はけが良く保水性もあるものが適しています。専用の土も販売されていますが、自分で混合して作るのも楽しみです。
春と秋は成長期で、成長する季節に水を与えなければなりませんが、やりすぎると徒長や根腐れの恐れがあります。春からは土の表面が乾いたら、たっぷり水をやります。夏はほとんど水やりは必要がありませんが、月に数回葉に直接水をかけてやります。
秋は気温も落ち着いてきたらたっぷり水をやります。冬は月一回温かい午前中にやる程度でほとんど要りません。
こちらの女の子に人気の多肉植物の育て方も参考になります♪
多肉植物の増やし方
育て方は簡単ですが、初心者はすっかり水を切らしてしまって乾燥して枯らしてしまうこともあるので、葉や茎のハリを見て調節することが大事です。植え替えは春と秋の成長が始まる前が適しています。殖やし方は、挿し木、葉挿し、株分けなどがあり容易にできます。
エケベリア、パキフィツム、コチドレンなどは葉挿しで殖やすことができます。少し乾燥させてから葉を取ると取りやすくなります。
また葉の付け根から根が出てくるのできれいに取るように注意します。乾いた土の上に置いておくだけで根が出てきます。しっかり根が出たら、土をへこませたところに置いて上から少し土をかけて水をやります。数か月すると子株がどんどん大きくなってきます。
こちらの多肉植物の育て方のポイント
も参考にどうぞ♪
多肉植物の栽培の注意点
クラッスラ、カランコエ、セダムなどは、適当なところで茎を切って葉をとり、風通しの良い日陰でそのまま放置します。数日後に発根するのでそれを植え付けるだけです。カットした親株のほうもしばらくすると子株が出てきます。オプンチアなどは子株の部分をピンセットで取り植え付けるだけです。
ベンケイソウ科のものは、葉の周囲に小さな別の葉ができてそれが一つの個体となり成長していくことができます。ハオルチアなどのライナーを伸ばして子株をつくるものは、根が鉢にいっぱいになってしまうので、根をほぐし分けて植え付けます。子株が親株から直接出ているものは、切り取って切り口を乾かしてから植え付けます。
しっかり日光を浴びて冬に温かい所で休眠すると、かわいい花を見ることができます。花の色や形もいろいろあって、大きなサボテンに小さな花が咲いたり小さなサボテンに立派な大きな花を咲かせるものもあります。形もユニークで手入れも簡単なかわいい多肉植物を育てて楽しみましょう。
下記の記事も多肉植物の花について書いてあります♪
タイトル:アガベ(観葉植物)の育て方
タイトル:金のなる木の育て方
リビングストーンデージーの育て方
-
-
ジャノヒゲの育て方
ジャノヒゲはユリ科ジャノヒゲ属の多年草植物です。アジアが原産で、日本を含む東アジアに生息地が多く分布しています。亜熱帯気...
-
-
シネラリアの育て方
シネラリアはキク科の植物で、早春から春にかけての代表的な鉢花のひとつです。原産地は北アフリカの大西洋沖に浮かぶスペイン領...
-
-
ユウギリソウの育て方
キキョウ科に属することから花の形を想像することがあるかもしれませんが、キキョウとは全く異なる花の形になっています。見た目...
-
-
プルネラの育て方
北アメリカやヨーロッパなどに自生するシソ科の植物で、別名西洋ウツボグサと呼ばれています。日本でもプルネラの仲間でウツボグ...
-
-
ミズバショウの育て方
ミズバショウの大きな特徴としては白い花びらに真ん中にがくのようなものがある状態があります。多くの人はこの白い部分が花びら...
-
-
種から育てよう~トマトの栽培方法~
トマトは私たちにとても身近な野菜です。トマトの成分・効能として、ビタミンAなどのビタミン類が豊富に含まれていること、リコ...
-
-
デュランタの育て方
クマツヅラ科ハリマツリ族(デュランタ属)の熱帯植物です。形態は低木です。和名には、ハリマツリ、タイワンレンギョウ、などの...
-
-
木立ち性ベゴニアの育て方
木立ち性ベゴニアの科名は、シュウカイドウ科で属名は、シュウカイドウ属(ベゴニア属)になります。その他の名前は、キダチベゴ...
-
-
アロカシアの育て方
アロカシアはサトイモ科に分類される品種であり、学名の「Alocasia」に属する植物の総称になります。原産は東南アジア、...
-
-
ヒマラヤユキノシタの育て方
ヒマラヤユキノシタとは原産がヒマラヤになります。おもにヒマラヤ山脈付近が生息地のため、周辺のパキスタンや中国やチベットな...




多肉植物は、葉や茎に水分を蓄えることのできる植物です。サボテン科、アロエ科、ハマミズ科、ベンケイソウ科など様々な種類がありますが、乾燥地に適応するために体に水を蓄えるようになったものです。