リーフレタスの育て方

リーフレタスの育て方

紀元前6世紀にはペルシャ王の食卓に供されたというレタスですが野菜としての歴史は非常に古く、4500年前のエジプトの壁画にも描かれていることからもその古さが伺えます。原産地ははっきりしませんが地中海沿岸から西アジアに生息地とする野生種が現在のレタスのもととなったと言われています。これらのものが主にヨーロッパに伝わった時に取捨選択され各地へ広がったものと考えられています。

育て方の基本と種付け及び苗作り

リーフレタスの育て方はそれほど難しくなく家庭菜園やプランターで容易に育ててて収穫することが出来ます。育成のの特徴としては日当たりのよい場所を好みますが暑さには弱く特に25℃を超えると成長が鈍ってしまいます。

生育にかかる期間としては種付けから約2か月ほどかかり春まきと秋まきをすることができます。日照時間が長い環境下におかれると、とう立ちして質が悪くなります。街灯などのなどの光ですら育成に影響します。

収穫時には株の直径が25㎝程になります。連作障害が見られますので同じ畑での連作は避けた方がよいでしょう。以上のことを踏まえたうえで、リーフレタスを栽培します。 まず、育てる品種を選びますリーフレタスの種類は大きく二つ有り、葉が赤くなる赤葉種と葉が青いままの緑葉種の2種類があります。

赤くなるタイプの中にも様々な品種がありますので緑色とのコントラストを考えて選んでもよいでしょう。暑さに弱いリーフレタスですがサマールージュや晩抽レッドファイヤーといわれるものは比較的暑さにも強く抽苔の心配もなく容易に栽培することが出来ます。

このほかサマーサージ、レッドファルダーといった品種も葉色のコントラストが深く美しい品種であり育成も早くボリュームもあります。緑葉の品種においてはリーフレタス グリーンジャケットも育てやすく収穫量も多く望めます。

その他、マザーグリーンは、一般的な結球するレタスと同じようなシャキシャキとした食感があり、これと逆にグリーンウェーブと呼ばれるものは葉質が柔らかくソフトな味わいです。品種が決まったら苗作りに移ります。

リーフレタスの種は発芽しやすく直播での育て方をしても2か月ほどで収穫できますので、家庭菜園やプランターなどでも気軽に栽培することが出来ます。種付けは2月の下旬から4月の中旬までに行い秋栽培をするのであれば8月下旬から9月下旬に行います。

まず、プランターや育苗箱に培養土を敷き、条まきに種付けします。これが発芽したら5×5の連結ポットに培養土を入れた後、穴をあけ1株ずつ移植しておきます。この後、本葉が4~5枚ほどになったら苗の完成です。

植え付けとその後の育て方

植え付ける前に畑の土づくりをします。日当たりのよい場所を選びリーフレタスが好む弱酸性に近い中性の土壌に調整しておきます。植え付けの2週間ほど前に苦土石灰などを利用してpH調整を行い、土壌を中性寄りにします。

その後1週間前には、堆肥を1㎡あたり2㎏と化成肥料を同じく1㎡あたり100gの目安で元肥を施してよく耕しておきます。その時に幅60㎝、高さ10㎝程の畝を立てておきます。この時、株間を30㎝とることを想定して畝を作ります。

植える苗の数で畝の広さを調整します。また、リーフレタスの苗はは乾燥にも弱いため土壌の水分が乾いてしまうのを防ぐためにもマルチはあった方がよいでしょう。畑が出来たら、植え付けを行います。春栽培であれば3月下旬から5月中旬に植え付け、秋栽培であれば9月中旬から10月中旬に植え付けます。

まず、株間を30㎝として畝に穴をあけます。掘った穴に苗を植え付け、根元を軽く抑えて安定させておきます。この手順で全て移植したら十分な量の水を与えます。リーフレタスはキク科の植物ですので連作には障害が見られます。

キク科の植物同士の連作は避けるようにして間隔を2~3年は空けた方がよいでしょう。日照時間が長かったり気温が高くなると、とう立ちをおこしやすくなります。茎が間延びしてきて花が咲いてしまいます。そうすると葉が硬くなってしまい食用には適さなくなってしまいます。

これは街灯などの近くに畑がある場合もこの光によって、とう立ちしてしまいますので夜でも明るいような場所は避けて栽培したほうが良いでしょう。また、レタスは意外にも害虫による被害が少ない傾向がありますがそれでも皆無という訳ではありませんのでこまめに駆除しておきます。

その他レタスによく見られる現象で「ふち腐れ」というものがあり葉の周囲が腐ったようになりますがこれは土壌のカルシウム不足が原因といわれています。また、根の未発達や日照不足でも起こります。

追肥は、株の大きさが10~15㎝程になった時に行います。おおよそ植え付けから2週間たった頃になります。化成肥料を根元に一つまみほど振りかけるようにして施します。

水やりはやりすぎると多湿となり腐ってしまいます。土が乾くのを待ってその時にたっぷりと与えるようにします。土が乾くと元気がなくなりしなびたようになりますが、乾燥には意外に強く水を与えるとすぐに元気に復活しますので心配いりません。

リーフレタスの収穫

植え付けから30日後ほどたつと収穫できます。大きさの目安は株の直径が25~30cm位になったところで一株まるごと収穫するか、外葉から一枚ずつ刈り取ります。

丸ごと収穫する場合は、ハサミやナイフで地面の際から刈り取って収穫します。リーフレタスは鮮度が落ちると苦みが出ますので収穫後はなるべく早く使い切るようにします。

リーフレタスの歴史

紀元前6世紀にはペルシャ王の食卓に供されたというレタスですが野菜としての歴史は非常に古く、4500年前のエジプトの壁画にも描かれていることからもその古さが伺えます。

原産地ははっきりしませんが地中海沿岸から西アジアに生息地とする野生種が現在のレタスのもととなったと言われています。これらのものが主にヨーロッパに伝わった時に取捨選択され各地へ広がったものと考えられています。

おおよそこの時期に現在の形になったことからリーフレタスの原産地はヨーロッパ各地ともいえることになります。レタスの和名では「ちしゃ」と呼びますがこの名は中国から伝わり平安時代に栽培されていたもののことで現在のレタスとは違って葉を掻き取って使うもので「掻きちしゃ」といわれています。

この時出てくる白い液が乳に似ていることからこの名がついたと言われ英語のレタスももともとは乳を意味するラテン語の「ラクト」が由来であると言われています。リーフレタスは球を作らないレタスで成長するにしたがって葉の色が赤くなるものを特にサニーレタスと呼んでいます。

日本でリーフレタスであるサニーレタスが栽培されるようになったのは、愛知県で朝倉昭吉という人が1965年頃から行っていたレタスの研究の過程で様々な品種のレタスを試作していた時球を作らないリーフレタスを失敗作だと誤認したという逸話から始まり、この後様々な過程を経てこのリーフレタスが栽培されるようになりました。

リーフレタスの特徴

レタスは世界中の国々で栽培され食用として利用されていますそしてほとんどの国でサラダとして生で食べられています。レタスは大きく4つに分類されます。一つ目は掻きチシャ、あるいはカッティングレタスともいわれ茎から葉を掻き取って使うものになります。

サンチュはこ掻きチシャに当たります。二つ目は葉が殆ど巻かないタイプで立ち上がっているもので立ちチシャと呼ばれ代表的なものはロメインレタスといわれるものがあります。三つめが非結球のレタスで?チシャとも呼ばれこれがリーフレタスです。代表的な品種はサニーレタスやグリーンリーフがあります。

四つ目が結球する玉レタスで球チシャとも呼ばれます一般的に知られているレタスはこのタイプになります。日本では全国で盛んに栽培されており年中市場に流通しています。

収穫の時期は多くの地域で秋と春で、夏は長野などの高冷地から、冬は九州や香川などの暖かいところから出荷されています。レタスが一番消費されるのは春から夏にかけてで、価格的にも、春と秋が最も安くなるようです。

野菜の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:茎レタスの育て方
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