サルビア・スプレンデンスの育て方

サルビア・スプレンデンスの育て方

サルビア・スプレンデンスは、ドイツ生まれの植物学者セロウによってブラジルで発見されました。彼はブラジルを中心に植物探検をおこない、その結果サルビア・スプレンデンスも含め、実に900種類以上の新種をブラジルの地にて発見しており、ブラジルにおける植物研究の世界を語るにはその名を欠かせない、重要な人物とも言えます。

植え付け・種付けについて

さて、ここからはサルビア・スプレンデンスの育て方について簡単にご紹介していきます。鉢植えにする場合は粒上肥料等の市販されている花と野菜の土(培養土等のもの)を利用したり、もちろんハーブ用の土が準備できるならそういった土の利用が理想的です。65センチ程度のプランターであれば苗が3つほど植えられる程度の間隔で植えていきましょう。

必ず新しい土を使うのがその後の発育を失敗させないコツでもあります。軽石を2~3cm程度はさみ、水あげをした際に下から水が出るようにセッティングしましょう。花壇に植えて育てる場合には、植える場所の土によく肥料を混ぜ込んでから苗を植え付けるとよいでしょう。

また、一旦プランターなどで種付けをして、その後花壇に移すという手順もあります。 その際は、発芽までは直射日光はさけ、双葉が出たころに日光に当て始めます。本葉が6~8枚程度つく頃まで育った時点で摘心し、花壇に移し替えるのが良いタイミングといえます。

花壇の場所ですが、なるべく日当たりのいい場所を選びます。日当たりがいいと花つきや生育がよくなります。しかしながら、真夏の高温時に関してはあまり強い日差しだと萎れてしまう場合もあります。そしてジメジメとした湿気には弱く、水はけの悪い場所だと根が腐ってしまい、これも発育、花つきに大きな影響を与えます。

真夏には何か影になるような植物(低木など)を近くに持っていき意図的に「日陰」を作り出すことができるとよいでしょう。サルビア・スプレンデンスをうまくきれいに咲かせるには最初の植え付け場所に気を付けることがかなり重要な鍵となってくるといえるでしょう。

サルビア・スプレンデンスの育て方

水は、土が乾いているようであれば十分な量を与えてください。ただ、上記にも記したように、あまりジメジメしていると根っこが腐ってしまうこともあるので、栽培中は水を切らさない、というよりは乾いているようであれば水をやる、といったように水をやり過ぎないということにも注意が必要です。

肥料に関しては、植え付け時に土にたっぷり肥料を混ぜてから植え付けるのも必要事項ですが、花が咲いている時期には1週間に1回程度には液体肥料などを使用して栄養を補給してあげましょう。肥料・栄養が少ないからといって枯れることはめったにありませんが、花のつきはもちろん少なくなったり、葉色が悪くなったりする原因にはなります。

真夏時にはあまり花をつけないのでそれほど水以外に栽培に気を付けることもありませんが、真夏を過ぎてから、特に真夏後から秋にかけては大量の花を咲かせるので肥料はこまめに補充してあげましょう。冷涼な気候の地域以外では、夏ごろに一度草丈を3分の1ほど刈り込み、風通しを良くすることで秋にまたサルビア・スプレンデンスの見事な花をみることができます。

花穂摘みの作業について

サルビア・スプレンデンスは花穂摘みをしっかり行えばそれだけ花を付ける量が増えきれいにボリューム感たっぷりに花が楽しめます。咲いている花を摘んでしまうのはなんとなく抵抗があるかもしれませんが、最初の花穂を摘み取ることによって次の腋芽が伸び始め、数週間もすると次の花穂が咲き始めます。

もちろん花穂摘みをするたびに次の花のための肥料を欠かさずにやってください。そうすることでしっかりした種に育ち、次回の種付けの際も発芽しやすくなります。病害虫の注意などは、他の植物でもありますが、特に、花穂が伸び始めるころアブラムシの被害が多くなります。

また、乾燥高温の環境で発生しやすい害虫、オンシツコナジラミ・ハダニもよく発生・被害にあいます。ハダニは葉の裏について植物の知るを水生育を弱らせてしまうので、早めに薬剤などを使用して駆除することをお勧めします。また粒状の殺虫剤等を土にあらかじめ撒いておくとアブラムシ等の発生を抑える効果が持続します。

水はけのよい土の状態にし、なおかつ花がらや枯葉などをこまめに取り除くことによって清潔に保ち、花を害虫から守ることも大切な世話の一つです。サルビア・スプレンデンスは現在では地方公共団体の花に指定している自治体も多く、いたるところでみられる花の種類となっています。

育て方・栽培の仕方ににいくつか注意点等はあるものの、他の植物にくらべ育て方がそんなに難しいというわけでもなく、また種付けもコツさえつかめば割と簡単にできるものなので、ガーデニング初心者にも手を出しやすい植物の一つだと言えます。

庭の片隅にあるだけで、一段と華やかさがます発色を持っていますのであまり広くはないけれど華やかに庭を彩りたい、という方にもおすすめです。また、部屋の隅に一つあるだけでだいぶ雰囲気も華やぐことでしょう。今までなんとなく遠回しで避けていたガーデニング、サルビア・スプレンデンスをこの機会に育ててみるのはいかがでしょうか。

サルビア・スプレンデンスの歴史

サルビア・スプレンデンスは、ドイツ生まれの植物学者セロウによってブラジルで発見されました。彼はブラジルを中心に植物探検をおこない、その結果サルビア・スプレンデンスも含め、実に900種類以上の新種をブラジルの地にて発見しており、ブラジルにおける植物研究の世界を語るにはその名を欠かせない、重要な人物とも言えます。

発見された当時サルビアを含め、新種として採取された植物が、セロウの故郷ドイツやイギリスにも送られ、各地で夏の園芸商品として人気を博したといわれています。日本には明治時代の中ごろに入ってきました。

サルビア・スプレンデンスの特徴

みなさんは「サルビア・スプレンデンス」という花をご存じでしょうか。ガーデニングは趣味ではない、というかたも「サルビア」という言葉なら一度は耳にしたことがあると思います。また、最近では街頭の花壇なんかにも使われていることも多いので写真を見れば「あぁ、見たことあるかも!」と思われる方も多いと思います。

ちなみに和名では「緋衣草(ひごろもそう)」と呼ばれています。花言葉は「燃える思い・知恵」です。サルビアは広い意味では『シソ科サルビア属』の植物すべてを指し、ハーブとして知られるセージ(薬用サルビア)もその仲間に入ります。

原産国・生息地は2000m~3000mほどの高地で気温が温暖な気候が特徴の南アメリカのブラジルです。背丈は20~30cm程度まで成長し、寒さには弱いため日本では霜の降りる晩秋には枯れてしまうので、毎年春に種を撒いて夏から秋にかけて花を楽しむ、春撒きの1年草として扱われます。

花は先端の開いた筒形、段状にたくさん付きます。花茎の基部には花びらを包むような緋色のがくがあります。花びら自体は咲いたあと1日ほどで落ちてしまいますが、がくは長い間鮮やかな色がそのまま残ります。品種改良により紫や白、サーモンピンクなどの花色も登場しました。

ユニークなものに花が白と赤のツートンカラーになる「トーチライト」があります。緋色の定番品種に「ホット・ジャズ」「ボン・ファイヤー」などがあります。いろいろな色が楽しめ、華やかな印象のあるこのサルビア・スプレンデンスは夏から秋にかけて一般の家庭でも栽培されるようになりました。

たまに、花を摘んで蜜を蜂の真似事のようにちゅーちゅー吸う方がいらっしゃいますが、実は少量なりの毒成分のようなものが含まれていますので、あまり吸うのはおすすめしません・・。

花の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:サルビア(一年性)の育て方
タイトル:ハナビシソウの育て方
タイトル:ポリゴラムの育て方
タイトル:プルネラの育て方
タイトル:セージの育て方

pixta_oruhigi

オヒルギの育て方

オヒルギはマングローブを構成する植物の種類のうちの一つです。仲間の種類として、ヤエヤマヒルギやメヒルギなどがあります。自...

pixta_yukiyanagi

ユキヤナギの育て方

古くから花壇や公園によく植えられているユキヤナギは、関東地方以西の本州や、四国、九州など広範囲に生息しています。生息地は...

pixta_turiganeninjin

ツリガネニンジン、シャジンの仲間の育て方

シャジンの仲間であるツリガネニンジンはキキョウ科に分類され、和名では釣鐘人参と表されています。日本や朝鮮半島を原産として...

pixta_anemone

アネモネの育て方

地中海沿岸が原産地のアネモネは、ギリシャ神話ではアドニスという美少年が流した血から生まれた花という説もあり、古くからヨー...

pixta_seiyoumurasak

セイヨウムラサキの育て方

セイヨウムラサキの特徴について書いていきます。日本を本来の生息地とするムラサキと比較してみると、茎に特徴があります。茎が...

pixta_hesuperansa

ヘスペランサの育て方

ヘスペランサは白い花を持つ美しい植物でり、日本だけに留まらず多くの愛好家がいます。花の歴史も深く、大航海時代にまで遡る事...

pixta_inpachence

インパチエンスの育て方

暖かい時期に、色とりどりの美しい花を咲かせるインパチエンスは、熱帯や亜熱帯の地域が原産地です。アフリカやインドといった高...

pixta_fukusia

フクシアの育て方

フクシアという植物はアカバナ科の低木ですが、アカバナ科の多くは多年草でフクシアの他にもツキミソウ、マツヨイグサなどが挙げ...

pixta_minarobata

ミナ・ロバータの育て方

花の種類としては、ヒルガオ科、サツマイモ属、イポメア属とされることもあります。さつまいもの仲間であるようです。園芸上の分...

pixta_snowdrop

スノードロップの育て方

真っ白な花に緑色の斑が美しいスノードロップを自宅で育てることができたら、まるでヨーロッパの庭のように美しい景色を作ること...

pixta_okawakame

オカワカメの育て方

オカワカメと言うのは料理のレシピなどでもお馴染みの食材で...

pixta_karorainajasumin

カロライナジャスミン...

カロライナジャスミンは、北アメリカの南部から、グアテマラ...

pixta_tamanegi

タマネギの育て方

タマネギはユリ科に属する野菜で、100グラムあたりリンが...

pixta_ontaisuiren

温帯スイレンの育て方

スイレンは古くから多くの人に愛されてきた花です。そんなス...