良い植物の選び方と栽培のコツ
植物の特徴を知る
まずはその植物をどういう環境に置きたいのか、どういう環境を好むのかを知る必要があります。大きくなりすぎるものは室内で育てるには不向きですし、逆に小さすぎるのも見栄えがしないので、最終的な出来上がりをイメージしながら緑を選ぶようにします。
例えば、室内に観葉植物を置く場合には耐陰性のあるものや、耐寒性があるもの、あまり大きくならないものを選んだ方が手がかからず育てやすいのでおすすめです。
植物の選び方
園芸店やホームセンターで緑を購入する場合、全体の色つやが良く、綺麗な緑色をしており、葉にハリがあるものを選ぶようにします。茎が太く、硬いものや根元近くから新芽が吹き出しているものは生き生きとしている証拠なので、茎もしっかりと見て選ぶようにします。
また、良いものを選ぶためには葉のチェックも欠かさないようにします。葉の裏に病害虫がついている場合もあるので、葉の裏をしっかりとチェックし、葉の先が茶色く枯れているものなどは避けるようにします。
リビングにアクセントになるような緑を置きたい場合には病虫害も少なく、育てやすいパキラや、切れ込みのあるユニークな葉が特長のモンステラ、オレンジ色の美しい花が咲き人気のストレチア、ヤシのような葉がかわいらしいシュロチクなどがおすすめです。
花を栽培する場合
どの植物を置こうか悩んだ時に、ハワイアンテイストにしたいのでヤシのような葉のシュロチクを選ぶというように部屋のテイストに合わせて緑を決めるのもよりいっそう部屋のムードを作り出してくれるのでおすすめです。
また、部屋に緑を置く場合には葉にほこりがかぶってしまうと気孔がつまり、樹木が弱ってしまう原因になるので定期的に葉を拭いてあげる必要があります。玄関先など外でお花を栽培したいという時には寄せ植えがおすすめです。
鉢に植えるので移動させることも可能で、庭がなくても手軽に花を楽しめます。初心者でも育てやすい花を選ぶ場合、春ならばキンギョソウやゼラニウム、ベゴニアやマーガレットなど、夏ならばサルビアやニチニチソウ、マリーゴールドなど、秋ならばパンジーやビオラ、コスモスやカランコエなど、冬ならばガーデンシクラメンやプリムラなどがおすすめです。
シクラメンやパンジーのような花期の長いものを選ぶようにすれば長く花を楽しめ、植え替えの手間も少なく楽です。また、マリーゴールドはセンチュウ防除に効果があるので、寄せ植えに最適です。寄せ植え用に肥料を配合した土もあり、初心者でも簡単に始められるので、一度チャレンジしてみるのもおすすめです。
観葉植物の育て方や色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:モンステラの育て方
タイトル:コスモスの育て方
-
-
ネクタリンの育て方
ネクタリンの語源はギリシャ神話に出てくる神々の酒であるネクターに由来していると言われています。芳しい香りと柔らかくてみず...
-
-
トウガン(ミニトウガン)の育て方
トウガンは漢字で書くと冬瓜と書きますが、冬の瓜と言う事からも旬が冬のように感じる人も多いものです。しかし、冬瓜と書く理由...
-
-
ダチュラの育て方
ダチュラといえば、ナス科チョウセンアサガオ属、あるいはキダチチョウセンアサガオ属の植物のことです。しかし、この区別に関し...
-
-
ソバの育て方
この植物の歴史では、奈良時代以前に栽培されていたということは確実で、700年代前半の書物に関係の内容が書かれているという...
-
-
ペペロミア(Peperomia ssp.)の育て方
ペペロミアの原産地はブラジル、ボリビア、エクアドルなどで、主な生息地は熱帯や亜熱帯です。約およそ1400種類もの種類が存...
-
-
ハクチョウゲの育て方
ハクチョウゲの特徴は、何と言っても小さくて可愛らしい花を咲かせる事ではないでしょうか。生長が早い植物ですが、刈り込みもき...
-
-
ハッカクレンの育て方
ハッカクレンは、メギ科の多年草となっています。原産地は中国となっており、古くから薬用植物として珍重されてきたという歴史が...
-
-
バコパの育て方
バコパの歴史はとても古いです。とても意外なことではありますが、インドでは約3000年前から人々の間でハーブとして愛用され...
-
-
サルビアの育て方と種まき時期
サルビアは、ブラジル原産の草花で夏から秋の花として誰にでも愛されている花です。花色には燃えるような紫・白・桃色があります...
-
-
ビート(テーブルビート)の育て方
ビートの歴史はとても古く、紀元前より利用されています。始めは野生種の先祖型にあたる植物を薬草として利用されていて、ローマ...




植物は見る人の心を癒してくれます。また、植物を育てることは心の健康にも良いとされ、園芸療法などにも利用されています。せっかくの緑や花をより美しく長持ちさせるためにはいくつか育て方のコツがあります。