カモミールの育て方について

カモミールの特徴
しかし、ハーブが増えすぎて他の植物を駆逐してしまう可能性が高いので、増えすぎないように目配りすることが大切になってきます。カモミールはリンゴのような甘い香りを発します。可愛らしい白い花を咲かせるので、とても高い人気を誇っています。
カモミールの有効成分には高い鎮静作用と保温作用があることが知られており、自宅の庭で栽培してハーブティーにしたり、ポプリを作ったりする人が多いです。また、摘んだ花をそのままお風呂に浮かべてフラワーバスを楽しんだりすることもできます。
こちらのお洒落なハーブの育て方も参考にしてみて下さい♪
カモミールの育て方
園芸店やホームセンターなどへ行くと、ポットに入ったカモミールの苗がたくさん売られています。それを買ってきて庭に受け付けるのが一番手っ取り早い育て方ですが、種を直まきするという方法も取ることができます。
先程も述べた通り、非常に繁殖力が旺盛なので、わざわざまき床に種をまいて育てなくても、直まきで十分に育ちます。種まきの時期は冬以外であればいつでもオーケーです。秋に種をまくようにすれば、翌年大株に育てあげることが可能になります。
もちろん、プランターや植木鉢でも問題なく栽培することができるので、マンションのベランダなどでも大丈夫です。もともと山野に自生していた植物ですから、特別な手入れをしなくても大きく育ちますが、見た目の状態を美しく保ちたいと希望しているのであれば、それなりの配慮が必要になります。
カモミールの栽培の注意点
まず、植え付け時と初夏には肥料を施すようにするのが望ましいです。多年草の品種を育てている場合であれば、毎年春から秋にかけての間に、2~3回は追肥するとよいでしょう。また、草丈が10cmを超えた頃に切り戻ししておいてやると、脇芽がたくさん伸びてきますので、花数が増えます。1つ1つの花のサイズが小さいので、なるべく花数を増やしてやるようにした方が、見た目の印象が華やかになります。
また、いくら丈夫な植物だとは言っても、生育環境によっては病害虫が発生します。カモミールに発生しやすいのは、アブラムシやうどんこ病です。特に、うどんこ病は風通しが悪いと起こりやすくなりますので、最初から風通しの良い場所を選んで植え付けるようにしたいものです。病害虫は農薬で対処することができますが、ハーブティーとして利用する予定でいる場合には、農薬の散布量や散布時期に注意する必要があります。
こちらのハーブを種から巻いて大きくしようも参考になります♪
ハーブの育て方など植物の育て方に興味がある方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:ジャーマンカモミールの育て方
-
-
メコノプシスの育て方
ヒマラヤの青いケシと呼ばれる、メコノプシス・グランディスは、その名の通り、原産地がヒマラヤ山脈かチベット、ミャンマーなど...
-
-
チオノドクサの育て方
チオノドクサという植物は東地中海クレタ島やトルコの高山が原産で、現在ではヨーロッパの山々を生息地とする高山植物の一種です...
-
-
バーバスカムの育て方
バーバスカムはヨーロッパ南部からアジアを原産とする、ゴマノハグサ科バーバスカム属の多年草です。別名をモウズイカといいます...
-
-
オスモキシロンの育て方
オスモキシロンは東南アジア地域を原産とする植物であり、フィルピンやニューギニアなどでよく見られる植物です。フィリピンやマ...
-
-
ブーゲンビレアの育て方
今ではよく知られており、人気も高いブーゲンビレアは中央アメリカから南アメリカが原産地となっています。生息地はブラジルから...
-
-
レンゲショウマの育て方
花の特徴として、キンポウゲ目、キンポウゲ科となっています。山野草として分類されています。咲き方としては多年草になります。...
-
-
ギョリュウバイの育て方
ギョリュウバイはニュージーランドとオーストラリアの南東部が原産のフトモモ科のギョリュウバイ属に分類されている常緑樹で、日...
-
-
アサリナの育て方
アサリナは、つる性植物です。小さな花を付け、その色も白、ピンク色、黄、紫、青といった複数の色があります。また、つる性植物...
-
-
あじさいの育て方
あじさいといえば知らない人はいないほど、梅雨の時期に見られる代表的な花です。紫陽花科(ユキノシタ)科の植物で6月から7月...
-
-
ショウジョウバカマの育て方
ショウジョウバカマは日本から南千島、サハリン南部を原産地とするユリ科ショウジョウバカマ属の多年草です。北は北海道から南は...
カモミールはハーブの一種です。ハーブというのは、食用や薬用に用いられる植物の総称です。人の手が必要になる野菜とは異なり、もともと山野に自生している野草のようなものなので、とても繁殖力が旺盛で丈夫だという特徴があります。特に育て方のコツのようなものを知らなくても、植えておけば勝手に育ってくれるので、自宅の庭に植えている人がたくさんいます。