カトレア・コクシネアの育て方

カトレア・コクシネアの育て方

カトレア・コクシネアは、ブラジルの中でも、標高1,000mから1,500mという高地の中の雲霧林に自生している樹木に着生しているランの一種です。生えている場所は、主に樹木ですが、それ以外にも岩の上などにも自生する小型の洋蘭としても知られています。

育てる環境について

カトレア・コクシネアは、ブラジルの高地に自生していた植物の為、日本の暑さには適応していません。ですから、育て方として重要になってくるのは、暑さを避ける事が重要になってきます。夏場は、鉢を風通しの良い涼しい場所に置いておく事が大切です。

少ない葉っぱに一輪から二輪の花が咲くだけのその姿は、一見、花が咲けばそのまま枯れてしまう草木のようにも見えますが、カトレア・コクシネアは、多年生草本です。ですから、夏を越させるようにする事で、再び綺麗な花を咲かせる可能性があります。

気温が高くなってきたら、温度と風通しを意識して、置き場所選びをしていく事が大切です。それにより、何度も美しい花を楽しむ事が出来るようになります。カトレア・コクシネアは、暑い夏に弱いという特徴がありますが、それだけではなく、冬の極端な寒さにも強くはありません。

涼しい気候は適していますが、冬場は極端に寒い場所に置く事はせず、適温を保てる場所で育てるようにしていく事も大切になってきます。温度さえ、注意をしておけば、丈夫で、比較的育てやすいという特徴があります。ただ、本格的に花を咲かせていく為には、

若い芽をしっかりと育てていくようにするなど、適切な手入れが必要となってきます。上手く育てる事が出来れば、花は11月頃から4月頃までの間に開花していく事になります。温度や育て方に問題がなければ、常緑性の為、一年を通じて、緑色の葉っぱがある状態となります。

種付けや水やり、肥料について

増やしたいと考えた場合は、株分けをして増やしていく事になります。株分けに最適なのは、暑くなる前の3月から4月頃です。夏の暑さが苦手という特徴がある植物の為、暑くなる前にしっかりと根がはる状態を作っていく事が重要になってきます。

夏までにしっかりと、根がはる状態を作ると、暑い夏を無事に越し、また再び、花を咲かせる株へと育っていく事になります。植え替えなども、早い時期に行う事が大切です。植え替えは、2年から3年に1回程度のペースで行う事がお勧めです。

ただ、根が傷つくと、枯れてしまう原因となる事があります。ですから、頻繁に植え替えをするよりも、間をあけながら、植え替えをしていく方が良いでしょう。岩地などにも咲く花といえば、水が少ない状態でも育つのではないかと考える人もいますが、育てるにはしっかりとした水の量が必要となってきます。

新鮮な水を豊富に与えるようにしていく事で、よく育つ事になります。肥料は、秋から冬の寒くなる季節に積極的に与えていく事がお勧めです。週に1回程度、液体肥料を与えるようにしていく事が大切です。初夏までは、液体肥料を与え、夏場になれば、

肥料は与えないようにする事がお勧めです。夏場は、株自体が弱りやすく、そこに肥料を与えてしまうと、傷みの原因となってしまう事に繋がります。ですから、暑い季節になってきたら、涼しい場所に置き、新鮮な水だけを与え続けるようにしていく事がお勧めです。

増やし方や害虫について

増やしたいと考えた場合、株分けをしていく事になります。少しでも増やしたいと考えた場合、積極的に株分けをしていきたいと考える人も少なくありませんが、根を触られる事をあまり好まない植物です。ですから、植え替えも、2年から3年程度の間隔をあけながら行っていく事が大切となります。

根をいじる事になる株分けも、株に対して影響を与えてしまう事になる為、株分けと植え替えは同じタイミングで行うよういしておく事がお勧めです。それにより、根を必要以上、傷めない状態で、株分け、植え替えを行っていく事が出来ます。

株を分ける時は、3バルブから5バルブになるようにして分ける事が大切です。そして、暑い夏までに根がしっかりとはるタイミングを考えておく事も重要になってきます。害虫は、カイガラムシが発生する可能性があります。カイガラムシは、葉っぱの付け根や株元などに発生しやすく、

見かけた時点で、取り除いておく事が大切です。カイガラムシは、白い粒のように見えることが多く、葉っぱなどに白いものがついていたら、その場で柔らかい布を使って、拭き取っておく事で、害虫対策と、害虫被害の予防に繋がります。

カトレア・コクシネアは、比較的丈夫な洋ランです。気温さえ注意すれば、育てやすいという特徴がありますが、花を毎年咲かせる事は簡単ではありません。その為、最初は、上手く扱えない事も珍しくありませんが、気温などに注意しながら、少しずつ育て方を覚えていく事がお勧めです。

カトレア・コクシネアの歴史

カトレア・コクシネアは、ブラジルの中でも、標高1,000mから1,500mという高地の中の雲霧林に自生している樹木に着生しているランの一種です。生えている場所は、主に樹木ですが、それ以外にも岩の上などにも自生する小型の洋蘭としても知られています。

ランといえば、背が高く、多くの花が咲くイメージを持つ人も多いでしょう。ですが、ブラジルを生息地とするカトレア・コクシネアは、小柄な植物で、その小柄さに似合わない大きな花を一輪から二輪つけるという、特徴的な姿をしています。

カトレアといえば、洋ランの中でも特に美しく、洋ランの女王とも呼ばれるランです。カトレア・コクシネアは、その華やかなイメージが強いカトレアの名前を持つランの一種ですが、元々は、欄の女王として有名なカトレアとは違う、ソフロニティス属とされていました。

ですが、分類体型の見直しがされ、ソフロニティス属がカトレア属に吸収された為、現在は、洋ランの女王と同じ、カトレア属となっています。ただ、ブラジル原産のカトレア・コクシネアは、吸収されて同じカトレア属になった形の為、その姿は、洋ランの女王のカトレアとは異なる姿となります。

今では、小型洋蘭の栽培原種として重視されています。そして、観賞用の植物としても、販売されています。小さく、一輪から二輪の花が咲くだけのその見た目は、小型の洋蘭というよりも、一般の草花のように見える事もありますが、鉢植えとして人気の洋蘭でもあります。

カトレア・コクシネアの特徴

カトレア・コクシネアの特徴は、その鮮やかな色です。朱色に近い鮮やかな赤色がとても印象的で、花全体が、同じ色で統一されています。葉っぱは小さな植物ですが、咲く花は葉っぱに対して大きく、その上、とても鮮やかな色合いをしている為、人の目を惹きつけやすいという特徴があります。

基本は、鮮やかな赤色ですが、黄色い花も存在します。黄色い花も、またその鮮やかさが特徴となります。花びらは、細長い形状をしたものもありますが、現在、観賞用として販売されているものは、丸く可愛らしい花びらになっているものもあります。

花びらが細く先が尖ったものも、花びらが丸く可愛らしい印象を与えるものも、鮮やかな色合いは変わる事はありません。その色合いは、洋ランの女王と呼ばれるカトレアの華やかさとはまた、違う華やかさを誇ります。その為、多くの花が咲く洋ランに比べると、

全体の大きさなどに関しては、多少地味な部類には入りますが、色の華やかさ、その特徴的な見た目は印象的で、洋ラン展などにも多く出品され、高い評価を得る事も少なくありません。ブラジルといえば、暑い土地という印象を持つ人も少なくありませんが、

ブラジルの中でも標高の高い涼しい場所で育ってきた花です。ですから、日本の場合、涼しい季節から寒い冬場に美しい花を咲かせる事になります。販売されるのも、寒い冬場が多く、美しい花が咲いている状態で購入したいと考えるのであれば、冬場を待ってから、購入する事がお勧めです。

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