キワーノの育て方
育てる環境について
キワーノの育て方ですが、4月から5月頃から始めていきます。生育温度は20度から30度が適温と言われていますので暖かい環境が適しているでしょう。寒さに弱く、気温が10以下になると枯れることもあるので注意が必要です。植える際は野菜用のプランターなどを準備してあげるといいでしょう。そこに苗を2、3株植えてあげます。
また日当たりのいい場所を選んであげるようにしましょう。成長するとぐんぐんつるが延びてきますのでそれも想定して場所を選んであげるようにしましょう。苗を植えたら支柱の準備をします。つるを上に向かって誘導できるように設置します。だいたい本葉が6、7枚になったら親つるの先端をカットしてあげましょう。
また3、4本の子つるを残して、他は取ります。6月にはいるとぐんぐんつるが延びていくでしょう。ネットなどをはってつるを誘引して行きます。葉っぱもどんどんできて立派になり、あっというまに緑のカーテンが出来上がります。またつるを誘引する際は手袋をするようにしましょう。ウリ科の植物ですので葉やつるにはたくさんのこまかいトゲがあります。
触り過ぎるとチクチクしますので扱う際は手袋をした方がいいでしょう。寒さはとても苦手ですが、寒冷地で栽培する場合は保温などをしてあげるようにしましょう。風の強い日はビニールをはって風よけをしてあげるのも1つの方法です。必要なら土の部分をアルミホイルなどで保温する事もできます。
種付けや水やり、肥料について
キワーノを育てる際は水やりなどしっかりと行うようにしましょう。プランターの表面の土を見て乾いているようなら水をたっぷりとあげます。特に夏場は乾きやすいので管理が必要になるでしょう。またプランターなどの場合は保湿するにも限りがありますので定期的な水やりが大事になるでしょう。
植えつけの際は乾燥から守るために土の表面にわらなどを敷きつめてあげるのも方法です。こうした植物の場合は水の量はとても重要になるのですが、あげ過ぎてもよくありませんし、乾燥しすぎても成長に影響がでてしまいます。日々観察をして水の量を調節していきましょう。また1つの目安としては葉っぱや茎の産毛がかたくなったりすると水分不足の場合が多いようです。
土の表面にあわせてそうした部分にも気を配ってみるといいでしょう。肥料についてはツルの成長を1つの目安とします。だいたい50センチくらいにのびたらあげるといいでしょう。その後も緩効性の化成肥料などを月に1回くらいのペースであげていきます。果実がなりますのでついたくさんあげたくなるのですが、適量を守った方がいいでしょう。
あげすぎるとツルぼけなどの原因となってしまいます。花が咲かなかったり、果実の形が悪くなるのは水分不足か肥料などが原因になる事が多いですので、それらの症状がでたときはどこが悪かったのかふりかえってみるといいでしょう。そうならないためにも毎日観察して適量を考えてあげる事です。
増やし方や害虫について
キワーノの増やし方としては受粉を行っていきます。この植物には雄花と雌花がありますので、増やす時は株分けなどでなく受粉となります。だいたい7月頃になると黄色くてかわいらしい花を咲かせるようになりますので、その時期まで待ちます。また一見するとどれも同じような花に見えるのですが、花の下の付け根のあたりをみると雄花と雌花とで違いますのですぐにわかるでしょう。
雄花の花の下はすっとしていて細いのですが、雌花の方はすこしふっくらしています。これらを受粉させるのですが、もしもまわりに虫などが飛んでいるのならそれに任せてもいいでしょう。自然の流れにあわせて虫にお願いしてしまうというやり方です。ただあまりまわりに虫が飛んでいないという場合もありますので、
そういった時は自然に受粉できない可能性もでてきてしまいそうです。確実に実を成らせたければやはりこちらで人工的に受粉させてあげた方がいいでしょう。花粉がつくように少しだけ手伝ってあげるだけで大丈夫です。雄花の花粉を雌花につけてあげるといいでしょう。
また害虫ですが、アブラムシなどに気をつけるようにしましょう。アブラムシはどんな植物にもつきやすいのですが、実がなったりしますのでできるだけ虫がついていない方がいいです。見つけたら早目に対処するようにしましょう。どんどんツルがのびてからだと駆除する方も大変です。少ないうちに早目に気がついて対応できるようにしましょう。
キワーノの歴史
キワーノはウリ科でつる性の植物です。名前については企業の商標登録によってつけられたものですのでこれが正式な名称ではないようです。日本ではツノニガウリと呼ばれ、英語ではツノメロンという名称で呼ばれているでしょう。いろいろな呼び方があるので少しややこしく思うかもしれませんが、その形は実に個性的であるため一目で覚えられるのではないでしょうか。
原産はアフリカやアメリカのカリフォルニア、またはニュージーランドなどでも栽培されています。見た目がとても独創的で、15センチほどの楕円形をしていてラグビーボールの様な感じもします。また色はオレンジ色をしており、大きなとげの様なものがいくつもついているのが特徴です。日本では観葉植物として売られているようですが、キュウリやメロンなどと同じく果実は食べる事ができます。
ただ味がとても微妙ですのであまりたくさんは出回らないのではないでしょうか。日本でも売られているとすれば百貨店など特別なコーナーになりそうです。ただそこでは割と高級な部類に入りますので、果実だけでもみたければ行ってみるのもいいでしょう。生息地などでもそれほど出回っている訳でもないようです。
ただ見た目がとてもインパクトがありますので、果皮だけでもお料理に使われる事などもあるでしょう。果肉は種がとても多いのでやや使いにくい印象がありますが、上手く活用すれば食べられなくもありません。見た目も面白いですし育ててみるのもいいでしょう。
キワーノの特徴
キワーノはウリ科の植物ですので、キュウリやメロンなどと同じ種類になります。その見た目から世界一気持ち悪いなどとも言われていますが、実際のところはそれほどでもないのではないでしょうか。確かに見た目はかなりインパクトがあるのですが、色もそれなりにきれいです。また果実はそれほど大きくはありませんが、楕円形でとげの様なものが周りについていてややグロテスクな感じです。
また、果実ですので食べる事ができますが、収穫して切ってみると中にはエメラルドグリーンのきれいな種がたくさん詰まっているでしょう。断面は種がキレイに詰まっているのでとてもキレイで芸術的です。ただあまりにも種の部分が多いのでどこを食べていいか少し迷ってしまうかもしれません。
そのまわりについている柔らかい部分をとって食べたりしますが、味についてはいろいろ個人差もあるようです。バナナに似ていると言われたり、柑橘系の酸味があるなどいろいろな事が言われています。果皮が特徴的ですのでそこだけを器代わりにお料理等で使われることもあります。
種を取った後の柔らかい部分の食感はゼリーのような感じですので、一度試してみてはどうでしょうか。また育て方としてはウリ科ですのでニガウリなどと似ています。それらを参考にしてみるのもいいでしょう。同じようにグリーンカーテンをつくることもできますのでエコにもなりそうです。果実も個性的ですので目で見ても楽しめるでしょう。
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キワーノはウリ科でつる性の植物です。名前については企業の商標登録によってつけられたものですのでこれが正式な名称ではないようです。日本ではツノニガウリと呼ばれ、英語ではツノメロンという名称で呼ばれているでしょう。