セアノサスの育て方
育てる環境について
原産がメキシコと言う事もあり、育て方として栄養ある土壌の方がよいに越したことはありませんが、乾燥を好むため水はけの良くやや乾燥している土壌でも問題なく、日当たりが良い場所が望ましいです。乾燥に強いため土がやや砂っぽくても丈夫に育ちますが、逆に粘土質のような土壌では育ちにくい環境といえます。
寒さには弱い傾向があるため、鉢植えではなく庭植えで可能な地域は限られています。冬がマイナス五度程度なら耐えられるので関東より南の地域では庭植えは可能です。ですが東北地方の場合は、庭植えの場合冬の時だけ温度を気をつける必要があります。北海道の場合は庭植えは適しておらず、できれば温室などを用意して鉢植えで育てることが良いです。
鉢植えの場合は室内と室外を移動することができるため、その日の天候状況をみて合わせることができるため便利です。環境としてもうひとつ重要なのが湿気になります。乾燥を好む植物のため、気温の高い夏なども滞留水には注意が必要です。水が浸透せず貯まってしまう土壌ではすぐに枯れてしまうことがあるので、水はけの良い土壌でありかつ風通しの良い場所にすることで、程よい乾燥を保つことが可能です。
また、周りに大きな植物などが育っている場所では日陰になりやすく、多くの日光が当たることも重要になるため、日のあたる環境づくりも必要です。適した好みの環境さえ作ってしまえば、後は多くの手入れをすることなく自然と元気に育ち多くの花を咲かせてくれます。
種付けや水やり、肥料について
一般的には2月から5月頃にかけて花が咲いた状態の株が出回るので、それらを植えることによって増やすことになります。植え付けを行う時期ですが、春と秋の両方で根付けが可能です。東北から北海道といった場所では、鉢植えのまま育てることが良いので、庭などに植え付けをする必要はありません。関東から南の地域では5月ごろに庭植えに植え付けすると良いです。
水をあげるタイミングですが、土の表面が白っぽく乾燥したらたっぷりと水を与えます。水はけの良い土壌であれば、多めの水をあげてもすぐに浸透して表面が湿っている状態が保たれつつ、徐々に乾燥していくのがベストです。与えが水が土壌に染みこむことなく貯まってしまう状態だと、湿気ですぐに枯れてしまう恐れがあるのでその場合は植え替えをするのが良いです。
夏などは気温などが高く水がすぐに蒸発してしまいますが、頻繁に水をあげる必要はありません。朝に水をあげたら次は夕方頃に水をあげる程度で問題ないです。水をあげるタイミングはあくまでも目安になるので、過湿にならないように注意すればよいです。肥料ですが、油かすなどを固めた有機質タイプの固形肥料を使用します。
水を揚げるたびにゆっくり溶けだしていくタイプで、長く肥料の効果がでるのが望ましいので、方法は置き肥をします。時期は開花前の春ごろに1回と、花が終わった秋頃の計2回を目安にします。緩効性肥料を使用した場合は効果が長く持続されるため、その際は花の状態をみて2回目の秋の肥料は調整します。
増やし方や害虫について
セアノサスの増やし方は、挿し木を行って栽培することで増やすことができます。挿し木を行う時期ですが、夏ごろに行うのが良いです。春頃に挿し木を行うと日本などは6月ごろの梅雨のジメジメした時期に、成長しきれていない挿し木はすぐに弱って枯れてしまうことがあります。
その為、そういった苦手な季節を乗り越える必要のない梅雨の明けた7月から8月頃に挿し木を行うことで、元気に育つことができます。まず挿し木の方法ですが、7センチから8センチほどの枝を用意します。枝の下についている葉っぱは全て落としてきます。鉢植えに水はけがよく栄養豊富な土壌を用意し、そこに用意した枝を植えておきます。
強い風などに当たると倒れてしまうので、風に当たらい日当たりの良い場所に置き育てるのが良いです。根が出るまではある程度の湿り気は必要になるため、用土が乾かないように水を与えて保湿することが大切です。日の光はとても大切ですが、挿し木を行う7月から8月の夏の直射日光はとても強く、挿し木を弱らせる原因にもなるため直射日光には当たらない場所が望ましいです。
その後、花がさき終わった後に枝を切り落とします。剪定を行うことで蒸れないようにします。挿し木が順調に成長することで、植え付けが行えるので株を増やすことが可能です。育てていく過程で気になる害虫についてですが、セアノサス自体はとても強い植物のため、特別気をつけなくてはいけないという害虫はありません。育てる環境さえ注意すれば、とても元気に育ちます。
セアノサスの歴史
セアノサスはカナダ南部や北アメリカにあるメキシコ北部が原産となっています。花の付き方が似ているという理由から、別名をカリフォルニアライラックという名前があります。セサノアスはギリシャ語に由来している名前でありセアノサスはクロウメモドキ科セアノサス属の常緑低木などがあります。
常に葉をもっている常緑種とある時期がくると葉が落ちてしまう落葉種がありますが、一般的に多くに見かけるセアノサスは常緑種が多いです。観賞用目的として園芸として人気があり、公園などでもおおく見かけることができます。また、一般家庭においても庭で育てている人もいます。
園芸店でも、30センチから40センチほどに成長した鉢植えとした状態で売られていることが多くあります。上手に育てることで、大きく成長し1.5メートルほどに成長することもあります。観賞用として多く植栽されていますが、それと同時に多くの園芸品種が作出されている植物でもあります。常緑種と落葉種のほかにも茎や枝などが直立して育つタイプの立性や、
逆に茎や枝が地面を這うように成長していくタイプの這性、草木などに群がって成長するタイプの叢生などがあります。本来自生している生息地はメキシコのため、日本の気候が合わず育てるのは難しいとされていますが、多くの人がそれらを工夫しながら育てています。セアノサス1つとっても多くの種類があり、見た目も華やかなので多くの人から人気があります。
セアノサスの特徴
大きな特徴の一つとして、その種類の豊富さにあります。一般的に葉がとても小さくてブッシュ状に成長する品種であるパシフィックブルーが有名ですが、種類がいくつもあるので姿が違ってきます。枝先に小さい花を穂のように放射状に花を広げてたくさんつける特徴があり、とっても鮮やかで綺麗なブルー色の花は美しいです。
植物のなかで青い花をつけるのは珍しく鮮やかな小さい青い花はとても鮮やかな印象を与えます。そのほかには青紫の花やピンクに白色などの花などもあります。花の香りは石鹸のように甘い香りがし、視覚と嗅覚両方で楽しむことができます。また花が咲いていない時期でも、葉にも特徴があります。
葉事態に光沢があるため、光に当たるとキラキラとひかり花がなくても観賞用としては申し分ない美しさです。セアノサス自体は種類が多く花の色や穂のつけ方や大きさ、葉も大きさが異なり株の育ちかたも様々ですが全ての特徴として言えるのは、いずれの品種も乾燥を好みます。また春から初夏の4月から6月中旬頃までが花穂をつける時期となります。
乾燥を好むというポイントさえ押さえて育てることで、比較的丈夫に育てることができますがジメジメとした環境には弱く突然枯れてしまうということもあります。寒さにも弱い部分はありますが、氷点下5度を程度の気温であれば冬を越すこともできます。また、新しい品種として寒さなどにも強いものも出てきています。品種自体はとても豊富にあるので、環境に合った品種を選んで育てることもできます。
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