ファイウスの育て方
育てる環境について
育て方として、環境葉どのような状態が好ましいかですが、強い日差しを好みません。日本においても南部に育つだけに日当たりなどが好きそうですが、どちらかといいますと森のようになったところの土の上に生えます。つまりは自然にあまり日当たりが良くないところで生息しているのがわかります。
そのために栽培をするときにもそれと同じような環境を作るようにしてあげなければいけないでしょう。1年を通して半日陰の状態であれば良い環境を保つことができそうです。遮光率としては、秋と春に関しては40パーセントから50パーセント程にします。夏になるともう少し遮光率を上げて60パーセントから70パーセントぐらいにしたほうが良さそうです。
冬は全くしなくて良さそうですが、ある程度は遮光しておきます。30パーセントぐらいしておくと健康的に育てることが出来るでしょう。一応は最低温度が7度ですから本州でも屋外で冬越ができそうです。でも基本的には冬においては室内管理が一般的になります。気温上は7度以上であっても冷たい風が吹いたり、雪が降ったりすればそれで株に影響を与えることがあります。
そうならないためにも室内においておくほうが安全とされています。室内の温度においてもある程度の管理が必要とされています。あまり寒くならないように、昼間については日の当たる窓際などに置き、夜などは窓際は冷えることが多いので寒い風が入らないところに取り込みます。
種付けや水やり、肥料について
育てるための植え付け場所としてはどのような用土にするかですが、まずはプラスチックの植木鉢を用意します。通常ランといいますと専用の土であったりミズゴケが定番の土とされています。そのためにそれで植えようとするかもしれませんが、この花についてはそれが該当しないので注意です。ミズゴケでは育てることができないとされています。
土としては腐葉土を主体とする園芸用の培養土を使うようにするとされています。赤玉土、腐葉土、日向土を混ぜた通気性の良い土を利用するのが良さそうです。この植物においては葉っぱが大きくなります。かなり大きく、そのために水をかなり要求するとされています。水をあげてもどんどん吸い上げていくぐらいに水がなくなっていくことがあるので注意しなければいけないこともあります。
育成期においては用土の表面が乾く前に与えるようにします。常に湿度を保つようにしなければいけません。冬に関してはそれ程水を必要としなくなるとされています。少し管理が異なりますからその辺りは臨機応変に対応するようにしなければいけないでしょう。乾燥はさせないくらいに適度に水を与えるようにします。
肥料に関しては必ずと言っていいほど与えたほうがいいといわ得ています。葉っぱも大きいですし花も大きく育ちます。その分栄養分も多く必要とします。春から秋に育成期間がありますが、この時には月に1回から2回の割合で、千倍に薄めた液体肥料を与えるようにします。
増やし方や害虫について
増やし方としては株分けを行って増やします。種を取って増やす方法はあまり取られませんが、確実に増やすことができます。この花においては毎年うまく育てていくとどんどんバルブを増やしてくれます。そのバルブがちょうどいい数になってきた頃を見計らって株分けをするとうまく行うことができます。
さすがに1個や2個増えたぐらいで行うのは少し弱いでしょうから、4バルブぐらいを1株ぐらいにしてわけるようにすると安定して育ってくれるようになります。少し慌てたりするとせっかくの株を失いますから、気長に育てるようにしたほうがいいかもしれません。植え替えを行うのは春の開花直後とされています。
毎年する必要はなく、3年に1回程度行うとされています。その時がちょうど株分けのいいタイミングになります。3年ぐらいであればある程度バルブも増えているでしょうから、十分増えているときに行うようにします。病気については特に無いとされていますが、害虫が幾つか発生することがあるのでそれに対応する必要があるでしょう。
ハダニに関しては薬剤を散布して駆除するようにします。自宅内においても発生することがありますから十分注意しなければいけません。その他にあるのがカイガラムシです。見つけたらその都度こすり落とすようにするのが対応方法とされています。この虫に関してはあまり薬剤が効きにくいとされています。ハダニ対策の薬などでは効かないので、方法を変えないといけません。
ファイウスの歴史
鶴といいますと昔話にも出てきますし、長寿の象徴としても知られています。そのことから日本においては縁起のいい鳥の一つとしてされています。鶴の種類も豊富でしょうが、鶴の名前がついているものについても多くあるようです。地名において付けられることもありますし、人の名前に付けられることもあります。
そのことからも親しみのある鳥の一つにもなるでしょう。植物においても鶴の漢字などが入っているものがあります。それはファイウスと呼ばれる花になります。どこに鶴が入っているかですが、こちらの花の別の名前です。別の名前においてはガンゼキラン、カクチョウランなどがあり、その中のカクチョウランは鶴頂蘭と表記します。
これは咲いた花の姿が鶴の姿のように見えたからとされています。ファイウスに関しては暗いとの意味があるそうです。あまり良くない名前のようですが、これは花の内側が暗褐色になることからそのように言われているようです。たしかにそのような部分ができているようにも見えます。
こちらの花についてはどのあたりを生息地としているかですが、非常に美しい花ですが実は日本にも自生していると言われています。ですから原産地の一つとして日本もあります。実際に咲いているところとしてはアジア全域とされていて、かなり広い範囲において見ることが出来る花とされています。日本において自生をしているのは種子島よりも南なので、本州などで自生しているわけではありません。
ファイウスの特徴
花においては、ラン目、ラン科、カンゼキラン属とされています。園芸上はランになり、多年草として育てることができます。花の高さとしては1メートルほどのなることがあります。花が咲くのは3月から4月くらいとなっています。花の色としては、黄色、茶色などがありますが、赤紫のような渋目の色もあります。
耐暑性については日本の南部で自生していることもあってあると見られますが、本州などで自生していないことからあまり耐寒性としては無いと言えるかもしれません。最低温度しては7度ぐらいになっていますから、本州などでも暖地であればある程度冬でも屋外で育てることができそうです。
夜などに取り込むのを忘れなければ寒さでやられることはなさそうです。この花については地上に生える地生ランになります。地表にバルブが出た状態になります。バルブについてはたまご型で高さは3センチほどです。そこから葉が伸びる形になっています。はっぱにかんしては花が咲く部分まで高くかかることがあり、
葉っぱだけで50センチぐらいに達することがあります。かなり大きな葉っぱです。葉っぱは楕円形で、縦にシワが入ったようになっています。花はバルブから伸びた花茎において、一つの花茎に十輪ぐらいつけます。真ん中に筒状に花びらが伸びますが、広がりません。その周りにも5枚ほどの花びらのようにつくものがあります。これについては花びらのように見えますが実際は花びらではないようです。
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