ヘデラの育て方

ヘデラの育て方

ヘデラは北アフリカ、ヨーロッパ、アジアと広い地域を生息地とする非常に人気がある常緑性のつる植物です。非常に様々な品種があり、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアを原産とするセイヨウキヅタ、カナリア諸島原産のオカメヅタなどがあります。

ヘデラの育てる環境について

ヘデラは非常に丈夫に育てやすい植物です。 屋外でも室内でも栽培出来るので、外壁に沿わせたり、ハンギングなどにして楽しむことも出来ますし、室内に飾って観賞することも出来ます。特に難しい手入れなども必要としません。耐寒性がありますので、冬でも極寒地でなければ屋外で育てられます。

日当たりの良い、風通しの良い所で育てるのがベストです。日光が不足するとせっかくの模様が消えてしまったりするので、よく日に当てることが重要です。あまり直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうこともありますので、夏場などで強い日光が当たりすぎる場合は、日除けなどを使用することをお勧めします。

基本的に育て方は簡単で、あまり手をかけなくてもどんどんツルを伸ばして成長していきます。ツルが伸びすぎると樹形が崩れてしまうので、短く切り戻してあげるとよいでしょう。節からワキ芽がドンドン伸びてきますので、仕立て直しも簡単です。

生育旺盛なため、放っておくと根が詰まってきてしまいます。鉢植えなどの場合は、鉢底から根が出てきたら根詰まりを起こしてしまっていますので、その際は植え替えをしてあげましょう。また、2年以上植え替えをしていない場合も同様です。

植え替えの適期は4月〜6月頃です。水はけの良い土を好みますので、赤玉土と腐葉土を6:4くらいの割合で混ぜ合わせたものを使用するとよいでしょう。市販の観葉植物用の用土を使用しても大丈夫です。屋外でツルを這わせて育てたい場合は支柱を立てたり、ワイヤーを使用したりすると綺麗な樹形になります。

ヘデラの種付けや水やり、肥料について

ヘデラは土が乾燥しきってしまうと、下の方から葉が乾いてパラパラと落ちてきます。その為年中を通して、用土の表面が乾いてきたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。鉢植えで育てている場合は、鉢底から水が滲み出るくらい与えます。

特に生育期は水を多く必要としますので、乾燥しすぎないように注意することが重要です。庭などに植えている場合はそれほど頻繁に水やりをする必要はありませんが、夏場に日差しが強すぎたり、連日晴れが続いた時などには水をたっぷりとあげて、乾かないように管理してあげるようにしましょう。

冬場は休眠期になり、あまり水を吸わなくなりますので、乾燥気味にしてあげると越冬させやすくなります。ハダニなどの予防にもなりますので、定期的に霧吹きなどで葉の表裏に葉水を与えてあげるとより元気になります。特に肥料を必要としない植物ではありますが、

より元気な葉を育てたい場合や、他の植物と寄せ植えをしている場合などは、生育期間中の春〜秋にかけて、緩効性のある化成肥料を2ヶ月に1度位の割合で置き肥してあげます。あまりたくさんの肥料を与えてしまうとドンドン伸びて成長してきますので、あまり大きくしたくない場合は肥料は控えめにした方がよいでしょう。

鉢植えで育てている場合は、置き肥などは控えて、水で薄めた液体肥料を与える程度で十分育ちます。ハイドロカルチャーなどで育てている場合も同様で肥料は控えめにします。葉の元気が気になった時にハイドロカルチャー専用の液体肥料を与える程度大丈夫です。

ヘデラの増やし方や害虫について

ヘデラは栽培も簡単で、挿し木や水差しによって増やすことが出来ます。挿し木で増やす場合、切り戻しなどをした時に切り落とした部分を挿し穂に使うとよいでしょう。適期は春から秋です。10センチほどにした挿し穂の上部2〜3枚の葉だけを残して、下の部分の葉は全部落としておきます。

20〜30分ほど水につけて十分に吸わせてから、挿し木用の用土に挿しておきましょう。その際、切り口に発根促進剤を塗っておくと発根がスムーズになります。発根するまで約1ヶ月ほどかかりますが、それまで土が乾燥しないようにマメに霧吹きなどで加湿してあげるようにしましょう。

しっかり発根したら鉢上げします。水差しは、後にハイドロカルチャーで育てたい場合にお勧めです。挿し穂を土ではなく、水に挿しておくだけで発根します。水栽培に向いた根が出てきますので、水差しで発根させたものは土に植えると弱ってしまう場合があります。

早く発根させたい場合は、水で薄めたメネデール液に挿しておくとより早く、上部な根が出ます。ヘデラは上部な植物ですが、アブラムシや、ハダニ、カイガラムシなどの害虫が発生することがあります。これらは葉水をすることによってある程度予防することが出来ますので、

定期的に葉にも水をかけておきましょう。もし見つけた場合は早めに駆除をして、殺ダニ剤や、オルトランなどを散布しておきましょう。また、風通しが悪くなるとこのような害虫が付きやすくなりますので、葉が密集してきたら定期的に剪定をし、風通しよよくしてあげることもポイントです。

ヘデラの歴史

ヘデラは北アフリカ、ヨーロッパ、アジアと広い地域を生息地とする非常に人気がある常緑性のつる植物です。非常に様々な品種があり、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアを原産とするセイヨウキヅタ、カナリア諸島原産のオカメヅタなどがあります。

日本に自生しているキヅタという種類もありますが、いわゆるヘデラと言われるのはセイヨウキヅタのことを指します。別名をアイビーとも言います。ヘデラの名前の由来は「葉が密生する」という意味のギリシア語「ヘドラ」からという説と、

ラテン語の「haerere(しがみつく)」から来ているという説があります。その名の通り、ヘデラは外壁や大きな樹木などに這うように生息します。すでに4,000年ほど前には観葉植物として人気がありました。それ以降、様々な品種改良を経て現在に至ります。

葉の形や、色、大きさななど、バラエティ豊かなヘデラは日本でも人気があります。寒冷地にも強く、育て方も簡単ですので、あまり植物を育てたことのない初心者の方にもお勧めの植物です。屋外でも室内でも栽培出来ますし、ハイドロカルチャーとしても観賞できるので、置き場所を選ばず、

好きな所で育てられるというのも人気の理由一つといえるでしょう。ヘデラの花言葉が『永遠の愛』『不滅』『誠実』『結婚』ということから、最近ではウェディングフラワーとしても人気を高めてきているようです。ウェルカムボードや、ブーケなどにも使用される非常に縁起のいい植物です。

ヘデラの特徴

ヘデラはウコギ科の植物で、壁や木に張り付いたり巻き付いたりして成長していく植物です。その為、エクステリアの装飾としても人気があり、フェンスや建物にびっしりと密生させて楽しむ方も少なくありません。寄せ植えとしても非常に人気があります。

ヘデラ自体が非常に丈夫ですので、一緒に植えている草花の成長を邪魔しません。カラフルな花と一緒に植えれば素敵なアクセントになりますし、支柱を立てて上げればツリーのようにも出来ますし、そのまま垂らせばまた違った趣が出てきます。

色々な状況下においても丈夫で美しい葉を維持してくれるので、インテリアにも最適です。葉形にはツルンとしたものや、深い切れ込みの入ったもの、ハート型のものなど様々なタイプがありますが、いずれも艶のある美しい葉が特徴です。

色も種類が豊富で、黄色や白などの明るい色から、黒に近い深緑まで様々です。中には秋ごろに赤く色づくタイプのものもあり、見ていて飽きない植物です。スジ模様や斑入りのものなど、模様入りのものも合わせると、およそ100種類ほどあると言われています。置きたい場所や、

一緒に寄せ植えしたい植物のイメージに合わせて、色んな品種の中から選べるのは嬉しいところです。園芸店やホームセンターなどには必ずと言っていいほど置いてある植物です。場合によっては一店舗で様々な品種のヘデラを取り扱っているところもあります。他の観葉植物と比較して安価で入手しやすいのも嬉しいところです。

緑のカーテンの育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:エンジェルストランペットの育て方

pixta_tuwabuki

ツワブキの育て方

ツワブキは海沿いの草原や崖、林の縁などを生息地としている常緑の多年草です。原産は日本・中国・台湾・朝鮮半島で、日本国内で...

pixta_boogenvilia

ブーゲンビレアの育て方

今ではよく知られており、人気も高いブーゲンビレアは中央アメリカから南アメリカが原産地となっています。生息地はブラジルから...

pixta_taimu

タイムの育て方

学名はThyme、分類はシソ科イブキジャコウソウ属に当たります。高さおよそ15センチメートルから40センチメートルほどに...

pixta_sankirai

サンキライの育て方

英名は「Chinaroot」で科目はサルトリイバラ科です。原産国は日本や中国、朝鮮半島、インドシナ半島などのアジアを主な...

pixta_kazaniarigensu

ガザニア・リゲンスの育て方

ガザニア・リゲンスの特徴について言及していきます。まずは花言葉から書きます。花言葉は「あなたを誇りに思う」です。植物の分...

pixta_miyakozasa

ミヤコササの育て方

ミヤコササは、イネ科でササ属の多年草です。北海道の南部から九州までの太平洋側に生息していますから、山地でよく見るササ類で...

pixta_panzy03

ビギナー向けの育てやすい植物

カラフルな花を観賞するだけではなく、現在では多くの方が育て方・栽培法を専門誌やサイトなどから得て植物を育てていらっしゃい...

pixta_murasakigoke

ムラサキシキブの育て方

この植物の特徴では、シソ目、シソ科、ムラサキシキブ属となっています。英語の名前はジャパニーズビューティーベリーです。日本...

pixta_panpasuglasu

パンパスグラスの育て方

パンパスグラスの原産地はアルゼンチン・ブラジル南部とされていて、南米のパンパと言われる地域に自生している事からこの名前が...

pixta_mizuna_01

はじめての家庭菜園で役立つ基本的な野菜の育て方

家庭菜園をやっている人が増えています。また、これからはじめてみたいと思っている人も多いと思います。しかし実際は、なにから...

スポンサーリンク

pixta_nasutachiumu

ナスタチュームの育て...

黄色やオレンジの大きな花をつぎつぎと咲かせるため、ハーブ...

pixta_beet

ビート(テーブルビー...

ビートの歴史はとても古く、紀元前より利用されています。始...

pixta_epidendoram

エピデンドラムの育て...

エピデンドラムはラン科の植物であり、日本においては観葉植...

pixta_motinoki

モチノキの育て方

モチノキは樹皮から鳥や昆虫を捕まえるのに使う粘着性のある...