グミの仲間の育て方について
グミの仲間の育てる環境について
原産国は海外のものもあれば、日本固有のものもあり、日本に自生する固有種などの場合は日本の気候に合う事からも、育て方もそれほど難しくないと言われています。日本と言う国は、夏は暑く、冬は寒いと言う季節を持つ国でもありますが、固有種などの場合は日本の気候にマッチしているため観賞用などとして栽培を行う人も多いのです。
最近は、葉の部分に斑の模様が入った外来種の観賞用のグミの仲間も有り、生け垣、庭木として栽培をする人も増えていると言います。尚、ナワシログミやナツグミと言った種類に応じて育てる環境などは異なりますが、ナワシログミは肥沃な土壌で、日当たりが良い場所を好みます。
また、土の乾燥や過湿にも耐えるなどの特徴を持ち、土質を選ばず生育が可能と言う特徴も有ります。但し、極端な乾燥や過湿は良い影響を与えませんので、育てる環境としては日当たりが良い場所、水はけが良い環境、そして極端に乾燥しない日向で管理をしていく事になります。
尚、活着する事で根の生育は良くなり、旺盛に枝を伸ばすなど、初心者でも比較的栽培がし易い種類と言われています。因みに、ビックリグミというのはトウグミの園芸品種であり、落葉性の樹木です。果実の大きさは3㎝と言う大きなグミになるのが特徴です。
また、ナワシログミ、ナツメグミ、ビックリグミ以外にも、ナワシログミの交配種となるエビンゲイには、ギルド・エッジやライムライトなどのグミの種類が有り、観賞用のグミの仲間は多種多彩なのです。
種付けや水やり、肥料について
植え付は成長が止まる10月頃から11月頃にかけて行います。また、寒さに強い事からも、2月下旬頃から3月頃など厳冬期以外にも植え付けを行う事が可能であり、鉢で育てる場合などでは、グミの苗木の根鉢の2倍の深さと、2倍の幅の穴を掘ってから、
掘り上げた土の半分から3分の1ほどの腐葉土、完熟堆肥と言った肥料を混ぜ合わせて用土を作って植え付けを行います。植え付けを行った後は、根鉢の周囲にたっぷりと水やりを行って、棒などを利用して突いたりして、根鉢と植え土を馴染ませてあげます。
また、苗木がぐらつく場合などでは支柱を立てあげて安定するようにしてあげます。因みに、グミの仲間と言うのは株元から枝が叢生するのが特徴で、樹高は1mほどでこんもりとした形になるますので奥行きは1m程度必要になります。水やりについては、
特別に必要はないのですが、極端に土が乾く季節となる夏場の高温時期などでは朝方に水やりをしたり、夕方に水をたっぷりと与えてあげて乾燥を防止させてあげることが大切です。また、肥料については2月から3月には寒肥として粒状肥料を1㎡あたり150gを目安にして施し、
落葉種などの場合は夏の暑さが収まって涼しくなる9月の下旬頃に、1㎡あたり150gの粒状肥料を与えてあげて、常緑種の場合は、開花をした後の10月から11月頃にかけて、同じように1㎡あたり150gの粒状肥料を与えてあげることが栽培のコツと言えるのです。
増やし方や害虫について
ナワシログミなどの常緑種の場合は、生け垣として栽培を行いますが、6月頃に伸びて来や枝を切り戻してあげて、複数の枝を出して、全体的にこんもりとした形になるように剪定を行うのがコツです。また、2月から3月にかけて、徒長枝部分をカットしてあげて樹形を整えてあげます。
葉に斑模様が入る斑入り品種については、斑の入っていない、緑色の葉が出て来た時には基部からカットしておくことで、全体的に斑模様の葉を持つグミの木を作り出すことが出来ます。落葉種については、落葉期に蕾が付いている枝だけを残して、徒長枝や枯れ枝、重なった枝などは全てカットしておきます。
尚、これらの剪定をしっかり行う事で成長を高める事が出来るのです。また、グミの増やし方としては、挿し木を行う事で増やす事が出来ます。6月から7月頃にかけて、長さ5cmほどの位置で枝先をカットして挿し木用の枝を切り取ります。
この枝は、そのまま挿し木として利用するのではなく、最初に1時間ほど水あげを行ってから、切り口に植物成長調整剤をまぶし、その後で挿し木用の用土や赤玉土小粒などに差し込み、その上でたっぷりと水を与えてあげて日陰で管理を行って行きます。
尚、グミの種類の多くは害虫などの天敵が殆ど無いと言われていますが、アブラムシなどが発生した場合などでは、殺虫剤を利用するなどして早目に防除する事が大切です。
特に春から秋にかけての季節は様々な害虫が存在しているのでその都度管理を行う事が大切です。
グミの仲間の歴史
グミと言うとお菓子を連想する人は多いものですが、お菓子のグミと言うのは、グミの仲間となるものを原料として、果汁を搾りだし、それをゼラチンを利用して固めたものです。因みに、グミと言うのはドイツ語由来の言葉であり、ゴムと言う意味を持ちます。
尚、ドイツや北米においては熊を象ったと言うグミベアが注目されており、グミベア以外にも色々な形が生み出されており人気が有ると言います。また、ドイツなどでグミの人気が出た理由の一つに噛む力を高めると言う事が有ったと言います。
ドイツの中では強く噛む必要となる食べ物が少なくなっているなどの理由からも、顎の骨の力などが弱くなり、歯などに対する病気になる子供が急増したと言われており、これにより硬いお菓子を作りだし、子供の噛む力を強化させ、歯に関わる病気を減らそうと言う試みが行われたのだと言います。
1920年に果汁をゼラチンを使って固めて、それにコーンスターチをまぶすなどして味付けを行って作り出したのが始まりだと言います。尚、グミの仲間を使ったこのお菓子などは、ドイツのお土産品としても有名であり、最近は日本国内にあるお店などでも販売が行われていると言います。
因みに、日本国内においては1980年に国内のメーカーが販売を行ったものが初めてのものであり、ドイツで販売が行われていたものよりも後になりますが、この時のお菓子はヒット商品となり現在でもその人気は高いと言われているのです。
グミの仲間の特徴
グミの仲間と言うのはグミ科グミ属に分類される植物であり、原産地はアジアからヨーロッパにかけてと、北アメリカなどの地域になります。尚、これらの地域の生息地には全部で60種類以上ものグミの仲間が生息していると言われています。
グミと言う植物は、落葉もしくは常緑の木本であり、60種類あるグミの仲間の果実の多くは食用とすることが出来るのが特徴です。また、60種類ある中でも、園芸用として最も多く栽培されているのは、常緑種のツル性のナワシログミ、落葉低木となるナツグミなどのなります。
ナワシログミと言うのは、日本国内にも生息しているものであり、その大半は本州中部地方以南より、九州にかけて生息していると言います。また、ナワシログミは常緑低木で有り、葉と果実が観賞の対象となるもので、枝は多く茂って長く伸びるのが特徴で、
刈り込みをしても耐えるなどの理由からも生け垣などとして昔から利用されていると言います。尚、ナワシログミの葉と言うのは、白味を帯びた緑色が特徴で、葉の裏面部分は鱗片が密生しているため見た目には茶色になっています。
これに対し、ナツグミと言うのは関東地方に生息するもので、夏になると長楕円形の赤い果実をつけるのが特徴です。尚、北海道から北陸地方、愛知県と言った地域に存在するトウグミの仲間の中には変種となる果実の大きいものに、ビックリグミと呼ばれる種類もあり、観賞用、食用として栽培が行われていると言います。
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