ミニメロンの育て方

ミニメロンの育て方

メロン自体の歴史は古く、古代エジプトや古代ギリシャでも栽培されていたことが知られています。メロンは暖かい地域で栽培することができたので、北ヨーロッパの地域で温室栽培が可能になったのは14世紀から16世紀以降だといわれています。日本では大正時代になってから温室栽培がおこなわれるようになりました。しかし実は弥生時代からメロンの一種であるマクワウリはすでに栽培されていたといわれています。

ミニメロンの種付けと植え替えと摘心

暖地なら2月下旬から4月下旬、寒冷地なら4月初旬から下旬の間に種付けを行います。市販の育苗用土を入れた12センチ程度のポリポットに種をまき、1センチくらい土で覆います。夜間の保温のために不織布やビニールトンネルなどを用いて冷えから種を守るようにできるとよいでしょう。

種付け後は40日くらいで苗を仕上げます。できるだけ早く本葉を4、5枚て親づるの先端をを摘んでおきます。しかしミニメロンを家庭で栽培するときには種付けから始めるよりも、苗を購入してそこから栽培することの方が多いです。苗を庭に植える場合は植え付けの2週間ほど前に苦土石灰を1㎡あたり150g混ぜ込んでおき、植え付け時には牛糞の肥料を混ぜます。

プランターで植える場合は深さが25cm以上で土が15l以上はいる大型のプランターを用意し、5月に入ってから植え替えるようにします。植えるときの注意点として、連作障害が起こらないように前年ウリ科の植物を植えた土には植えないようにすることです。そして緑のカーテンに仕立てる場合、目の大きさが10cmくらいのつるもの用ネットと支柱を準備します。

本葉が4、5枚の時に親づるの先端を摘む摘心を行い、子づるをそのわきから出させてネットに誘導させるようにし、生育状態のよい子づるを1本から3本のこし、その後出てくる孫づるの5節までのものは早めにとってしまって6節以降に出る孫づるをネットに誘導していくようにするのです。

するとそこに果実を付けていきます。着果節以降の側枝は放置し基本的に摘果葉しなくてもよいのです。つるは2メートル近く伸びるので、家屋の一階やマンションのベランダの日除けに効果のある緑のカーテンが出来上がります。

実ができるための育て方のコツ

ミニメロンは雄の花と雌の花が別々に咲きます。たくさん花が咲いて自然に受粉ができればよいのですが、確実に果実ができるようにするには人工的に授粉をする必要があります。ますの花が咲いたらできるだけ午前中の早い時間に人工受粉させます。雄の花の花弁を取ってその花粉を雌の花のめしべの先端にポンポンと付けていきます。雌花の柱頭が黄色い色になるくらいまですればよいでしょう。

ミニメロンの上手な育て方と管理の仕方

ミニメロンは水はけがよく日当りもよく、風通しも良いところを好みます。長雨にあたれば病気が発生しやすい特徴もあるので、できればやや高い軒があるところが良いでしょう。株元が蒸れないようにバークチップなどで表面の土を覆ておくとよいでしょう。水やりの方法としては庭植えの場合、根付いたらあまり水をやる必要はありませんが、プランターに植えている場合には土の表面が乾いてきたら水をたっぷりやるようにします。

そして成長が旺盛になって大きな葉がしおれそうになってきた時には水やりをするようにし、収穫が近づいてきたらあまり水やりをせずに乾燥気味にすることで甘いメロンが出来上がるので、このような水やりの仕方が甘いメロンにする上手な育て方のコツといえるでしょう。

肥料は、プランターの場合は植え付けの2、3週間後と果実が4㎝くらいになった時、庭植えの場合は果実が6、7cmになったころに与えるようにします。また簡易的なトンネルを作ってやることは雨除けにもなり、つる枯病やべと病の発生を防ぐために予防的に薬剤を散布する必要もあります。

ミニメロンの収穫

水やりや日当りなどに注意をし、人工授粉をしながら果実を成長させていきます。花の根元に小さな球形の果実ができるとどんどん成長していきます。開花後40日から50日たつと、果実が濃い黄色になってきます。そして果実の付け根のヘタの部分にひびができてきたら収穫のタイミングですが、その離層と言われるひびが半分以上回ったことを確認してから収穫するとなお完熟したメロンが収穫できます。

そのころには果実から甘い香りも漂ってきます。そのタイミングを逃して収穫しなければミニメロンが勝手に地面に落ちてしまうことにもなってしまいます。それで無事ならよいのですがもし割れてしまったりしてはとても残念なので、落下防止のネット袋をかぶせておくという方法もあります。

メロンはデザートの王様と言われるくらい高級感漂う果物で栽培も難しいとされている中、ミニメロンなら水のやり方や日当り、摘心、人工授粉など少し手をかければ家庭でも簡単に栽培ができるのです。家庭で栽培を行う場合には市販の苗を購入すればさらに簡単に栽培することができ、自分で作ったミニメロンは格別おいしいものとなることでしょう。

一株から数個の実がなるので十分楽しめることができます。一度栽培日記などを付けると次回の栽培での参考になるので毎年楽しむことができます。そして上手な育て方のポイントの一つである摘心をこまめにして、緑のカーテンとして仕立てるとエコにもつながり夏も快適に過ごせることでしょう。

ミニメロンの歴史

メロン自体の歴史は古く、古代エジプトや古代ギリシャでも栽培されていたことが知られています。メロンは暖かい地域で栽培することができたので、北ヨーロッパの地域で温室栽培が可能になったのは14世紀から16世紀以降だといわれています。日本では大正時代になってから温室栽培がおこなわれるようになりました。しかし実は弥生時代からメロンの一種であるマクワウリはすでに栽培されていたといわれています。

日本各地の遺跡からマクワウリの種がみつかっているのです。メロンは様々な種類のものに品種改良されていき、果肉が青肉、白肉、赤肉のもの、皮にネット状の模様が入っているネット系とその模様がないノーネット系のものなどに分類でき、多くの種類のメロンが存在します。そしてその中にはミニメロンという小型のメロンもできています。可愛いネーミングもついていて、緑のカーテンにもなり、育てやすいので人気が高まっています。

ミニメロンの特徴

メロンはウリ科キュウリ属の植物で原産地は東アフリカ地方や中近東地方となっています。 日本での生息地としては全国各地で栽培することができ、種類によっても異なりますが主な生産量を占めているのは茨城県、北海道、熊本県、山形県などです。ミニメロンは緑のカーテンとしても栽培されおいしいミニメロンもたくさんできるので、人気が高まっています。

高級なマスクメロンのように皮にしっかりとネット状の模様があるメロンのミニサイズやノーネット状のメロンのミニサイズなどがあり特にマスクメロンの小型で手のひらサイズのミニメロンは大人気です。一般的にネット状の模様が入ったメロンは栽培が難しいとされてきましたが、ミニメロンは家庭でも簡単に作れてコロコロとした姿、そして味はクセのない甘さのメロンです。

露地でもプランターでも作りやすいものです。ミニのメロンにはノーネットタイプの種類もあります。ミニメロンは300gから500gほどの重さなのでネットに誘引することができるため緑のカーテンとして仕立てることができるのです。

小さなメロンがたくさんついた緑のカーテンは何とも言えずリッチなカーテンとなり、実ができるのもカーテンになっていくのも楽しみに待つことができます。ひと株から数個の実を収穫することができ、摘果も不要です。家庭の庭やベランダで、デザートの王様といわれるメロンのミニサイズを作ってみるのもよいでしょう。

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