家で植物を育ててみましょう
植物の置き場所
まずは家の中に植物を置ける場所を探してみましょう。多くの植物では窓際などの日が当たる場所が最適ですが、日の当たりにくい半日陰やまったく日が当たらない場所に置く場合には育て方に注意が必要です。葉の色に注意しながら、元気がないと思ったらすぐに日光に当ててあげましょう。
また、日当たりが悪い場合は、植物が日光を求めて窓方向に伸びていくため、ときどき鉢の向きを変えてあげないと樹形が悪くなります。多少注意点が多くなるため、パキラやサンスベリア、テーブルヤシなどの比較的環境適応性の高い種類がお勧めです。
ハイドロカルチャーとは?
土を室内に持ち込むことに抵抗がある方には水だけで成長するハイドロカルチャーがお勧めです。定期的に液体肥料を与える必要がありますが、基本的には水だけで栽培が可能であり、衛生的にも優れています。
ただし、水を切らすと一気に枯れてしまう危険性があるため、保水性の高いハイドロボールを器に入れておくと水やりの頻度を減らすことができます。慣れないうちは水位がわからない不透明な器は避けて、透過性の高いガラス等の器がお勧めです。
植物の植え替えなど
卓上サイズの植物に慣れてきたら、今度は大型の観葉植物に挑戦してみましょう。場所をとるために設置場所が限られてきますが、視覚的に一気に緑が増えるため、部屋の雰囲気を一変させることができます。品種にもよりますが、日当たりの良い場所を確保してあげましょう。
大きい分、少々のことで枯れることはありませんので、夏季は2,3日に一度、成長が遅くなる冬季には週に一度程度水をあげましょう。あげるときにはたっぷりとあげるのが基本です。一月に一度程度液体肥料を加えてあげると効果的です。
成長の早い品種の場合は、定期的に器のサイズを大きくしてあげるとより成長させることができます。これを植え替えと言いますが、根の成長が早い品種ではすぐに器いっぱいに根が広がってしまうのです。
一般的に植え替えは夏季の成長期ではなく、根があまり仕事をしない冬季やその直前に行うと植物への負荷を抑えることができます。まずはワンサイズ大きい器を用意しましょう。次に、植え替えする植物を器から引き抜きます。ここで根を痛めないように十分注意しましょう。
また、土をすべて落としてしまうと急激に環境が変わってしまいますので、ぽんぽんと軽く叩いて三分の一程度土を落として、残りはそのまま根に付着した状態で新しい器に植え替えてあげましょう。一度購入すると長く楽しむことができますので、是非一度部屋に設置してみることをお勧めします。
-
-
ペチュニアの育て方
ペチュニアは花がタバコの花に似ているためブラジルのグアラニ語で タバコを意味するの「ペチュン」という言葉が花の名前の由来...
-
-
ロベリアの育て方
ロベリアは熱帯から温帯を生息地とし、300種以上が分布する草花です。園芸では南アフリカ原産のロベリア・エリヌスとその園芸...
-
-
エピデンドラムの育て方
エピデンドラムはラン科の植物であり、日本においては観葉植物としてその地位を安定させています。この植物の本来の生息地はメキ...
-
-
センニチコウの育て方
熱帯アメリカが生息地の原産で、日本には江戸時代に渡来しました。江戸時代の初期に渡来して、江戸時代に書かれた書物にもその名...
-
-
フユサンゴの育て方
リュウノタマ、フユサンゴとも呼ばれているタマサンゴは、ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。ナス科は、双子葉植物綱キク亜綱...
-
-
フウランの育て方
原産地は日本(関東南部・以西)、朝鮮半島、中国南部です。ラン科のフウラン属に分類され、日本では江戸時代から園芸植物として...
-
-
ニオイバンマツリの育て方
ニオイバンマツリはナス科の植物で南アメリカが原産となっています。生息地はブラジルやアルゼンチンなどの南米の国々となってい...
-
-
アフェランドラの育て方
アフェランドラはキツネノゴマ科でアフェランドラ属に属します。ブラジル、ベネズエラ、エクアドルなどの熱帯、亜熱帯アメリカを...
-
-
ルクリア(アッサムニオイザクラ)の育て方
花の種類としてはアカネ科となっています。花が桜に似ていることからバラ科かと考えがちですがそうではありません。桜とはかなり...
-
-
ヒメリュウキンカの育て方
ヒメリュウキンカの原産はイギリスで、生息地は山野の湿った草原や川沿いの林床などです。原産はイギリスではありますが、自生地...




植物はそこにあるだけで人を癒してくれます。緑は安らぎ、穏やか、やさしさなどを想像させ、またマイナスイオンによる空気浄化効果も期待できます。まずは卓上に置けるサイズから始めてみてはいかがでしょうか。