きゅうりの育て方を学びましょう。
きゅうりの育て方
きゅうりは雌花が咲いてから10日前後で収穫が出来ますが、収穫時期が短いため、品種を変えて3回ほど時期をずらして種をまくと夏中収穫する事が出来ます。きゅうりの栽培の時期ですが、品種や地方にもよりますが一般的には3月中旬から7月中旬までにきゅうりの種まきをおこないます。
そして育て方には、支柱を立てて育てる立ち性の方法と、支柱を立てない地ばいの方法とあります。今回は一般的な育て方である立ち性の方法を説明していきます。立ち性の場合、株間は40センチ~50センチほど必要です。次に種の降ろす場所に、直径15センチ位の円形に草を刈り、
表土を薄くはいで軽く手のひらで押えて平らにしてから種を4粒程度降ろしていきます。そして種が隠れるくらいに覆土して、再び手のひらで軽く押えた後、周囲の細かい草を刈ってからその上にぱらっと薄く被せておきます。そうする事で、乾燥を未然に防ぐ事が出来るので灌水の必要がなくなります。
こちらのきゅうりの育て方もかなり参考になります♪
きゅうりの栽培時の注意点
次に発芽時期と間引きの方法について説明します。きゅうりは、種を降ろしてから約5~6日ほどで発芽します。乾燥対策で被せた草が絡まって成長に影響するようであれば、その部分をそっと取り除きます。幼苗の本葉が重なってきたら、丈夫で健康そうなものを1~2本程度残して、ハサミで切り間引きしていきましょう。
次に支柱の立て方について説明します。支柱は、竹などを利用して作ります。支柱を用意したら、三角に組んで1.5メートルほどの高さの所で横に竹を置いていきます。そして、倒れないように麻ひもなどで、支柱と横に置いた竹の交わっている部分をしっかり結んで組んでいきます。
きゅうりのつるは、節ごとに出る巻きヒゲがつかまる所を察知して、くるくると巻き付きながら伸びていくので、枝のたくさんついている竹を苗ごとに立てていったり、支柱に横ひもを何段にも渡したりして、巻きヒゲがつかまりやすいように細工をしてやります。また、きゅうりの茎は折れやすいので、ひもは8の字に緩く巻くと安定します。
きゅうりの育て方 成長と収穫
最後に成長と収穫ですが、気温が上がるにつれて周りの草の勢いが増してきます。しかし、そのおかげで乾燥から守ってくれているので、一気に草刈りをせず周りの様子を確かめながら草を刈りましょう。きゅうりの苗が草に覆われ、
太陽の光が当たらない場合や風通しが悪い場合などにその周りの草を刈りましょう。また、栽培途中で摘心をせずに自然に任せる事によって親株が弱らず長い期間、収穫を楽しむ事が出来るようです。きゅうりを育てるのは非常に難しいと思いますが、是非きゅうり栽培にチャレンジしてみましょう。
-
-
コンギクの育て方
この品種の分類はキク科のシオン属であり、学名では「アスター」の名を冠しております。これはギリシア語の「星」という意味であ...
-
-
ルバープの育て方と注意点とは。
ルバープは和名をショクヨウダイオウといい、シベリア南部地方原産のタデ科の多年草です。大型の植物で高さは1メートル以上にな...
-
-
アフェランドラ・スクアロサ‘ダニア’(Aphelandra ...
アフェランドラという植物は、熱帯や亜熱帯地域が生息地で、亜熱帯アメリカが主な原産地でその他にもブラジルなどに生息していま...
-
-
フィゲリウスの育て方
フィゲリウスはゴマノハグサ科に属している植物です。また別名をケープフクシアといいますが、花の形は他の植物と少し変わってお...
-
-
ストケシアの育て方
この花は被子植物門、双子葉植物綱、キク亜目、キク目、キク科になります。タンポポ亜科になるのでタンポポに近い植物であること...
-
-
クレピスの育て方
クレピスは学名で、モモイロタンポポ(桃色蒲公英)というキク科の植物です。ただし、クレピスの名前で呼ばれることも多いです。...
-
-
カラミンサの育て方
カラミンサはシソ科のハーブで白やピンク、淡い紫色の小さな花をたくさんつけることで人気となっている宿根植物で葉の部分はハー...
-
-
インゲンの育て方
豆の栽培は農耕文化が誕生したときから穀類と並んで始まったと言われています。乾燥豆は品質を低下させずに長い期間貯蔵できるこ...
-
-
アメリカテマリシモツケの育て方
アメリカテマリシモツケは、北アメリカが原産だと考えられており、現在テマリシモツケ属の生息地はアジア東部や北アメリカ、メキ...
-
-
サヤエンドウの育て方
サヤエンドウの歴史は大変古く、古代ギリシャ、ローマ時代にまでさかのぼります。生息地や原産は中央アジアから中近東、地中海沿...




今回はきゅうりの育て方について説明していきます。ウリ科であるきゅうりは水分を多く含み、それでいて水はけの良い土壌を好みます。また、ウリ科同士を同じ場所で作り続けると、土壌中の病原菌が増える可能性があるので避けた方がよいでしょう。