シンボルツリーとしても人気の植物「オリーブ」の育て方
オリーブの育て方
育て方は地植えでも鉢植えでも大きな差はありません。一般的には地植えで管理しますが、鉢植えや屋内で観葉植物として育てることができるとても育てやすい植物です。オリーブは一年を通してよく日が当たる場所が適しています。
日当りが悪いと枝が細くなり生育が悪くなってしまいますので、できれば南向きの場所が良いでしょう。ある程度の寒さでも耐えられますので地植えで管理できますが、霜や凍結が多い地域は地植えは避けて鉢植えにして下の当たらない場所に移動すると管理がしやすくなります。
冬の寒さにあたることでつぼみをつけますので、屋内で育てている場合でも冬は外で管理すると花をみることができます。オリーブはもともと乾燥ぎみの方が育ちやすいため初夏~秋に関しては自然の降雨だけでも充分に成長します。
しかし鉢植えの場合はすぐに土が乾燥してしまうので、表面の土が乾いたらしっかりと水やりを行なうようにしましょう。完全に乾いてしまうと成長が止まってしまいます。地植えの場合は植え替えの必要がありませんのでそのまま水だけ管理すればある程度成長します。
鉢植えの場合は、鉢の中が根でいっぱいになってきたら大きい鉢に移植しなくてはいけません。適期は12月ごろです。根のまわりの土を崩しながら傷んだ根は取り除き大きな鉢へ植え付けます。成長が早い場合は1年に1回のペースで行ないます。
こちらのオリーブの育て方も詳しく書いてありますので、凄く参考になります♪
害虫などの注意点
オリーブは栽培しやすい植物ですが、害虫にやられてしまう場合がありますので注意しましょう。オリーブアナアキゾウムシの幼虫は幹の内部を食い荒らしてしまいます。株もとにおがくずが溜まったり、樹皮の表面がかさぶたのようになっていないか観察しておきましょう。
虫がついてしまった場合は、虫が居る穴を見つけて?き出すしかありません。あらかじめ虫の被害に遭わないように定期的に薬剤を散布しておくと良いでしょう。また、カミキリムシの幼虫もオリーブアナアキゾウムシの幼虫と同じく木に穴をあけてしまいますので注意しましょう。
オリーブの増やし方は?
オリーブは挿し木で増やすことができます。その年に伸びた若い枝を先端から10cmの長さに切って発根専用土などに刺しておくと根づきます。根がでるまでは半日陰の場所で管理して乾かさないようにすると成功しやすいです。
また、ビニール袋などを被せて湿度を高くするとより成長しますが、中の温度が上がり過ぎてしまうと苗が弱ってしまいますので注意しましょう。根が出たら鉢に植えて育てます。地植えにする時は3年程鉢で育てて大きくしてからが良いでしょう。
タイトル:ネズミモチの育て方
-
-
アカザカズラの育て方
夏になると、近年は省エネが叫ばれ、電力の節約のためにさまざまな工夫がなされます。つる性の草のカーテンもそのひとつだと言え...
-
-
ミズアオイの育て方
かつてはこのように水辺に育っている植物を水菜ということで盛んに食べていたそうで、万葉集の歌では、春日野に、煙立つ見ゆ、娘...
-
-
キンモクセイの育て方
キンモクセイはギンモクセイの亜種で江戸時代に中国から伝わってきました。九州には自生するウスギモクセイが変異した説もあり、...
-
-
オキナワスズメウリの育て方
この植物は被子植物に該当します。バラ類、真正バラ類のウリ目、ウリ科になります。注意しないといけないのはスズメウリ属ではな...
-
-
カトレアの育て方
カトレアは、肉厚の葉とバルブと呼ばれるやや太った茎をもつ洋ランとされ、生息地は、熱帯、亜熱帯地域の南アメリカ周辺で中南米...
-
-
シシリンチウムの育て方
シシリンチウムは原産地が北アメリカの常緑多年草となっています。この名前ではピンとこない人でも、庭石菖(ニワゼキショウ)と...
-
-
スノーフレークの育て方
スノーフレークは、ヨーロッパ中南部が原産です。ハンガリーやオーストリアも生息地になります。スノーフレークは、日本において...
-
-
アスパラガス(観葉植物)の育て方
アスパラガスの原産地というのは、南ヨーロッパ地中海沿岸あたりと言われています。ロシア南部やウクライナ、ベラルーシの一体が...
-
-
ナシの育て方
ナシの歴史は、中国の西部から南西部を中心として、世界中に広がりました。原産地となる中国から、東に伝わって品種改良が進んだ...
-
-
ブラックベリーの育て方
ブラックベリーの始まりは古代ギリシャ時代までさかのぼることができるほど古いです。このブラックベリーは人々から野生種として...




オリーブは常緑性のモクセイ科の植物で、原産国は中近東・地中海沿岸・北アフリカと考えられています。樹高は10~15mで、最近ではシンボルツリーとしても人気がある植物です。葉は細長く表葉光沢があり表は深い緑色、裏が銀色になりとても美しい植物です。