植物の栽培に必要な土と水と光

植物の栽培に必要な土と水と光

植物の栽培に必要なのは、土と水と光です。一部の水の中や乾燥している場所で育つ植物以外は、基本的にこれらによって育っていきます。そのため栽培するには、これらを適度に与えることが必要です。どのくらいの土と水と光を必要とするかは、植物によって異なっているので、それを把握した上で与えることが、上手な育て方となります。

土について

まず土は、基本的には赤玉土が使われます。通気性と保水力とのバランスの良い土なので、多くの植物の栽培に適しています。これをベースとして、様々な土を配合し、育てたい植物が好むような土にしていきます。たとえば、有機質をたっぷりと含んだ柔らかい黒土を混ぜたり、保水力の高い鹿沼土を混ぜたりするのです。

花や実をつけるものは、こういった土だと育ちやすいです。盆栽やサボテンなど、水気に弱く根腐れしやすいものは、保水力の少ない川砂を混ぜて育てると良いです。これらの土に加えて、必要に応じて堆肥も与えます。

こちらのサボテンの育て方のコツとはも見てみてください♪

水について

次に水ですが、これは基本的に水道水でかまいません。ただし、水温には気をつける必要があります。冷たすぎる水は良くないので、冬などは水道水をそのまま与えるのではなく、室温と同じくらいにしてから与えます。もちろん温かすぎる水も、水やりには適していません。

与える間隔は植物によって異なっていますが、基本的には土の表面が乾いてきた時が水やりに適していると言えます。逆に言えば、表面が乾いていない状態で水やりをすることは、根腐れを起こす原因となってしまうのです。また、あまり多く与えすぎることもタブーです。鉢植えの場合は、鉢の下に敷いている皿に溜まらない程度に与えます。

水をやりすぎて皿に溜まってしまった場合は、必ずその水を捨てます。なお、与える際には真上から全体に浴びせるようにするのではなく、根元にそっと与えます。そうすることで、葉や花に傷をつけずに済みます。

こちらの上手な植物の栽培方法も参考にどうぞ♪

光について

次に光ですが、植物にもよりますが、多くの場合は強すぎる光も弱すぎる光も良い影響を与えません。そのため夏には日影を作ってやったり、冬は日が当たりやすくなるように、状況に応じて調節する必要があります。要は、光によって程よい熱を与えれば良いのです。

それを容易におこなうことのできる電照栽培用の電球も販売されているので、冬や梅雨時など日光を浴びせることが困難な時期は、それを使用することもひとつの手です。また、ビニールなどで覆うことも、適度な温度を保つためには有効です。風をさえぎる効果もあります。

このようにして、土と水と光とをうまく調節することで、植物はどんどん成長していきます。この中のどれかひとつでも失敗すると、枯れてしまうリスクが高くなるので、全てにおいて気をつける必要があります。

こちらの植物の栽培、育て方のコツも参考にあります♪

pixta_tomato02

トマトの栽培や育て方について

もうすぐ春がやってきます。そうなると、夏野菜の種まきや栽培を始められる方も多いのではないでしょうか。ここでは、初心者でも...

pixta_orkis

オルキスの育て方

このような面白い形の植物は、ラン科に多いのですが、やはりこのオルキス・イタリカもランの一種で、オルキスとはランのことで、...

pixta_asidansera

アシダンセラの育て方

花の特徴としてはアヤメ科になります。草の大きさとしては60センチぐらいから90センチぐらいになります。花が開花するのは秋...

pixta_bara03

バラの鉢植えでの育て方のコツ

植物の栽培を趣味にしている人は多いですが、そういった人でもちょっとハードルが高く感じてしまうのがバラです。ミニバラを育て...

pixta_saboten

サボテンの育て方

サボテンといってもその名前が指す種類はとても幅広いです。一つ一つ特徴も異なることでしょう。しかし、一般の人々がサボテンと...

pixta_yukomis

ユーコミスの育て方

この花はユリ科に属します。その他にキジカクシ科に属するとの考えもあります。更にヒアシンス科としていることもあります。園芸...

pixta_kanpanyuraturigane

カンパニュラの仲間の育て方

カンパニュラはラテン語で「釣鐘」を意味しています。和名もツリガネソウだったり、英名がベルフラワーだったりすることから、ど...

pixta_ingen_01

インゲンの育て方

豆の栽培は農耕文化が誕生したときから穀類と並んで始まったと言われています。乾燥豆は品質を低下させずに長い期間貯蔵できるこ...

pixta_nekonohige

ネコノヒゲの育て方

このネコノヒゲの特徴は、何と言ってもピンと上を向いた猫の髭の様な雄しべと雌しべではないでしょうか。髭の様な雄しべと雌しべ...

pixta_kobusi

コブシの育て方

早春に白い花を咲かせるコブシは日本原産です。野山に広く自生していたことから、古くから日本人の生活になじみ深い植物でもあり...

スポンサーリンク

pixta_guramato

グラマトフィラムの育...

グラマトフィラムの原産は東南アジアで、暑い地域の植物です...

pixta_misebaya

ミセバヤの育て方

特徴として、バラの種類であることがわかっています。バラ亜...

pixta_gurifinia

グリフィニアの育て方

原産国がブラジル連邦共和国原産の”グリフィニア”はヒガン...

pixta_nichinichi

ニチニチソウの育て方

ニチニチソウに日本に渡来したのは1780年頃のことだとい...