キンカンの育て方

キンカンの育て方

キンカンは、他の柑橘類と同じように、元々の生息地はインドや東南アジアだと考えられています。この地域のものが中国で栽培されるようになり、その家庭で品種改良が行われてきたのだと考えられています。原産としては中国の浙江省だと考えられていて、中国では宋の時代以前から栽培されていました。

キンカンの品種選び

キンカンを育てようと思ったときには、まず品種を選ぶことが必要です。というのも、いくつかの種類があって、多くの一花まで食べられるものを求めているでしょう。生では食べることのできないものもありますし、皮は食べることができても実は酸っぱくて食べることのできないものもあります。

また、観賞用のものも食べることはできますが、あまりおいしいものではありません。食べることのできるものにもいろいろな種類があり、種のあるものとないものとがあります。生で食べられるものにも品種は多くあって、最近では人気のあるものとして「ぷちまる」があります。種が少なくて生石比べられますから、子供や女性に人気があります。

観賞用にするのなら、たとえばジャンボキンカンとして販売されているものを選ぶのも良いでしょう。ただ、観賞用のものはあくまでも観賞用にしか用いることができず、食べることはできますが酸味は強い傾向があります。観賞用を選ぶときには、もちろんですが見た目で選ぶのが良いです。実際に見てみれば、干渉に適したものかどうかが分かるでしょう。

キンカンをうまく育てるためには

キンカンは、種付けをして栽培するタイプのものではなくて、苗木を植え付けるのが一般的です。種付けをしてはいけないということではありませんが、種付けをしないのにはいくつかの理由があります。その一つが効率の悪さです。種付けをしてから実がなるくらいまで育つまでには長期間かかります。

苗木の場合、状態にもよりますが翌年には実がなることもありますから、長い間栽培をしなくて良いというメリットがあります。これは柑橘類に共通することで、みかんなどの他の柑橘類でも、やはり苗木を買ってきた方が良いです。

もう一つの理由は、品種が安定しないことです。交配を繰り返すと原種に近づくというのが一般論です。交配をすれば、親と同じ特徴は持たないこともあります。そのために、種付けをすることによって、まずいものが育ってしまうと言うこともあるわけです。ですから、育て方は苗木からと言うのが基本です。

育て方で注意しておかなければならないのは、間引く程度が難しいことです。キンカンはたくさんの実がなり、年に3回から4回くらいは花が咲きますから、たくさん収穫できると思ってしまいがちですが、間引かないでおいておくと、小さい実しかできなくなることもあります。ですから、適度に摘果していかなければならないのですが、その目安は一つの枝に1個から2個です。

小さい木であれば、木全体で10個から15個くらいできるようにしておくのが良いです。 たくさん実ができるとうれしいものですから、残しておこうと考える人もいるでしょう。たくさんの実を残して、それらが大きな実になることもありますが、そうすると木自体が弱ってしまう可能性があります。その結果、普通に栽培していても翌年は実が載らないこともあるのです。これが育て方で注意するべきポイントです。

キンカンの栽培の基本的な方法

キンカンは耐寒性があるという点で他の柑橘類とは異なっています。ですから、植え替えの時期を間違っても枯れずに元気になることもありますが、理想的なのは3月下旬から5月上旬くらいを目安にしましょう。鉢に植える場合でも地植えする場合でもこの時期が最適です。

場所の選び方ですが、日当たりが良くて水はけの良いところが良いです。植え付けのためには、50センチくらいの深さで穴を掘り、彫り上げた土に腐葉土と赤玉土を混ぜます。このときに粒状肥料を今後しておくのも良いです。半分を埋め戻して、その上に苗木の根っこを広げるようにして起きます。さらにその上に土を入れます。

苗木の多くは接ぎ木で作られていると思いますが、次いである部分が見えるくらいの高さまで土を盛り上げるのが良いです。植え付け直後の育て方としては、枯れた枝をとることと水やりをすることが基本です。特に空気が乾燥しているときには十分に水をやります。

成熟期には水を少なめにする方が良いです。成熟期とは10月から12月くらいで、この時期には乾かし気味くらいが良いです。キンカンは小さい木に多くの果実ができますから、できすぎてしまうと翌年は実が乗らないと言ったことになる可能性があります。それを防ぐためには、木が弱ってしまわないように肥料をまめにやっておくのが良いです。

まず春頃には施肥が必要です。そして、7月、9月につい比するのが良いです。その量についてですが、木が成長してくれば多くしていくのが基本です。木が弱ってくると、粒状の肥料よりも液体肥料をやる方が良いです。

キンカンは細かい枝が密集しやすいという傾向がありますから、適度に剪定していくことが必要です。主となる枝を2本から3本決めて、それ以外を間引いていきます。密集しすぎると病害虫にやられてしまう可能性が高くなりますから、すかすようにして選定していくのが基本です。

キンカンの歴史

キンカンは、他の柑橘類と同じように、元々の生息地はインドや東南アジアだと考えられています。この地域のものが中国で栽培されるようになり、その家庭で品種改良が行われてきたのだと考えられています。原産としては中国の浙江省だと考えられていて、中国では宋の時代以前から栽培されていました。

ちょうど長江の中流域に当たる地域で、この地域で栽培されている間に品種改良が行われ、現在のような品種に近いものができあがったと考えられています。日本に伝わった時期についてはいろいろな説があって、鎌倉時代末期から室町時代初期に伝えられたという説が有力です。

清の商船が日本の近海で遭難して日本に寄港し、そのときに贈ったキンカンの砂糖漬けの種を植えたことが日本で栽培された最初だという言い伝えがあります。諸説があって、それよりも早く日本に入ってきたのだと言われることもあり、時期はあまり詳しくは分かっていないようです。

どちらにしても江戸自体くらいには栽培が始まっていたと考えられています。他の柑橘類はもっと前から日本に入ってきて、いろいろなところで育てられていることを考えると、日本にきたのは少し遅いと考えられますが、すでに日本の部下には溶け込んだ果実の一つだと言えるでしょう。

キンカンの特徴

キンカンは主に日本や中国で栽培されていて、品種はいろいろあります。果実がおいしく食べられるものもあれば、観賞用のものもあります。実が小さいのと同じように、木全体の大きさも小さい特徴があります。家庭で栽培することもできるくらいのサイズで、たとえば鉢に植えて栽培してもおいしい実をたくさんとることができるという特徴があります。

栽培しやすさと言えば、耐寒性についても触れなければなりません。キンカンは耐寒性が強いですから、少し寒い地域でも栽培が可能です。ビタミンも豊富ですし育てやすいと言うこともあって、庭に1本植えておきたいと考える人もいます。

木が大きくなってしまうと、剪定も収穫も難しくなりますが、キンカンはあまり木が大きくならないという特徴がありますから、管理をするのに苦労すると言ったことはないでしょう。ちょっと庭で何かを栽培したい人にも適しています。

広い庭のない人でも、少し大きめの鉢を買ってキンカンを植えて栽培できますから、手軽さでは最も優れたものだと言えるでしょう。品種もいろいろなものがあって楽し忌むことができると思います。

果樹の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:柑橘類(交雑品種)の育て方
タイトル:キンカン類の育て方
タイトル:パパイヤの育て方
タイトル:アンズの育て方

pixta_matukazesou

マツカゼソウの育て方

松風草は、一般的には、マツカゼソウと表記され、ミカン科マツカゼソウ属に属しており、東アジアに生息するマツカゼソウの品種と...

pixta_haruotia

ハオルチアの育て方

ハオルチアはもともと南アフリカ地域の原産のユリ科の多肉植物で、水分が多くなると生育できないことが多いので日本で栽培をする...

pixta_baobabu

バオバブ(Adansonia)の育て方

バオバブは古くから人類の歴史と深く関わり続けている樹木です。人類が2足歩行をする400万年前以前からフルーツや葉を食料と...

pixta_abokado

アボカドの栽培について

栄養価が高く、サラダやサンドウィッチの具材としても人気の高いアボカドですが、実はご家庭で観葉植物として栽培することができ...

pixta_sirene

シレネの育て方

シレネはナデシコ科のマンテマ属もしくはシレネ属に分類される草場であり、生息地の多くは北半球に在ると言います。また、世界的...

pixta_narukiss

ナルキッスス・バルボコディウムの育て方

ナルキッスス・バルボコディウムのナルキッススとは、ギリシャ神話に出てくる青年の名前からつけられています。

pixta_penisetam

ペニセタムの育て方

お米に関してはイネ科に属することになります。このイネ科の植物としてあるのがペニセタムと呼ばれる植物になります。いくつかの...

pixta_kodemari

ゴーヤの栽培こでまりの育て方あさがおのの種まき

種物屋さんに行くといろいろ知識の豊富な方がいらっしゃいますのでわからない時はまずはそういう専門家に相談してみます。そうし...

pixta_potosu

ポトス(Epipremnum aureum)の育て方

ポトスの原産地はソロモン諸島だといわれています。原産地のソロモン諸島は南太平洋の島国で常夏の国です。一年を通じて最高気温...

pixta_nanbuinunazuna

ナンブイヌナズナの育て方

ナンブイヌナズナは日本の固有種です。つまり、日本にしか自生していない植物です。古くは大陸から入ってきたと考えられますが、...

スポンサーリンク

pixta_primuraanajisuta

ブリメウラ・アメシス...

「ブリメウラ・アメシスティナ」は、南ヨーロッパを原産とし...

pixta_karorainajasumin

カロライナジャスミン...

カロライナジャスミンは、北アメリカの南部から、グアテマラ...

pixta_hego

ヘゴの育て方

ヘゴ科ヘゴ属のシダ植物です。野生種は最大7〜8m近くにま...

pixta_brakikam

ブラキカムの育て方

ブラキガムは、キク科、ヒメコスモス属(ブラキスコメ属)に...