ルクリア(アッサムニオイザクラ)の育て方

ルクリア(アッサムニオイザクラ)の育て方

花の種類としてはアカネ科となっています。花が桜に似ていることからバラ科かと考えがちですがそうではありません。桜とはかなり遠くなる存在になるようです。園芸上の分類としては花木、庭木になります。桜などと同様に木としては成長をします。

育てる環境について

栽培の環境としては日当たりをどのようにするかがあります。生息地は高山地方です。太陽には近く、周りに高い樹木などが無いですから、日当たりをたくさん受けているように感じます。実際の生えているところは霧がよく出るところです。決して直射日光がさんさんと降り注ぐようなところではありません。

そう考えると、あまり日当たりの良い所は良くないとされます。半日陰ぐらいのところがちょうどよくなりそうです。日が当たりすぎると葉っぱが傷みやすくなります。日本の夏は高温多湿になりますがこういった環境はあまり好みまあせん。春から秋にかけては風通しを重視した場所にします。秋になってくると徐々に開花の時期に近づいてきます。

気温がある程度落ち着いてきた頃を見計らって日のよく当たるところに置くようにします。耐寒温度としては5度ぐらいになります。もっと寒いところでも耐えられそうに感じますが、以外に冷えすぎる環境は苦手です。生息地は1年を通してひんやりしていますが、それ程気温が大きく下がらないところなのでしょう。

冬の管理において霜が降りるようなところなら室内でお管理を行います花つきで育てようとするときにはまず室内、温室での管理が前提とも言われます。可愛らしい花を付けさせるためにも、温度には敏感に対応してあげなければいけません。水分は必要ですが、日本の雨だと多すぎます。ですから雨に当てるような管理だと水が過剰になることがあります。

種付けや水やり、肥料について

育て方においては水はけの良い用土にします。雨にも当てないようにしながら適度に水分が抜けやすいような用土を用意する必要があり麻生です。例としては赤玉土の小粒を6割、腐葉土を3割、川砂を1割にした土にします。少し複雑にした配合例としては、赤玉土を4割、鹿沼土を4割、酸度を調整したあとのピートモスを2割にしたものを作ります。

元肥に関しては行いません。植え付けをしてから数週間経過したくらいのときにやっと置き肥をするぐらいです。水やりは慎重にしないといけない花とされています。多湿を嫌う花です。水が多すぎると枯れてしまいます。ホームセンター等で苗で購入するような場合、成長を抑えたタイプがあります。この場合は水分を吸い上げる力が弱くなっています。

この種類に水をあげすぎれば無駄な水が残り、根腐れの原因になってしまいます。水をあげなければよいかといえばそうでもありません。乾かし気味の管理が必要ですが、あくまでも気味です。乾燥したら与えるぐらいにします。水が足りないサインとしては葉っぱが垂れてくることです。

そのサインが出た時点で水をやるようにすればよいでしょう。冬に花が咲いている時も水は少なめで管理をしていきます。肥料については植え付け後数週間後、その他に春と秋に与えると良い場合があります。固形タイプの油かすなどを与えると花つきが良くなります。肥料不足になると花が咲かないことがあります。緩効性でゆっくり与えるようにします。

増やし方や害虫について

増やし方としてはさし木を使うことがあります。行う時期としては4月から5月です。どういった枝が良いかですが、その年に伸びた若い枝を使います。先端から10センチぐらいの長さに切って、それを土にさしておきます。この枝に葉っぱがついているでしょうが、その葉っぱに少し工夫をします。葉っぱが大きいとどんどん水分を蒸発してしまいます。

それを防ぐために大きい場合は半分ぐらいに切るとよいでしょう。半日陰で乾かさないように管理をしておくと、根が出てきます。さし木がしにくい苗としては鉢花で購入するタイプです。こちらについては矮化剤が利用されていて、そのために成長しにくくなっていることがあります。さし木をした時も同様になかなか成長してくれません。

矮化剤は永久に効くものではありませんから1年や2年経っていれば問題ありませんが、すぐにさし木をしてもうまく根が出ないことがあります。でなかった時は次の年に挑戦してみましょう。さし芽は5月から6月くらいに行います。切り戻した枝を利用します。3節ぐらいの長さに切りそろえて挿し穂をさします。

作業としては花がら摘みを行います。咲いたあとの花は摘んでおいておいたほうが病気を予防できます。通常はあまり病気になりませんが、灰色カビ病の原因になりますから、適度に摘みます。害虫としてはアブラムシがあります。新芽につくようになることがあるので、観察をしておきます。発生したら防除をします。

ルクリア(アッサムニオイザクラ)の歴史

春のお花見といえばなんといっても桜になるでしょう。日本中でどんどん咲いていきます。桜前線はどんどん北上しますから、沖縄から九州、本州で咲いて、春の中盤ぐらいで北海道もようやく桜の季節になるようです。桜のいいところは非常に美しいところですがそれ以外にははかなく散るところがあります。

早ければ1週間程で散りますし、長くても2週間ほどしか咲いてくれません。1週間お花見をずらしたら次の週には楽しめなくなるなどのことになります。このような影響の関係なのかわかりませんが、桜以外の花でも桜に似ている場合には桜のように楽しむことがあるようです。

なになに桜とついている花がたくさんあるので、それを利用するといいかもしれません。その一つとしてあるのがルクリアと呼ばれる花です。この花については別名でアッサムニオイザクラと呼ばれることがあります。単にニオイザクラと呼ばれることもあります。この花だけを見ればだれでも桜と言いたくなるような花をしています。

原産地はヒマラヤから中国の雲南にかけてになります。中国といえば非常に広いですから温かいところの可能性もありますが、こちらは標高1300から2500メートルの高原になります。その中でもアッサム地方に咲くことからこの名前がついたともされます。日本での歴史としては1975年頃に鉢花として導入されたとされています。原産地においてこの植物をルクリスアと呼ぶことから、そのまま名前になったようです。

ルクリア(アッサムニオイザクラ)の特徴

花の種類としてはアカネ科となっています。花が桜に似ていることからバラ科かと考えがちですがそうではありません。桜とはかなり遠くなる存在になるようです。園芸上の分類としては花木、庭木になります。桜などと同様に木としては成長をします。木と言ってもそれ程高くなるわけではなく、50センチから1メートル程度の高さになります。

花が咲くのは11月から12月なので晩秋から冬にかけてです。花の色は白やピンクです。桜の中でもソメイヨシノに色も非常に似ています。生息地が標高の高いところですら、耐暑性はあまりありません。では寒さにはめっぽう強くなるかといえばそうでもありません。耐寒性もあまりありません。

名前の中にニオイとつくだけあって、それなりに強い香りがします。花の形はまさに桜の花の印象です。5枚の花びらが均等に円を描くようについています。梅のように先端が切れているわけではなく、丸い花びらを持っています。花自体の大きさは3センチぐらいになります。枝の先にかなり多くの花を咲かせます。

これもソメイヨシノなどとよく似ています。咲いた時にはかなり香りが強くなります。この花のいいところとしては花持ちがいいところです。つぼみがどんどんと開いていくので、1箇月くらいは楽しむことができます。葉っぱは桜とは少し異なります。楕円形でやや厚みがあるタイプです。長さは20センチ前後で、裏面には毛が生えています。品種改良で夏に強くなってきているタイプもあります。

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