かぼちゃの栽培の方法を教えます。
かぼちゃの種まきについて
かぼちゃの種まきは4月中旬から5月上旬にかけて行います。かぼちゃ専用の畝は畝幅が3~4メートル必要だと言われていますが、細い畝しか確保できない場合には、畝3本を使用し真ん中の畝に種を降ろして左右の畝につるを這わせるといった工夫も出来ます。
種を降ろす場合、十分に間隔をとって場所を決めて目印になる様に棒を立てておきます。直径30センチ位の円形に草を刈って、周りの土を寄せて、なだからな山形に土を盛り上げます。
この作業によって6月の梅雨時期に入っても、湿気で苗が痛むのを防ぐ事が出来ます。そして、その鞍の頂き3~4粒ほど種を降ろして、種が隠れる位の土をかけて軽く手で押えます。最後に、鞍全体に刈った草を振り撒いておく事で、土の乾燥を防ぐ事が出来ます。
こちらのズッキーニの育て方も参考になります♪
発芽時期と間引きについて
地温によって時期は異なってきますが、だいたい1週間前後で発芽します。もともと種が大きいので、出て来る双葉も大きく地面から力強く頭をもたげます。この時、被せていた草が絡まっているようであれば、そっと取り除いておきます。
最初の間引きは、発芽後15日位してから本葉が1・2枚出てきたら、2本残して間引いていきます。更に本葉が2~3枚になった頃に、再び間引いて1本にしていきます。
こちらのかぼちゃの育て方も詳しく書いてありますので、参考になります♪
生長過程における注意点について
生長してつるが伸びてきたら、つるの伸びる先々の下草を刈って、そこに敷いておきます。更に、実がなった時に実が地面に直接触れて傷まないように、実の下にも刈った草を敷いておく必要があります。
また、かぼちゃは他のウリ類のように摘芯の必要がなく、伸びる力に任せておく事が出来ます。かぼちゃは生命力に応じただけ実がなるので、株が弱る事がないのです。
かぼちゃには、水分が多く甘みが少なめで粘り気のある日本かぼちゃと、甘みが強くほくほくしている西洋かぼちゃがあります。日本かぼちゃの場合は、開花より約30日位、外側の皮が少し粉を吹いてヘタの周りの実の張り具合が十分だと思われる頃に収穫します。
一方、西洋かぼちゃの場合は、果柄の所が硬くコルク質化したころを目安に収穫すると良いでしょう。また、かぼちゃは収穫してすぐ食べるより、10日ほど涼しい場所で追熟させてから食べる方が、甘みが増して一層美味しく頂く事が出来ます。是非、かぼちゃ作りに挑戦してみましょう。
下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:キンシウリの育て方
タイトル:ミニカボチャの育て方
タイトル:ほうれん草の育て方
-
-
上手な植物の栽培方法
私たちが普段生活している場所では、意識しないうちに何か殺風景だなとか、ごちゃごちゃ物がちらかっているなとかいう、いわゆる...
-
-
リカステの育て方
この植物の特徴としては、キジカクシ目、ラン科、セッコク亜科になります。園芸の分類においてはランになります。種類としてもラ...
-
-
シャコバサボテンの育て方
現在観葉植物として流通しているシャコバサボテンはブラジルのリオデジャネイロを原産地とする観葉植物であり、標高1000~1...
-
-
イヌタデの育て方
イヌタデの特徴としては、タデ科の植物であり色のついた花がゆらゆらと揺れているのが特徴の一つとして挙げられるでしょう。上記...
-
-
イワレンゲの仲間の育て方
イワレンゲの仲間は、ツメレンゲやコモチレンゲなど、葉っぱが多肉状態で、サボテンと育て方と同じ配慮で育てれば、毎年美しい花...
-
-
カリフラワーの育て方
カリフラワーはブロッコリーが突然変異で白くなったもので、原産地は地中海沿岸です。ブロッコリーと同様野生のカンランから派生...
-
-
オオチョウジガマズミの育て方
原産地である日本では、長崎県の対馬市のみに自生する植物になります。海外では、朝鮮半島の南部付近にも存在が確認されています...
-
-
宿根アスターの育て方
アスターは、キク科の中でも約500種類の品種を有する大きな属です。宿根アスター属は、中国北部の冷涼な乾燥地帯を生息地とす...
-
-
ノースポールの育て方
ノースポールは別名クリサンセマム・パルドーサムとも呼ばれる花です。北アフリカに自生しているレウカンセマム・パルドーサムを...
-
-
ソープワートの育て方
ソープワートは、ナデシコ科サポンソウ属で別名をシャボンソウやサボンソウで、学名はSaponaria officinali...




かぼちゃの栽培場所ですが、出来るだけ乾燥気味の土地で、水はけと日当たりが良い所を選びます。ウリ科の作物は連作障害が出やすいので、通常は続けて同じ場所で育てない方がよいのですが、かぼちゃに関しては連作する事が可能です。また生長する時に、かなりつるが伸びるので広い畝が必要になります。