ナゴランの育て方

ナゴランの育て方

この植物の歴史ついて書いていきますが、まずは名前の由来についてです。ナゴランの名前は原産地でもある沖縄の「ナゴ」に由来しています。漢字で書くと「名護」となります。つまり「名護蘭」です。また、植物上の分類としてはファレノプシス属に分類されますが、この属名も近年つけられました。

育てる環境について

育て方としては、置き場所がポイントになります。すなわち、時期に応じて置き場所を変える必要があり、それを間違えてしまうと、あまり成長しません。ひどい場合は、枯死してしまうこともあります。それでは、どのような時期にどのような場所に置けば良いのかというと、それは次のとおりです。夏の時期については、直射日光が当たらないようにしましょう。

風通しの良い日陰に安置すると良いです。それというのも、ナゴランは強い日差しに弱いため、強力な日光に当たってしまうと、葉が焼けてしまいます。また、ナゴランはそれほど多くの葉がつかないため、1枚1枚の葉が成長にとって非常に大切です。葉が焼けてしまうと、それによって生育が阻害されてしまい、あまり大きく育たないというわけです。また、秋、冬、春については共通しています。

日当たりの良いところに安置します。それというのも、原産地が暖かいところですから、寒さに非常に弱い性質を持っています。したがって、最低気温が低くなりすぎてしまうと枯れてしまいます。その目安としては、気温は5度以上は維持する環境に管理しなければいけません。ですから、冬の時期になると、戸外で育てる場合は、

地域や場合によっては室内で生育する必要が出てきます。もちろん、日本ではなく、たとえば亜熱帯地域であれば、年中戸外であっても問題なく越冬はできます。植え替えの時期も大切です。いつでも行って言いわけではありません。気温が上がり始める初夏の時期が最適です。5月から6月頃です。このように、育成環境をきちんと管理することでしっかりと育ってくれます。

種付けや水やり、肥料について

栽培方法としては、種付け、水やり、肥料の3つの観点から書いていきます。肥料については、固形肥料はできるだけ与える必要はありません。肥料が溶け出して根が傷みやすくなるという被害が出るからです。したがって、薄めの液体肥料を与えることをお勧めです。その際には、窒素やカリをうまく混ぜ合わせたミックス肥料にすることが大切です。また、冬季になると、リン酸成分の多い肥料を与えることが重要です。

ちなみに、用土については、他にも水ゴケを用います。水やりについては、春から秋にかけての成長期と冬季とで分けて考えなければいけません。春から秋にかけては、やはり成長期ということもあって、たっぷりと水をやることが大切です。朝夕の2回に分けてしっかりと水をあげましょう。夏の高温期には、朝夕だけでなく昼にも水をあげて1日に3回水遣りをします。

この植物はもともと高湿の環境を好む性質なので、葉にもたっぷりと水をかけましょう。秋になったら、毎日水をやる必要はありません。1日に1回程度に水やりをすると育成上効果的です。ただし、冬の時期になったら乾燥気味にすることが成長を促すポイントになります。つまり、目安としては10度を下回るくらいになったときです。室内栽培の場合は、1週間に1回の水やり程度でかまいません。

屋外で栽培している場合は、10日に1回程度でかまいません。比較的暖かい時間にあげることがポイントです。種付けについてですが、これは自然に任せておくと受粉してくれますが、種子の扱いが実は非常に難しいです。つまり、種子をフラスコ培養するのが一般的ですが、活性炭の粉末を忘れずに入れるのがポイントです。もし入れ忘れると、自ら出す老廃物で弱ってしまうからです。この老廃物をきちんと吸収してくれる役割を果たすのが活性炭です。

増やし方や害虫について

ナゴランの増やし方と害虫について書いていきます。普通にやれば増やすことが難しいのですが、株分けがもっともお勧めです。株を数多く持っていると、その中には子株を出すものが現れるケースがあります。この子株を出す個体を手に入れたら、数多く増やすことができます。これがひとつのポイントです。子株を出す株は基本的に次々に出します。出さない株は大株になってもまず出しません。これが基本的な増殖方法です。

次に、病気や害虫について書いていきますが、水のやりすぎは根腐れの原因になりますので、水のやりすぎには注意が必要です。病気ではありませんが、葉焼きという現象があります。これは病気ではありませんでしたが、太陽光が強すぎるので、葉を焼いてしまうことがあります。他の病気はヘコミがあったり、黒い斑点が出てきたりします。

また、害虫としては、ハダニは植物の液を吸います。このときにウイルスを媒介することがあります。この害虫に対しては早急な対応が必要です。農薬を散布することで駆除に努めることが大切です。ハダニ以外でいうと、カイガラムシがいます。葉に付くことが多いので、ハブラシを使ってこすり落とす必要があります。

念のために、薬剤も塗布すると良いでしょう。雨のあとに出てくるナメクジも非常に厄介な存在です。花弁はもちろんですが、根や芽も食べてしまうからです。体積があるので、ナメクジ対策としては侵入を防ぐために銅線で囲ってしまうのも有効な手段です。

ナゴランの歴史

この植物の歴史ついて書いていきますが、まずは名前の由来についてです。ナゴランの名前は原産地でもある沖縄の「ナゴ」に由来しています。漢字で書くと「名護」となります。つまり「名護蘭」です。また、植物上の分類としてはファレノプシス属に分類されますが、この属名も近年つけられました。遺伝子学の研究の進歩があって、どんどん植物学上の分類が変わってきています。ナゴランもその例外ではありません。

以前はファレノプシス属ではなくセディレア属として分類されていました。ファレノプシス属のほかの種類では、コチョウランも挙げられます。これらはもともと同じ仲間であるとともに同じ生息地に自生していました。つまり、台湾でずっと留まったのがコチョウランであるのに対して、北方に進出したのがナゴランというわけです。

ナゴランという名前から「ラン」がついているので、ランの仲間です。これは日本の伊豆諸島や南西諸島に広く分布される植物ですが、日本だけでなく朝鮮半島の暖かいところにも自生している植物です。そのため、日本人の中にも昔から愛好家がかなりいました。ただし、

近年は野生のナゴランはほぼ絶滅してしまったので、ナゴランの愛好家が集まってナゴランを自然に自生させようと、復活させようとする運動が盛り上がっています。ナゴランは非常に甘い香りが特徴的で、花は薄いピンク色で可愛らしいため、どんどん着生させていこうとする愛好家が、増えてきています。

ナゴランの特徴

ナゴランの特徴についてさまざまな面から書いていきます。まず、大きな特徴としては、その花の香りです。夜の間は匂いを発しませんが、昼間になると、その芳香を発します。花は3センチ程度で淡い緑色をしています。同じ仲間のセッコクやフラウンとは異なって花の色の変異は、まずありません。約1週間程度、開花しています。

茎については、それほど伸びません。葉っぱは5枚前後と数が少ないです。葉を触ってみると分厚い感じがします。それから、枝分かれをしないというのも大きな特徴です。枝分かれはしませんが、ずっと上に伸びていく性質を持っています。開花時期については、春から初夏あたりです。つまり、6月から7月にかけて開花するのが一般的です。

同じ仲間のフラウンよりも開花時期は早いです。そうして開花して秋頃になると枯れ落ちて休眠活動に入ります。このときにしっかりと休眠する必要があります。実はあまり知られていない特徴ですが、温度に非常に受けやすいという特徴を持っています。冬の時期にしっかりと休眠させないと春頃に花が咲いてしまうということが起きてしまいます。なぜ、このようなことが起きるかというと、

ナゴランは15度以上の温度環境にいると、休眠活動を一切行いません。そのため、ずっと目が覚めている状態にあるので、1月頃から花芽が伸び始めてしまうというわけです。そうなると、非常によわよわしい花がついてしまいます。そのため、休眠活動をしっかりとさせることも大切ということです。こうしたナゴランの性質を踏まえて育成することが、なによりも重要です。

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