植物の栽培や育て方の知識と体験
上手に植物を育てるためには?
更に実際にそれらを育てている人の体験談を読んだり、実際の栽培に当たって思わぬトラブルに遭遇した際にはインターネットを通して質問を投げかければ、身近に同じものを育てている人がいなくても経験者からのアドバイスを貰って対応することもできるので、非常に助かります。
ただ、そういった知識なしで試行錯誤で植物を栽培してみる体験も無駄ではありません。その場合は失敗の中からも学べることがあります。私は子供の頃、庭でさまざまな植物を育てることに凝っていました。
その頃の私はまさにろくに知識を持っておらず、種を蒔いたり球根を植えたら定期的に適当な量の水をやり、周囲に雑草が生えれば毟って捨てればいいとだけ思っていました。子供向けの花の種の場合は、それでもちゃんと育って花を付け、目を楽しませてくれました。
こちらの植物の育て方についてもよく見てみよう♪
植物の栽培で知識がなぜ必要か?
そこで更に欲を出した私は、野菜や果物にまで手を広げて躓いてしまいました。たとえば苺の苗を植えてみたところ、実はなったのですが店で売られているもののように赤くならず、更に蟻がたくさん集って齧った痕だらけのものしかできませんでした。
実際に収穫してよく洗って食べてみたものの、全く甘みがなくてがっかりしました。野菜に至ってはもっとひどく、じゃがいもの芽を切ったものを植えてみても収穫してものは丸くならずに紐のような出来でした。
大根も同様で太さを測ってみたら最大の箇所でも1ミリ2ミリ程度のものしか作れませんでした。大人になって知識を持った今なら分かるのですが、いくら水を遣っても肥料を全く使っていなかったので、そういう結果になるのは当たり前のことでした。
初心者でも簡単なサツマイモの栽培とは?
それでも当時の私には分からず、種類をいろいろ変えてみても同じ結果になったのですが、最後にとサツマイモを植えてみたところ、それまでとは全く違う結果になりました。
端的に言うと大成功で、八百屋で売られているサツマイモよりも太い、コロコロしたサツマイモがたくさん収穫できました。その時は近所の友達も呼んで、皆で芋掘りを楽しみました。
こちらのサツマイモの栽培方法も見て下さい♪
何故サツマイモだけこれほど結果が違ったのか子供心にも不思議に思っていたのですが、それが判明したのが高校の日本史の時間でした。江戸時代に深刻な飢饉対策として青木昆陽がサツマイモを広めたと習ったのですが、私の中でストンと理解できました。
大根でもじゃがいもでも駄目、サイマイモだけが肥料なしでも丸々としたものが収穫できるのだと私は体験を通して知っていました。知識は確かに必要です。ですが育て方の知識がなくとも、とりあえず植物の栽培にチャレンジしてみることからも得るものがあるのだと私は思います。
こちらのじゃがいもの育て方もかなり参考になります♪
-
-
フイリゲットウ(Alpinia sanderae)の育て方
ニューギニアが原産や生息地です。フイリゲットウとはフイリとは斑入りという意味ですが、ゲットウという名前がついていてもゲッ...
-
-
クコ(キホウズキ)の育て方
この植物はナス科クコ属の落葉小低木ですが、ナスの仲間ということで、その実からは何となく似ているかなという感じですが、色は...
-
-
グミの仲間の育て方について
グミと言うとお菓子を連想する人は多いものですが、お菓子のグミと言うのは、グミの仲間となるものを原料として、果汁を搾りだし...
-
-
ペトレア・ボルビリスの育て方
ペトレア・ボルビリスは原産地がキューバ・ブラジルといった中南米の常緑蔓性高木です。和名では寡婦蔓(ヤモメカズラ)と呼ばれ...
-
-
カナメモチの育て方
カナメモチの原産は日本や中国などで、国内の生息地は伊豆半島より西側、四国や九州など比較的暖かい地域に分布しています。カナ...
-
-
家庭菜園でサヤのインゲンの育て方
サヤインゲンには、つるあり種とつるなし種があります。つるあり種は、つるが1.5m以上に伸びますし、側枝もよく発生するので...
-
-
ビヨウヤナギの育て方
ビヨウヤナギの生息地は中国ですが、仲間であるヒペリカム・オトギリソウ属には日本原産種もあります。薬草として用いられるオト...
-
-
梅(ハクバイ)の育て方
梅は非常に色が豊富です。濃いピンクがありますがそれ以外には桜のような薄いピンクがあります。白っぽいピンクから真っ白のもの...
-
-
タッカ・シャントリエリの育て方
原産地はインドや東南アジアで、タシロイモ科タシロイモ属の植物です。和名はクロバナタシロイモで漢字では黒花田代芋と書きます...
-
-
オウコチョウ(オオゴチョウ)の育て方
オウコチョウの特徴を記載すると、次のようになります。植物の分類上はマメ科のカエサルピニア属に属します。原産地としては熱帯...




植物の育て方について、十分な知識を持った上で栽培するのがオーソドックスな方法です。この方法だと、失敗が少なくなります。本や書籍などの活字による知識はもちろん、最近ではインターネットで検索すれば様々な植物についての豊富な知識がヒットします。