ハナニラの育て方

ハナニラの育て方

ハナニラは別名セイヨウアマナやアイフェイオンといいます。原産地はアルゼンチンで、生息地は南米メキシコからアルゼンチンの辺りまでです。日本に渡来したのは明治時代中頃のことです。ハナニラという名前がついた由来は非常にニラに似た香りをしているからです。

ハナニラの育て方

ハナニラは少しアルカリ性の土を好みますが、水はけさえ良ければどんな土でもたいていは適応します。鉢植えですと小粒の赤玉土を7、腐葉土を3で混ぜ合わせた土や花や野菜の培養土などを利用するといいでしょう。球根を植える時は鉢植えの場合、直径15cmほどの鉢になら深さ3cmほどで10球ほど植えつけるのがベストです。

花壇や地面に直接植える場合は深さ5cmほどで球根同士を6cmほど間隔をあけた状態で植えます。最初のこの植え方ですと少し寂しいように感じますが、ハナニラはあっという間に球根も増えていきますので毎年だんだん増えていきますからそれほど心配しなくても大丈夫です。

ですから、あまり近い場所で球根を植えてしまうと球根が増えた時に長生きできなくなってしまう可能性があります。一度植えてしまえば数年間はそのまま植えつけておいても問題ありません。ただしハナニラを栽培していて球根が増えすぎてると感じた場合には掘り出して球根を手で分けて他の場所に植え直せばよいです。

球根を分けるのであれば8月下旬頃から9月にかけてがオススメです。庭や花壇に植える場合は植えつけたばかりの頃や極端に乾燥してしまっている場合を除いて特に水やりをしなくても雨だけで育ちます。ですから育て方は本当に難しくはありません。初夏から秋にかけては葉が枯れて休眠期に入りますが、その時期も特に水を与える必要はありません。

鉢植えの場合はそういうわけにはいかず、生育期である秋から初夏にかけては土が乾いていた時にたっぷりと水をあげるようにしましょう。肥料は花が咲く時から休眠期に入る頃まで月に2回ほど液体肥料をあげることできれいな花を咲かせ続けてくれます。

ハナニラを種付けさせることは可能?

ハナニラは一度植えてしまうと数年間はそのままにしておいても元気に育ち、どんどん増えていきます。しかし別の場所にも植えたい時など種付けをしてみたいという場合もあるでしょう。種付け以外の増やし方は地中の中である球根を分けることです。球根を分ける時には傷をつけないように刃物を使わず、手で分けるのが基本です。

球根を傷つけてしまうと育て方をどう頑張っても途中でだめになってしまうことがあるからです。種付けをしたい場合は栽培しているハナニラの花が枯れた後にできる種を採取すればOKです。種が入った房は最初は緑色をしていますが、採種できる頃になると茶色く変化します。それがグッドタイミングになります。

採種したら秋頃にまいて、発芽するまでは土が乾燥しないように気を配ります。たくさん発芽して窮屈そうでしたら植え替えをすることも考えましょう。花が咲き始めるのは種をまいてから3年目ほどです。球根から育てるのとは違って、種から栽培したものは花の色が均一ではなく、個体差が出ますのでそれがまた育て方による見た目の差とも違って面白いのです。

春先になるとアブラムシがつきやすいので早めに駆除してしまいましょう。アブラムシはたくさんの幼虫を生みます。気がついたらあっという間に増えてしまっていますのでこまめにチェックするか薬剤などを使って予防したほうが良いです。

品種はどれだけあるのか

ハナニラにはいくつかの品種があります。特に人気があるのがユニフロルム系のウィズレーブルーという品種で、美しい藤青色の花を咲かせます。とても良い香りがする花です。青色の花を持つロルフ・フィードラーは葉が短めで、花は肉厚で丸みをおびています。

ユニフロルム系と同じく平らな葉をしていますが、11月から12月頃に一足早く開花するのがイフェイオン・パルビフローラです。白い花を咲かせます。細くとがった葉を持ち、鮮やかな黄色の花を咲かせるのは黄花ハナニラです。2月から咲き始めます。優しいピンク色の花を咲かせたいのであればピンクスターという品種があります。

同じく色違いでブルースターやホワイトスターなどもあります。ハナニラという名前ではなく、イフェイオンの名で売られていることが多いかもしれません。ジェシーというブルー系のものもあります。一緒に植えるのであればチューリップやビオラがオススメです。

花びら1枚1枚に小さなスポットが入ってるものもありますので花の模様をよく観察してみるのも良いです。ハナニラは正面から見ても美しい花ですが、花の裏側にも線が入っていて美しいです。正面から見た線の色と裏側から見た線の色は少し違いますのでそれを発見するのも楽しいものです。

ちなみにハナニラの花言葉があり、耐える愛、愛しい人というものがありますが、それとは真逆に別れの悲しみや恨み、卑劣という花言葉もあります。地面に植えたり、鉢植えにするのが主ですが、プランターやバスケットに植えても可愛いです。たくさん花をつければ、バスケットであればまさに花籠のような雰囲気を出せます。

ハナニラの歴史とは

ハナニラは別名セイヨウアマナやアイフェイオンといいます。原産地はアルゼンチンで、生息地は南米メキシコからアルゼンチンの辺りまでです。日本に渡来したのは明治時代中頃のことです。ハナニラという名前がついた由来は非常にニラに似た香りをしているからです。

春先に星型の花を咲かせることから英名ではスプリングスターフラワーといいます。日本国内はもとより世界中でこのハマニラを観賞用に栽培したところ、繁殖力がかなり強く、いつの間にか野生化してあちこちで見かけることができるようになりました。セイヨウアマナという名はチューチップの仲間であるアマナという種類の花に似ていることから名付けられました。

ハナニラは昭和16年に発行された雑誌の表紙にも描かれるほど当時でもなじみがある花だったのです。ニラという名前はついていますが、もちろん食べるものではありませんので絶対に口にしないようにしなくてはいけません。

ただ同じ名前でハナニラでも食べられるものもあります。そちらのハナニラは食用のニラに花がついてしまっているものです。そちらはもちろん食用なので甘みがあり、食材としておいしく利用することができるのです。

ハナニラの特徴とは

一度植えてしまえば特に手入れをしなくても繁殖してあっという間に増えていることが多いです。野生化してしまっているものもたくさんあります。草丈は15cmから20cmほどで3月から4月頃にかけて満開になります。細長い葉を持ち、この葉は地面を横に這うように生えていきます。星型の花は白みがかった青や紫、白などがあります。

球根で育ち、1つの球根から咲く花は1輪だけです。しかし球根同士の幅を狭くとることによって花が咲いた時にじゅうたんのように見えてとても美しいです。葉や茎は傷つけてしまうとニラっぽい香りがプーンと香ってしまうことになるので人の足に踏まれてしまいそうな場所には植えないほうが良いでしょう。

25種ほどあるといわれているハナニラですが、国内で多く栽培されているのはそのうちの一つユニフロラ種というものです。手間がかからないので初心者の方にもとても向いている植物だといえます。

繁殖をあまりさせたくない時はしっかりと剪定するなどしてあまり横に広がっていかないように工夫をしたほうがいいです。花壇だけではなく、もちろん鉢植えにも植えることは可能です。寒さにも強いので越冬させるのもそう難しくありません。

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